□ジオ・マスターチャ&ドラグハリケーン・エナジーのスーパーコンボ!! “マスターハリケーン”
まずは、【ジオマスターチャ】で自分のクリーチャーを全員ドラゴンに。
無双龍聖ジオ・マスターチャ
コスト7(光&自然) パワー8000+ アポロニア・ドラゴン/アース・ドラゴン
■マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。
■バトルゾーンにある自分の、コスト4以上のクリーチャーすべてのパワーは+3000され、種族にアポロニア・ドラゴンとアース・ドラゴンを追加する。
■Wブレイカー
しかる後【ドラグハリケーン・エナジー】!!
ドラグハリケーン・エナジー
コスト4 呪文
■Sトリガー
■ランチャーE:ドラゴン(この呪文を唱える時、バトルゾーンにある自分の、タップされていない、種族にドラゴンとある進化ではないクリーチャーを好きな数タップする)
自分の山札を見る。その中から、この呪文を唱えた時にタップした種族にドラゴンとあるクリーチャー1体につき、同じカード名のクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。
そう。場のクリーチャーが一気に倍ッッ!
【ジオ・マスターチャ】が2体になるから全てのクリーチャーがパワー+6000!!
さらに【チッタ・ペロル】召喚。自分のクリーチャーはほとんど全部“ドラゴン”だから、相手の起きているクリーチャーにアタック可能!!!
まさに地獄絵図。
【ジオ】を【母なる大地】から出すなら実質6マナでコンボ起動。
3マナで【母なる大地】、【ジオマスターチャ】を出し、埋めたクリーチャーと合わせて残った4マナで【ドラグハリケーン】。
どうですかお客さん。このド派手なスーパーコンボ。対戦相手に「なんですかそれ!!」と叫ばせて、みません?
マーズフラッシュデッキ(左) VS マスターハリケーン(右)
http://jp.youtube.com/watch?v=K1dkSt8M0F0
■“マスターハリケーン” |
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クリーチャー 29枚 |
3x チッタ・ペロル |
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4x 青銅の鎧 |
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4x 粛清者アイザク |
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3x 預言者コロン(Sトリガー) |
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4x 雷炎賢者エイジス |
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3x エクスプロージョン・リザード(Sトリガー) |
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4x 口寄せの化身 |
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4x 無双龍聖ジオ・マスターチャ |
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呪文11枚 |
4x フェアリーライフ(Sトリガー) |
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4x 母なる大地(Sトリガー) |
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3x ドラグハリケーン・エナジー(Sトリガー) |
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(動画では《エクスプロージョン・リザード》ではなく、《砲神兵バゴーン(CDP)》を使用しています)
○コンボ説明
主役はもちろんコイツ、【無双龍聖ジオ・マスターチャ】。
なんとコヤツ、自分自身パワーアップするので7マナのパワー11000クリーチャーです。
この時点で何かおかしいパウワァーなのですが、かてて加えて
「4マナ以上の自分のクリーチャーを全員+3000し、ついでにドラゴンにする」
という種族追加+パワーアップ能力まで付いています。
【預言者コロン】も【口寄せの化身】も【アイザク】も、みんなドラゴン&パワー+3000。
なので、【ジオ・マスターチャ】を出した後は、ようしゃなく【ドラグ・ハリケーンエナジー】をぶち撃ちましょう。
“ランチャーEドラゴン”の能力を使うためにタップするのは、召喚酔いは関係ないので、出したばかりの【ジオ・マスターチャ】もデッキからもう1匹出せます。
おいおい、【ジオ】がパワー14000でごわすよ。【預言者コロン】でさえパワー7000?! なんだそりゃ?!
そして【アイザク】がパワー10000の無限ブロッカーときた。
○流れるように完全制圧、絶対服従!!
色々なパターンがありますが、代表的な動きを解説しましょう。
2ターン目【フェアリー・ライフ】から3ターン目【エイジス】を出し、4ターン目、【青銅の鎧】を出して残りマナで【母なる大地】。【青銅】を【口寄せの化身】に。2枚ドロー。
5ターンには普通に【ジオ・マスターチャ】。または運よく2枚目の【母なる大地】が使えたら、【ジオ】を出した上で【チッタ・ペロル】とか。
【チッタ】が出せれば、そのターンの内に相手の起きているクリーチャーを1体破壊。
相手が速攻デッキなどであれば、もしかすると何かトリガー獣が出ているかも?
ならばこの時点で、【チッタ】でなく、【ドラグハリケーンエナジー】を使えば、
【エイジス】2体、【シャーマントーテム】2体、【ジオ・マスターチャ】2体、【コロン】2体
などと言う、意味不明な場になっている事もありえます。
【ドラグハリケーン】で出てきた【口寄せの化身】で、手札もやたらめったら増えています。
上記の場合だと、なんと5枚ドローですよ!(【エイジス】と【ジオ】は各2種族あります)
これらが全部パワー+3000×2。【チッタ・ペロル】が出たら・・・・完全制圧完了です。
自分で出しておいて、ビックリします。「うわっ!キモっっ!!」
○特殊なデッキ構成について
このデッキ、レシピをご覧頂くとわかりますが、4枚積みがとても多い構成になっています。
本来なら2枚で良いカードも、4枚に増やす必要があり、その余波を受けて逆に2枚ほどは欲しいカードをいくつかあきらめています。
なぜ2枚では駄目かというと、【ドラグハリケーン】を使ったのに、デッキに同名カードが残っていない・・という事がありえるからです。
また、本当ならば、【ジオ】【ドラグハリケーン】のコンボのみに集中し、光自然の2色に絞ったほうが安定するのですが、どうしても火文明を入れたほうが派手で愉快な使い方ができたもので・・・・
そう。【チッタ・ペロル】です。
【ジオ】でドラゴンになったクリーチャーたちが、いきなりパワーアップして起きているクリーチャー達を攻撃し始める。これはなかなか予測できない制圧コンボです。
【コロン】や【エクスプロージュン・リザード】達が、いきなりパワーアップして相手のクリーチャーを除去する制圧要員になってくれる。
無駄に置いておくだけのクリーチャーが大活躍。素晴らしい効率の良さです。
【ジオ】を使うなら、ぜひとも仕込んでおきたいコンボですね。
○【地獄スクラッパー(14弾)】を抜いてまでなぜ入る? 2種類のシールドトリガー獣
最初はこのデッキも、【スクラッパー】が入っていました。
確かに、速攻の相手が【スクラッパー】を踏んでくれると、こちらは相当楽になります。
しかし、それで勝てるわけではありません。“除去”は、時間稼ぎにしかならないのです。
通常、時間稼ぎの後、コンボを動かすのがDMのパターンです。
しかしこのデッキ、コンボの中心はあくまでクリーチャー。しかも、「出来るだけクリーチャーの数が多い方が逆転性が上がる!」というもの。
試しに入れてみた【コロン】&【エクスプロージョン・リザード】の強いの何の!!
クリーチャーを出すターンが圧縮されるのみならず、速攻相手に殴り返し、【母なる大地】のタネになってコンボスタートを早めてくれるわ、【口寄せの化身】のドローを増やしてくれるわ。
また、デッキ内のクリーチャーの比率が少ないと、粘って後半に【ドラグハリケーン】を使ったときに、「実はデッキにクリーチャーがほとんどいない」という事にも。いや、なったんです。
どうやらこのデッキでは、1体でも多くのクリーチャーを出すことが正義の様子。よってシールドトリガーは、大変珍しい“トリガー獣”達によって埋められる事になりました。
○各カード解説
■青銅の鎧
序盤のマナ加速。&【母なる大地】要員です。
■口寄せの化身
【雷鳴の守護者ミスト・リエス(CDP)】と違って、出たとき確実に働いてくれるドロー要員。
種族も散らされていますし、このデッキには相性抜群です。マジで気持ち悪いぐらいドローしてくれます。
このデッキも最初は【ミスト・リエス】が入っていました。しかし結果として抜けたのは・・・手札破壊などの【ミスト】を守る手段(相手の除去カードを抜いておくのはシステムクリーチャーを守るセオリー)がまるで無く、なんと言っても「遅い」ためです。
【ドラグハリケーンエナジー】自体が実はドローカードであると考えれば、恒久的なドローはこのデッキには必要なく、「コンボを決めたらそのまま殴って終わらせる」事になるので、【ミスト】は必要ありません。
一見“マナ・ソース・タイプ”のデッキに見えるこのデッキ、実は全然違うタイプなんですね。
■フェアリー・ライフ
【ジオ・マスターチャ】でパワーアップするのが4マナ以上のクリーチャーですから、クリーチャーのほとんどは4マナ以上。
速攻相手に早く出したいブロッカーも、4マナからです。
【フェアリーライフ】の次のターンはちょうど4マナですね。
■母なる大地
4枚必須。このデッキでは【ジオ】だけでなく様々なクリーチャーを出したり引っ込めたりする必要があります。
【口寄せの化身】【ジオ】だけでなく、場合によっては【チッタ・ペロル】がベストな場合もあるでしょう。
■ドラグハリケーン・エナジー
必殺技。
クリーチャーをタップすると相手の殴り返しが怖いのですが、そういう場合には【アイザク】だけは取っておきましょう。
【アイザク】はその場合、パワー10000の無限ブロッカーになっているはず。【火炎流星弾】も並みのドラゴンも怖くありません!
何? 【衝撃のロウバンレイ(20弾)】?
・・・・・・。強いですね。彼。
■チッタ・ペロル
場合によっては【母大】で出すのも間違いではありません。相手を皆殺し!!
■雷炎賢者エイジス
火文明マナの確保であり、4マナ以上のクリーチャーであり、ブロッカーであり、2種族なのでこれ1体で【口寄せの化身】が2枚ドロー。
最高です。
■預言者コロン
相手の連続攻撃を止めてくれるし、速攻デッキのアタッカーと相打ちしてくれます。
(相打ちできる相手は意外と多くて、【ブレイズクロー】【ロウバンレイ】【ブレイブハートドラグーン】などなど)
また、普通に出して、相手の【コッコ・ルピア】や【ミスト・リエス】などの「システム・クリーチャー」をタップして、先に出しておいたクリーチャーで殴りかかって処理したり出来ます。
無論、4マナあるので、【ジオ・マスターチャ】でパワーアップします。
■エクスプロージョン・リザード
実にマイナーなクリーチャーですが、このデッキではやりおります。
エクスプロージョン・リザード
コスト4 パワー1000+ メルト・ウォリアー
■Sトリガー
■パワーアタッカー+4000
殴られて、トリガーで出てきて殴り返し。
タップしているところを殴られると単なるパワー1000ですが、つまりシールドは守れているからОKです。
【砲神兵バゴーン】でも良いのですが、一斉攻撃時に相手シールドを殴れるクリーチャーが少ないのでこちらにしました。
どっちもどっちです。【バゴーン】の方が楽しいかも知れません。焼きソバ的に。
砲神兵バゴーン
コスト4 パワー4000 アーマロイド
■Sトリガー
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
○改造するなら?
普通に地味に動かすなら、【無頼勇者スカイソード(10弾)】の投入はありえるでしょう。
【口寄せの化身】でのドローを2枚稼ぎ、【青銅】からつながるマナ加速となり、シールドを増やして時間稼ぎしてくれます。
しかし今回、デッキの動きとしてのダイナミズムを重視して、トリガー獣を2種類投入したため、抜けました。
もし入れるとしたら、光・自然マナなので、【コロン】を抜く事になります。それはかなりのデメリットでしょう。
ちなみに、【エクスプロージョン・リザード】を抜くと、足りなくなるのは火マナ。その場合【無頼勇騎ウインドアックス(10弾)】が入りますが、速攻デッキに極端に弱くなります。
しかしまわりに速攻デッキがいないなら、【ウインドアックス】の方が良いかもしれません。
また、他にもなかなか魅力的なトリガー獣がありました。
最後まで入りそうだったのが、「あの」実は最大コストのシールドトリガー・カードであるクリーチャー・・・・【雷珠の求道者ラ・バルザ(10弾)】でした。
そうなんですよね。シールドトリガーって実は、「マナを払わずカードが使える」訳ですから、理屈で言えば、「もともとのコストが高いカードほど、トリガーしたとき得をする」はずなんですが、その理屈で言えば一番トリガーして得するカードは、最もコストの高いこの【ラ・バルザ】なんですよねー。(何と8マナ!!)
しかし、【コロン】の汎用性に負けました。まあ、仕方ありません。
今度こそ、この馬鹿カードが入るデッキが出来たと思ったんですが(笑)
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