□スーパーデッキゼロ ヘブン・オブ・ドラゴン改造! 強化大作戦!!
○もともとのデッキレシピ
■スーパーデッキゼロ ヘブン・オブ・ドラゴン |
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クリーチャー 32枚 |
4x チッタ・ペロル |
4x コッコ・ルピア |
4x 紅神龍ガルドス |
2x トット・ピピッチ |
4x アンビシャス・ドラゴン |
4x 紅神龍バルガゲイザー |
2x アルティメット・ドラゴン |
2x フレミング・ジェット・ドラゴン |
3x バルキリー・ドラゴン |
2x インフィニティ・ドラゴン |
1x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン |
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呪文8枚 |
4x デーモン・ハンド(Sトリガー) |
4x 地獄スクラッパー(Sトリガー) |
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言うまでもなくこのデッキ、非常に良く出来ています。
序盤戦は《チッタ・ペロル》《ガルドス》のコンボで守り、《バルガゲイザー》を出してからはドラゴンがわらわら。
入っているドラゴンも、一見首をひねる物が入っていますが、よ〜く考えると非常に納得がいきます。
多くのプレイヤーが真っ先に引っこ抜く《アンビシャス・ドラゴン》は、《コッコ・ルピア》を引かなかった時に、最初に出しておけるドラゴンです。
そればかりでは無く、結構なサイズにまでふくれ上がり、ライバルであるバイオレンス・エンジェルの《タージマル》をもぶち抜いてくれるアタッカーに成長します。実は、やりおります。
《アルティメット・ドラゴン》も同じ。パワー15000ぐらいにはあっという間。
上級者はクリーチャーのパワーを軽視する傾向にありますが、“ゼロ・デュエル”の戦いにおいては、大きさは重要な要素といえるでしょう。
《バルキリー・ドラゴン》は、実はこの構成では厳密にはあまり必要ではないカードなのですが、長らく市場から消え去っており、再録が待ち望まれていたカードでした。
子供たちも喜んでいますから、大変良い収録であったと思います。
さて、そんな「言う事の無い構築デッキ」であるへブン・オブ・ドラゴンですが、皆様漫画やアニメでご存知の通り、スーパーデッキゼロに、10枚だけ新しいカードを入れて改造するルールがあります。
そう。ゼロ・デュエルルールです。
ゼロ・デュエルで勝ち抜くには、どう改造すれば良いのか? 考えてみましょう。
○いつものデッキ構築とはまったく違う! ドラゴンデッキとバイオレンス・エンジェルにさえ勝てば良い!!
ゼロ・デュエルでは、すなわち同系デッキであるドラゴンデッキと、バイオレンス・エンジェルしか敵はいません。
すなわち、除去コントロールデッキや、火単や水単、火水速攻などの敵と戦うことを考えなくても良いのです。
そこに絞って考えると・・・・
○やっぱりコイツが主役だ!! 全てを解決するスーパーカード《超竜バジュラ》!! 改造デッキ“スーパー・ヘブン・オブ・ドラゴン”
■ゼロデュエル用スーパー・ヘブン・オブ・ドラゴン |
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クリーチャー 25枚 |
4x チッタ・ペロル |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
4x コッコ・ルピア |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
3x 紅神龍ガルドス |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
1x アンビシャス・ドラゴン |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
1x 腐敗勇騎ガレック |
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4x 紅神龍バルガゲイザー |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
2x フレイムバーン・ドラゴン |
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2x フレミング・ジェット・ドラゴン |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
2x バルキリー・ドラゴン |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
2x インフィニティ・ドラゴン |
ヘブン・オブ・ドラゴン |
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進化4枚 |
4x 超竜バジュラ |
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呪文11枚 |
1x ドリル・ボウガン | |
1x スケルトン・バイス(殿堂) | |
1x 炎獄スマッシュ | |
4x デーモン・ハンド(Sトリガー) | ヘブン・オブ・ドラゴン |
4x 地獄スクラッパー(Sトリガー) | ヘブン・オブ・ドラゴン |
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主役はもちろん、《超竜バジュラ》。
超竜バジュラ
7マナ パワー13000 アーマード・ドラゴン
■進化−自分のドラゴン1体の上に置く。
■このクリーチャーが攻撃するとき、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選ぶ。相手はそれを持ち主の墓地に置く。
■T・ブレイカー
3ターン目《コッコ・ルピア》、4ターン目何かのドラゴン、5ターン目の《バジュラ》が決まれば、相手のマナは3マナか4マナ。ここからの逆転はとんでもなく難しい!
よく考えたらパワーも13000と目玉の飛び出る数値。
バイオレンス・エンジェルの《シリウス》が12000、最強のアタッカー《アルカディアス》が12500。惜しい! 500足りません!! 《バジュラ》の勝ち!!
バイオレンス・エンジェルが「ならば《聖霊王アルファディオス》だ!」とヤケになっても、10マナ? 《バジュラ》のマナ破壊をなめるんじゃねえぜ!!ってところです。
バイオレンス・エンジェルが改造して、《魂と記憶の盾(11弾)》を投入していても、進化獣である《バジュラ》はくたばりません。
基本カードで怖いのは《アクア・サーファー》ぐらい。それでも致命的ではありません。
もちろん、同系のドラゴンデッキに対しても有効。ズバリ言って、先に出した物勝ちです!!
シンプル・イズ・ベスト。結局コイツが一番強い、ということで、バジュラを生かす形でデッキを組んでみました。だから4枚は必須です。
なお、もし《バルガゲイザー》で《バジュラ》が表になった場合、場にドラゴンがいれば、問題なく進化できます。
なので、たいていは《バルガゲイザー》の横のドラゴンを進化させて、すぐにアタックでマナ破壊&Tブレイク!
ですが、もし場のドラゴンが「アタックして《バジュラ》を表にした《バルガゲイザー》」しかいなかった場合、その《バルガゲイザー》が《バジュラ》に進化することになりますが、すでに「攻撃するとき」タイミングは過ぎてしまっているので、マナ破壊能力は発動しません。次のターンまでガマンしましょう。
○入るカード(合計10枚)
超竜バジュラ
主役。4枚必須。
フレイムバーン・ドラゴン
6マナ パワー5000 アーマード・ドラゴン
■このクリーチャーをバトルゾーンに出したときに、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体、破壊してもよい。
パワー4000以下のクリーチャーを破壊できます。
すなわち、同系戦では相手のファイヤーバードを、エンジェル戦では《タージマル》や《アクアン》《エメラル》《サーファー》を。
なにより、3ターン目《ルピア》、4ターン目で相手の《ルピア》を焼いて、次のターンに《バジュラ》になる、というパターンが美しすぎます。はっきり言って、それで勝ち。
なお、対バイオレンス・エンジェルで、こちらが先攻であった場合、4ターン目に《フレイムバーン》を出した返しのターン、相手に《マリエル》を出される事も多々あります。
なので、相手がバイオレンス・エンジェルであった場合、出来るだけ《フレイムバーン》以外の6コストドラゴンから出していきたいところです。(《バジュラ》に進化させるのは勿体無いですが、《バルガゲイザー》もあり)
ドリル・ボウガン
4マナ 呪文
■バトルゾーンにある相手のクロスギアを1枚選び、持ち主の墓地に置く。その後、選んだクロスギアをクロスしていたクリーチャーのパワーが2000以下なら、
そのクリーチャーも破壊する。
改造版バイオレンス・エンジェルの最終兵器、《予言者マリエル(8弾)》&《ペトリアル・フレーム(15弾)》を粉砕します。
このコンボは、ドラゴンデッキにとって言うまでも無く致命的で、揃われては勝つ手段が完璧になくなってしまいます。
もし、まわりにこの戦術を仕込んでいる人が多いなら、《炎獄スマッシュ》《ガレック》《スケルトン・バイス》等の闇の投入カードを全抜きして、
《フレイムバーン・ドラゴン》1枚
《ドリルボウガン》2枚
を新たに投入すると良いでしょう。
腐敗勇騎ガレック
4マナ(闇&火) パワー2000 ゴースト/ヒューマノイド
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、「ブロッカー」を持つ相手のクリーチャーを1体選んで破壊し、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
手札破壊が出来て、相手のブロッカーを破壊できます。《シリウス》も一撃!
しかしコストが重いし、他にも《シリウス》を何とかできるカードがあるから、1枚で充分。
それに、手札がカツカツのこのデッキでは、「次のターン次に引いたカードをマナにして、手札のこのカードをプレイして・・」という状況が常に発生しますが、そこでタップでマナに置かれるレインボーカードを引いてしまうと、それだけで負けてしまう事もありえます。
なので、「バイオレンス・エンジェルに対抗して《ガレック》を4枚積み!」という人も見かけますが、このデッキでは危険が大きいと思います。
炎獄スマッシュ
4マナ 呪文
■相手の、多色ではないクリーチャーを1体破壊する。
先攻4ターン目に使えるので、相手の《コッコルピア》を仕事する前に破壊できる、アタックしてきた相手の《バジュラ》を軽く除去できる、等の理由により、様々な闇除去カード候補の中から採用。
スケルトン・バイス
闇文明の殿堂入りカード。やはり強烈です。
○抜いたカード(10枚)
《トット・ピピッチ》 2枚抜き
ドラゴンデッキ同士なら、出したほうが負けるカードです。出した返しのターン、相手がスピードアタッカーになって殴ってきます。
また、バイオレンス・エンジェル相手でも、無くても困りません。全力で抜きましょう。
《アンビシャス・ドラゴン》 3枚抜き
バイオレンス・エンジェル相手に突破力にはなるのですが、過信はできません。
また、ドラゴンデッキ相手には、相手のドラゴンを殴っている間が無い事も多く、そもそも《インフィニティ・ドラゴン》が出ていると無意味です。
《紅神龍ガルドス》 1枚抜き
天使デッキとドラゴンデッキの戦いでは、それほど使いません。
しかし、《コッコ・ルピア》のいる状況での《バジュラ》の進化元として、ものすごく軽いのが場合によって強烈。7マナで出ます。
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》 1枚抜き
非常に残念ですが、抜けます。「これが無くても勝てる」からです。
《ボルメテウス》は、「《ボルメテウス》でしか殴らない」からこそ強いカード。
自然入り超速攻型デッキに《呪紋の化身(7弾)》が入らない(入っても非効率的)のと同じ理由。
《バルキリー・ドラゴン》 1枚抜き
基本的には《バルガゲイザー》でドラゴンがわらわら出てきますので、それほど必要ではないのですが、このデッキにはフィニッシャー《超竜バジュラ》が入りましたので、事故った時に持ってくる保険に使えます。
○入るかどうか検討されたカード
デス・チェイサー
5マナ 呪文
■S・トリガー
■相手のタップされていないクリーチャーを1体破壊する。
シールドトリガーで、相手のタップされていないクリーチャーを破壊できる呪文。
普通に手札から使っても強力。
このトリガーのおかげで守りが少し強くなるし、相手の切札クリーチャーを撃破できます。
しかし、同系戦において、先攻の場合は相手の《コッコ・ルピア》破壊に間に合う点、相手の殴っている《バジュラ》を破壊できる点を考えれば、《炎獄スマッシュ》に席を譲りました。
とは言え、「闇が7枚しか入っていないデッキで、闇マナをマナゾーンに置けるとは限らない」と考えると、トリガーで勝手に発動する《デスチェイサー》の方が正しいとも言えます。さあ、堂々巡りだ。
黒神龍ジャグラヴィーン(12弾)
6マナ パワー6000 ドラゴン・ゾンビ
■ブロッカー
■このクリーチャーがブロックした時、バトルの後でこのクリーチャーを破壊する。
■W・ブレイカー
それほど強くありませんが、ブロッカーが少しでもあるだけで、ずいぶん戦いやすくなります。
《インフィニティ・ドラゴン》がいると、ほぼ死なない無敵のブロッカーになりますしね。
ですが、実際に入れるかどうかは意見が分かれるところです。「あって良かった」と思えるシーンが多少限定されてしまうのが難点。メタ次第でしょうか。
イモータル・ブレード(16弾)
4マナ クロスギア
■クロスギア
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを1体、自分の墓地から自分の手札に戻してもよい。
■このカードがどのクリーチャーにもクロスされていない時、バトルゾーンにあるクリーチャーはすべて「スレイヤー」を得る。
どんなクリーチャーでも《バジュラ》や《シリウス》を倒せるようになりますし、いったん場が有利になればクリーチャー回収能力で相手に逆転のチャンスを与えません。
が、《マリエル》相手には役に立たないので、その意味《炎獄スマッシュ》を優先しました。
◆その他
《ビトレイヤル・ドラグーン(14弾)》
《バキューム・ジェル(7弾)》
《マインド・リセット(17弾)》
などなど。
バイオレンス・エンジェルに対して有効かもしれませんが、同系に全く役に立ちません。残念。
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