デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2011.12.9. |
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□1年たったからついに公開! 36弾版・秘密デッキエックス“地獄わーるど”
ういっす。池っち店長です。
今からご紹介するコンボデッキ、「地獄わーるど」は、約1年前、36弾発売時に、カードキングダムでの購入者特典記事として付けさせて頂いたものです。
これは毎弾ごとに行なっている、カードキングダム独自のサービスでして、その名も「エックスデッキ」と言います。
今回の“地獄わーるど”は、エックスナンバー24となり、毎回、「対戦相手が必ずビビる、アホみたいな面白コンボデッキ」として開発するよう、心がけております。
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最低、1年間は、「買って下さったお客さま」と「ガンスリンガーイベント」以外には非公開!というルールでして、今見ると多少古いデッキに見えるのは否めませんが、当時は十分に面白デッキとして通用した物です。(事によったら、今も知らない人はビビるでしょう)
1年間の非公開時期を経て、今、記事にてレシピを公開するものであります。
◆ご注意
「強いデッキ」ではありません。また、「使いやすいデッキ」でもありません。
しかし、コンボが決まったら超クールな動きです。そいつは保証します!
また、今回ご紹介するに辺り、当時のレシビから、多少の修正を加えました。ご了承下さい。
ここから先は、1年以上前(2010年初夏)に書かれた文章です。意識を1年前(2010年初夏)に戻してお読みください。
では・・・
◆“ザ・地獄わーるど”コンボ解説
えー、お立会い。今回のコンボの中心、36弾カードはコイツであります。
黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド
7コスト ドラゴン・ゾンビ 7000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。
その中から3枚選び、残りをすべて墓地に置き、その後、選んだ3枚を好きな順序で山札に戻す。
■W・ブレイカー
「池っち店長め。やっぱりこのカードで来たな?!」とお思いでしょう?! ええ。やはりコイツです。
今回も面白いカードがたくさん収録されてますが、コイツが一番、怪しい(笑)
とは言え、実に様々なコンボが考えられるカードです。色々なパターンを考えましたが・・・その中でも、ちょっと斜め上で、成功確率もある程度のものを選んだつもりです。
さて、序盤はすっとばして、コンボ起動時の解説をしましょう。
まず、《殲滅の英雄ハンニバルΖ》を出します。
殲滅の英雄ハンニバルZ(ゼータ)
7コスト デーモン・コマンド 7000
■地獄返霊4(このクリーチャーが攻撃する時、またはその〆能力を使った時、自分の墓地からカードを4枚、好きな順序で山札の1番下に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーの▼能力を使う)
▼相手のクリーチャーを1体破壊する。
■W・ブレイカー
次のターン、《エンド・オブ・ザ・ワールド》を召喚します。
デッキの最後3枚のカードを「選べる」ので、上から、
《サイバー・G・ホーガン》
→《魔龍バベルギヌス》
→《魔龍バベルギヌス》
の順に置きます。
そしてこのターンに《ハンニバルΖ》でアタック。地獄返霊を3・4回使用します。
(地獄返霊は、対象となる相手クリーチャーがいなくても連打できます)
このとき、墓地からデッキの下に戻すカードを選べるので、デッキの《バベルギヌス》の下にさらに →《ハンニバル》 →《ハンニバル》 →《バベルギヌス》 →《バベルギヌス》 →《キリュージルヴェス》 →《解体人形ジェニー》 →《解体人形ジェニー》 →《蒼狼の始祖アマテラス》 の順にデッキに戻します。
(ここで書かれた例の通りでなくてもコンボは動きます)
上記の通り、地獄返霊は連打できるので、さらに8枚ぐらい、クリーチャー以外のカードをデッキの底に沈めておきましょう。
続いてのターン、デッキトップの《サイバー・G・ホーガン》をプレイします。
サイバー・G・ホーガン
8コスト サイバー・コマンド 8000
■W・ブレイカー
■激流連鎖(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で山札の一番上に戻す。)
《バベルギヌス》2体が出てきますね? なので、《バベルギヌス》で墓地の《サイバー・G・ホーガン》を場に出すという行動を2回行ないましょう。
(《Gホーガン》が墓地に無ければ、今出した《ホーガン》を破壊して出せばOKです。《Gホーガン》が1体しかいなくても、2回行って、効果をあとから順に2回使えば4体出せます)
魔龍バベルギヌス
7コスト ドラゴン・ゾンビ/グランド・デビル 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。 そのプレイヤーのクリーチャーを1体破壊してもよい。 そうした場合、そのプレイヤーの墓地から《魔龍バベルギヌス》以外の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。
ホーガンが2回出たので4枚デッキをめくります。上記の例の積み込み方ですと、《ハンニバル》《ハンニバル》《バベルギヌス》《バベルギヌス》と出てくるはずです。
また《バベルギヌス》で2回《Gホーガン》を出します。さらに4回デッキトップをめくります。
出てくるのは、《キリュー・ジルヴェス》《解体人形ジェニー》《解体人形ジェニー》《蒼狼の始祖アマテラス》の4体。
《キリュー》の効果は、「このクリーチャーが場に出たとき」ですが、効果解決の順番はプレイヤーが選べるので、全てのクリーチャーが出た後に効果解決すれば、あとから出たクリーチャーもスピードアタッカーになります。
もっとも、出てくる順番は重要ではありません。実際はともかく、場に出る順番も効果の発動も、すべて自由にプレイヤーが選べるのですから。
まとめると、最高のパターンであれば、このターンだけで・・・
《Gホーガン》3体
《ハンニバルΖ》2体
《バベルギヌス》2体
《キリュー・ジルヴェス》1体
《ジェニー》2体
《アマテラス》1体
の、合計11体のクリーチャーが場に出ます。
そして彼らは、《キリュー・ジルヴェス》の効果でスピードアタッカーに。
全員でアタック。邪魔者は地獄返霊。ゲームエンドです。
地獄わーるど2011 |
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クリーチャー 26枚 |
4x 霞み妖精ジャスミン |
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3x 解体人形ジェニー |
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2x 凱亜の咆哮キリュー・ジルヴェス | |
1x 蒼狼の始祖アマテラス 【殿堂】 |
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2x アクア・サーファー 【Sトリガー】 |
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4x 殲滅の英雄ハンニバルΖ(ゼータ) |
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3x 黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド |
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4x 魔龍バベルギヌス |
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3x サイバー・G・ホーガン |
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| 呪文14枚 | 4x フェアリー・ライフ 【Sトリガー】 | |
4x エナジー・ライト |
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2x ブレイン・チャージャー |
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2x カラフル・ダンス |
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2x ロスト・ソウル |
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(このデッキは2011年12月上旬までのカードと2011年7月23日時点の殿堂ルールにより作られています。)
◆序盤の動き
7マナになったらすぐに《殲滅の英雄ハンニバルΖ》を召喚したいので、そこまでの動きを。
《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》でマナ加速スタートします。
3ターン目は《解体人形ジェニー》または《ブレイン・チャージャー》。
4ターン目に《エナジーライト》から、更に2マナのマナ加速が使えれば、次のターンには7マナに達し、《ハンニバル》を召喚できます。
何にしろ、守りのほとんど無いデッキなので、最速で《ハンニバル》を出さないと自分が生き残れません。
加えて、《ハンニバル》を破壊されると目も当てられないので、先に《ジェニー》を出して破壊系カードを抜いておくことは重要です。
手札に《ロスト・ソウル》が来ていたら、それを優先するのもアリでしょう。
首尾よく《ハンニバル》を出せたら、次のターンは《エンド・オブ・ザ・ワールド》。そして、コンボスタートです!
◆コンボスタート!
最初のコンボの解説では、墓地の条件が完璧なパターンで説明いたしました。
ですが実際には、欲しいカードがシールドに埋まっていたり、《フェアリー・ライフ》などでマナゾーンに埋まってしまったりします。
しかし、要は《Gホーガン》から1体でも《バベルギヌス》を出せば、4体以上は場に出せるのですから、《ハンニバル》→《エンド・オブ・ザ・ワールド》のコンボさえ成功すれば、あとはほぼ確実に成功すると言えるでしょう。
つまり《エンド・オブ・ザ・ワールド》でデッキを見たとき、墓地と合わせた全てのカードの中に《Gホーガン》1枚と《バベルギヌス》が1枚でもあれば、デッキに残す3枚を《Gホーガン》《バベルギヌス》《何か》にして、地獄返霊で《何か》2枚を挿し込めば、クリーチャーは出まくるわけです。
もちろん、《キリュー・ジルヴェス》があれば全員スピード・アタッカーで、このターンのうちにゲームエンドですが、《キリュー》が無くても、おそらくは次のターンに決着がつくでしょう。
コンボで《アクア・サーファー》が出てくるようにして、相手のクリーチャーを戻しておけば、その分の時間は稼げるはずです。
◆コンボのコツをいくつか
○《ハンニバル》の次のターン、《エンド・オブ・ザ・ワールド》を召喚したいところですが、このカードをずっと手札に持っておくのも、手札破壊などを考えると難しいところです。
なので、序盤に引いた《エンド・オブ・ザ・ワールド》はマナに置き、《カラフル・ダンス》で墓地に落としておきましょう。
こうしておけば、同じ7コストの《バベルギヌス》が、実質、《エンド・オブ・ザ・ワールド》になってくれます。
(《バベルギヌス》を手札からプレイして、墓地の《エンド・オブ・ザ・ワールド》にチェンジする)
○マナゾーンに大量のコンボパーツが・・・例えば《キリュー・ジルヴェス》が墓地に無く、マナゾーンに置かれているよ?!という時。
コンボが開始したとき、《アマテラス》の効果をうまく使いましょう。(文章だとすごくややこしいテクニックなので、集中して・・・!)
地獄返霊したときに、《アマテラス》と《カラフル・ダンス》、そして5枚以上の余分なカード(カラフル・ダンスで落ちる分)をデッキに戻します。
コンボのループを動かしながら、わざと《バベルギヌス》の効果を1回使わずに置いておいて(効果は後回しで、好きな順で解決できます)、《アマテラス》を《Gホーガン》で出します。
ループ終了後、《アマテラス》の効果でデッキ内の《カラフル・ダンス》を使い、マナゾーンにカードを5枚置きます。そして、マナゾーンにあった《キリュー・ジルヴェス》を墓地に送ります。
最後に、残しておいた《バベルギヌス》の効果を使い、墓地に置いた《キリュー・ジルヴェス》を場に出します!
◆各カード解説
カラフル・ダンス
4コスト 呪文
■自分の山札の上から5枚を、自分のマナゾーンに置く。
その後、自分のマナゾーンのカードを5枚、墓地に置く。
基本的には、使わなくてもデッキは動きますし、むしろ使うと無駄なターンが出来かねないので、使わずに済ませたいカードです。
しかし、マナゾーンにコンポパーツが落ちまくってしまった場合、このカードを使わざるをえません。保険カードとして必要です。
サイバー・G・ホーガン
8コスト サイバー・コマンド 8000
■W・ブレイカー
■激流連鎖(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚を見る。その中から、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で山札の一番上に戻す。)
実は《エンド・オブ・ザ・ワールド》による積み込みが成立していなくても、何も考えず召喚し、博打でカードを2枚めくるだけでも、けっこう凄いことになったりします。
実際、《エンド・オブ・ザ・ワールド》を出せば、デッキトップに次の《サイバー・G・ホガン》を持ってこれるのですから、1枚を手札に持っておく必要はありません。とりあえず召喚してしまって良いでしょう。
解体人形ジェニー
4コスト デスパペット 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見てその中から1枚選び、捨てさせる。
コンボデッキは、そのコンボを邪魔されないようにするために、相手の手札からコンボを阻害するカードを抜いておかなければなりません。
また、コンボが決まって一斉攻撃するときにも、相手の手札から“ニンジャ・ストライク”を引き抜いておく必要があります。
鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス 5コスト(闇&火&自然) ロスト・クルセイダー 1000 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を得る。 そのターン中、それらのクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。
場合によっては普通に召喚し、攻撃してきている相手にスレイヤーでアタックする、という選択肢があります。ついうっかり忘れがちなので、お気をつけて。
◆最後に
・・・・さて、1年前(2010年初夏)に作ったエックスデッキ、“地獄わーるど”でした!
今回の42弾にも、もちろん、エックスデッキをお付けいたします。
またまた面白いコンボデッキを作るつもりです!
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