デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2011.12.12. |
→カードキングダムHPトップ
→デュエルマスターズ研究所(デッキ集)
→前回の記事(1年たったからついに公開! 36弾版・秘密デッキエックス“地獄わーるど”)
→デュエルマスターズ通信販売
□デッキ破壊の恐怖! “一撃必殺 ヴォルスラッシュ!”
(2001年12月13日一部修正しました)
うっす。池っち店長だ。今回のデッキは以前先行紹介したものを正式公開!
相手のデッキを削り、デッキアウトで勝利する、という戦術を「デッキ破壊」と言う。(相手がデッキが0枚になった時点で勝利だぞ!)
こういう戦術は普通、守りを固めて相手の動きを止め、《ブラッディクロス》などでじわじわと相手のデッキを破壊していくものだが・・・!
今回のデッキ破壊は豪快だ!! なんと! 一撃で、相手のデッキを粉砕する!
このコンボが動き始めたら、相手に止める手段は一切ない!
なにしろデッキ破壊だ。ニンジャストライクもシールドトリガーもブロッカー軍団も何もかも関係ない! そういう意味では、まさに“必殺”技だ!!
デュエマ新時代を切り開く、全く新しい脅威の戦術を・・・君に、伝えよう。
最新の切り札はこれだ!
ヴォルグ・サンダー(雷獣ヴォルグ・ティーガー)
6コスト サイキック デーモン・コマンド/ハンター 7000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーを一人選ぶ。
そのプレイヤーは、自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。
■W・ブレイカー
場に出た時、相手のデッキを、クリーチャーが2枚出るまで破壊して、全てを墓地に送る。
普通に出すと、相手のデッキが2〜5枚ぐらい削れるだけのカードだ。
呪文が中心のデッキだと、7・8枚は行けるかも知れない。
でも、このぐらいなら、たいしたデッキ破壊じゃない。
しかし・・・《ヴォルグ・サンダー 》が一度に数体、とんでもない数召喚されたなら、どうなるだろう?!
一撃必殺 ヴォルスラッシュ! |
|
クリーチャー 17枚 |
4x 黙示賢者ソルハバキ |
|
1x 天真妖精オチャッピィ 【Sバック】 |
|
1x 蒼狼の始祖アマテラス 【殿堂】 |
|
3x サイバー・N・ワールド |
|
2x 魔龍バベルギヌス |
|
2x ボルバルザーク・エクス | |
4x 復活の祈祷師ザビ・ミラ |
|
|
進化2枚 |
1x エンペラー・キリコ 【殿堂】 |
|
1x 悪魔神王バルカディアス | |
| 呪文21枚 | 4x フェアリー・ライフ 【Sトリガー】 | |
2x 鼓動する石版 |
|
4x エナジー・ライト |
|
1x 母なる紋章 【殿堂】 |
|
3x 神秘の宝箱 |
|
2x 母なる星域 |
|
1x ダイヤモンド・ソード |
|
1x デビル・ドレーン |
|
2x DNA・スパーク 【Sトリガー】 |
|
1x スーパー炎獄スクラッパー 【Sトリガー】 | |
| | 超次元 | 2x サンダー・ティーガー(雷獣ヴォルグ・ティーガー) | |
2x 時空の霊魔シュヴァル →霊魔の覚醒者シューヴェルト | |
4x ヴォルグ・サンダー(雷獣ヴォルグ・ティーガー) | |
(このデッキは2011年12月上旬までのカードと2011年7月23日時点の殿堂ルールにより作られています。 動画のレシピとは異なります)
では、コンボを説明しよう。
◯まず、《神秘の宝箱》などを使い、マナゾーンに《エンペラー・キリコ》を置く。
エンペラー・キリコ
8コスト サイバーロード/オリジン 13000
■進化−自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて、好きな順番で自分の山札の一番下に置く。
その後、山札の上から、進化ではないクリーチャーが3体出るまでカードを表向きにする。
その3体をバトルゾーンに出し、山札をシャッフルする。
■T・ブレイカー
◯《母なる星域》や《母なる紋章》を使い、《キリコ》を出す。
《紋章》《星域》は、《アマテラス》で持って来たり、《ソルハバキ》でマナから回収できるので、コンボスタートは簡単だ。
◯《キリコ》でデッキからクリーチャーが3体出てくる。
このデッキには、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》が4体入っている。おそらくは出てくるだろう。
運悪く《ザビ・ミラ》が出なくても、《魔龍バベルギヌス》で《アマテラス》を破壊してその《アマテラス》をもう一度出せば、デッキ内の《紋章》《星域》で《キリコ》を再召喚できるので、まだまだチャンスがある(《ソルハバキ》などの進化元があれば再召喚可能)。
とりあえず、《ザビ・ミラ》と、《バベルギヌス》と、なにか1体のクリーチャーが出たとしよう。
復活の祈祷師ザビ・ミラ
8コスト デーモン・コマンド/エイリアン 9000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。
こうして破壊したクリーチャー1体につき、コスト6以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
■W・ブレイカー
魔龍バベルギヌス
7コスト ドラゴン・ゾンビ/グランド・デビル 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。 そのプレイヤーのクリーチャーを1体破壊してもよい。 そうした場合、そのプレイヤーの墓地から《魔龍バベルギヌス》以外の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。
◯まず、《バベルギヌス》の効果を使い、《ザビ・ミラ》を破壊して、破壊した《ザビ・ミラ》を再度出す。
今後、最初に《キリコ》の効果で出ていた《ザビ・ミラ》を《ザビ・ミラA》、《バベルギヌス》で再度出てきた方を《ザビ・ミラB》とする。同じカードなんだけど、それぞれの効果の順番が違うのが重要なので、覚えておいてもらいたい。
◯続いて、「保留」していた(使わずにワザと置いておいた)《ザビ・ミラA》の効果を発動する。
場に出ている、《キリコ》、《バベルギヌス》、もう1体のクリーチャーと、そして《ザビ・ミラB》を破壊する。
《ザビ・ミラB》は、《A》が出たときには存在していなかったが、《A》の効果を発動する時に《B》はいるので、《A》で破壊する事ができる。
まるでタイム・パラドックスだが、ルール上可能だ。
◯4体のクリーチャーを破壊したので、超次元クリーチャー・・・《ヴォルグ・サンダー》を4体召喚することが出来る。
◯《ヴォルグ・サンダー》が4体出たので、相手のデッキを「クリーチャーが8枚出るまで破壊」する。
◯その後、「保留」していた《ザビ・ミラB》の効果を発動する。
場に出ている《ヴォルグ・サンダー》4体を破壊して(超次元ゾーンに戻して)、再び《ヴォルグ・サンダー》4体召喚する。
再び、クリーチャーが8体出るまでデッキ破壊!
すなわち、合計して「クリーチャーが16枚出るまでデッキ破壊」という効果が発動しているのだ!
これで相手のデッキが残っていることは・・・ほぼ無いと言えるだろう。
最初の《キリコ》の効果で、《バベルギヌス》や《ザビ・ミラ》がもう1体出たりしていれば、さらに《ヴォルグ・サンダー》を出しまくることが出来る。
事実上、必殺のデッキ破壊だ。
◆各カード解説
エンペラー・キリコ
8コスト サイバーロード/オリジン 13000
■進化−自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーをすべて、好きな順番で自分の山札の一番下に置く。
その後、山札の上から、進化ではないクリーチャーが3体出るまでカードを表向きにする。
その3体をバトルゾーンに出し、山札をシャッフルする。
■T・ブレイカー
このデッキの中心となるカードだ。
今回、出せばシールドを壊すまでなくゲームを終らせるカードに変貌したぞ。
悪魔神王バルカディアス
10コスト(光&闇) エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500 H・ソウル E・ソウル
■進化−自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、他のクリーチャーを全て破壊する。
■相手は呪文を唱えることが出来ない。
■T・ブレイカー
通称、作戦プランB。《キリコ》がシールドに入ってしまったときなどなど、通常の手段ではうまく勝てなさそうな時の別の勝ち筋だ。
《母なる》でマナゾーンから出せるので、想像以上に簡単に召喚できる。
神秘の宝箱
3コスト 呪文
■自分の山札を見る。
その中から自然以外のカードを1枚選び、自分のマナゾーンに置いてもよい。
その後、山札をシャッフルする。
《エンペラー・キリコ》は殿堂入りのため1枚しか使えないが、それをマナゾーンに持って来れる。
基本的に《母なる星域》と《母なる紋章》で《キリコ》を出すことになるので、マナにあったほうが召喚しやすいだろう。
もし、シールドに《キリコ》が入っていたなら、《バルカディアス》をマナに置こう。作戦プランBである。
母なる紋章
3コスト 呪文
■文明をひとつ選ぶ。
バトルゾーンにある自分の、選んだ文明のクリーチャーを1体、マナゾーンに置いてもよい。
そうした場合、その文明と、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャー1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。
母なる星域
3コスト 呪文
■バトルゾーンにある自分の、進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。
そうした場合、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。
《キリコ》と《バルカディアス》の召喚がとても楽になるカード。
序盤はマナゾーンに埋めておいて《ソルハバキ》から回収して使うのがスマートだ。
エナジー・ライト
3コスト 呪文
■カードを2枚引く。
これを唱えたことで《フェアリー・ライフ》などの2コスト呪文を引く可能性がある。
なので、5マナ以上ある場合に唱えるときは、自然のマナは残しておこう。
蒼狼の始祖アマテラス
6コスト ナイト/サムライ/オリジン 5000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次のうちいずれかひとつを選んでもよい。
●自分の山札を見る。その中からコストが4以下の呪文を1枚選び、山札をシャッフルしてからその呪文をコストを支払わずに唱える。
●自分の山札を見る。その中からコストが4以下のクロスギアを1枚選び、山札をシャッフルしてからそのクロスギアをコストを支払わずにジェネレートする。
《DNA・スパーク》&《スーパー炎獄スクラッパー》以外の、デッキに入っている呪文を全て唱えることができる。
7マナ以上たまっている時に、マナゾーンに《キリコ》がいて、自分の場にクリーチャーが1体でもいれば、《アマテラス》から《母なる星域》または《母なる紋章》を唱えることで、《アマテラス》自体を進化元として、《キリコ》を召喚できる。
サイバー・N・ワールド
6コスト サイバーロード 6000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の手札と墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
その後、それぞれ、5枚カードを引く。
■W・ブレイカー
種族がサイバー・コマンドなので《キリコ》の進化元になる。
しかも手札補充までしてくれるナイスカード。
『デッキ破壊なのに、このカードで相手のデッキが増えてしまうのでは?』と思うかも知れないが、こちらから相手のカードを破壊するカードはほとんど入っていないため、このカードの効果で、相手の墓地からクリーチャーがデッキに戻ることは少ない。
また、ぶっちゃけ、コンボが発動すれば、《サイバー・N・ワールド》で回復した分など簡単に削りきってしまう。
そんな小さなデメリットより、自分の手札が揃って、コンボが早く発動するメリットの方が大きい。このデッキには必須カードだ。
黙示賢者ソルハバキ
2コスト ライトブリンガー/グラディエーター/オリジン 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
そうした場合、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンに置く。
小回りが利くナイスカード。
マナ加速でマナに行ってしまったカードを回収できるので、これがあればマナゾーンが手札のように扱える。
つまり、《神秘の宝箱》との相性がよく、9マナあれば《神秘の宝箱》でマナに置いておいた《キリコ》を回収して、そのまま自身が《キリコ》に進化!なんてことも可能だ。(ま、できれば《キリコ》は《母なる》で出したいのではあるが)
ダイヤモンド・ソード
3コスト 呪文
■このターン、自分のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃することができない効果はすべて無効になる。
(召喚酔いや、「このクリーチャーは攻撃することができない」または「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない」などの効果が無効になる。
ただし、この効果によってクリーチャーを攻撃することは可能にならない)
プランA(デッキ破壊)やプランB(《バルカディアス》)がうまくいかなかった時のためのプランC。
《キリコ》や《バルカディアス》がTブレイカー、《ザビ・ミラ》《ヴォルグ・サンダー》《N・ワールド》《ボルバルザーク》がWブレイカーと、このデッキのカードは打点も高い。
相手が油断しているところに一気に殴り倒そう。
◆改造するなら?
このデッキは、コンボデッキ特有の微妙なバランスに成り立っている上、コンボに必要なパーツだらけで構成されている。
なので、まずコンボに慣れるまでは改造しないで、このまま使って頂きたい。
改造はコンボを使いこなせてからにしよう
作るのが大変なデッキだが・・・非常に強力、かつ、対戦相手がビビリまくる事うけ合いのデッキだぞ!
〒770-0813
徳島県徳島市中常三島1丁目3番地1号2F
カードキングダム 徳島
Tel(Fax):088-656-3823
e-mail:fb-toku@stannet.ne.jp
|
|