デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2012.12.12.

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□「大決戦オールスター12」大紹介! ワイルド・ベジーズ編 《味頭領 ドン・グリル》デッキ

 
 いよいよ今週末は最新弾「ゴールデン・ドラゴン」の発売!





 カードキングダムでお買い上げのお客様に、限定公開エックスデッキ動画へのアドレスをプレゼントさせていただきます!
(限定エックスデッキ動画は2012年12月22日頃から公開開始の予定です。
 15日から22日までの動画公開以前に店頭でお買い上げのお客さまへは動画アドレス引換券をお渡しします。22日以降に店頭まで交換にお越し下さい。
 限定動画は2013年1月31日まで公開の予定です。
 通信販売では2BOX、店頭では1BOXからお付けします。
 「約半年以降」「ガンスリンガーイベント」「殿堂などルール改定によって使用不可となった場合」などに一般公開の可能性がございます)





 また同時に、日本各地のカードキングダムではカードキングダムカップも開催!

 



 詳しくはこちら→『今年の冬は大会で盛り上がろう! 「デッキ」の頂 カードキングダムカップ開催!』


 今週末は以下の店で開催されるぞ!

 15日(土) 那覇店

 16日(日) 奈良ビブレ店

 16日(日) 米子店







「絶賛発売中の『大決戦オールスター12』! デッキが組みやすいので便利なパックですね!」


 動画はこちら↓
 
 デュエルマスターズ・大決戦オールスター12エルキュール・ゲートデッキ


 今までの「大決戦オールスター12」
  →「オラオラ!ラオウの光デーモンパック」紹介
  →「才場のカラクリサイバーロード」紹介



「うむ、なので今回は『小岩井の増殖ワイルド・ベジーズパック』を使ったデッキを紹介しよう!
 DMR06のベリーレアを中心に、『小岩井の〜』で脇を固めたデッキだぞ」


  

味頭領 ドン・グリル
 5コスト ワイルド・ベジーズ 9000
■進化−自分のワイルド・ベジーズ1体の上に置く。
■G・ゼロ−バトルゾーンに自分のワイルド・ベジーズが4体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー



「今回のキーカード、デュエルマスターズ地下料理会のボス、ドン・ベアラーさんだ。
 人の脳から奪った料理の知識で戦うぞ!」



「…そんな設定は無いですよ」



「ワイルドベジーズってのはグルメ界からやってきたクリーチャー。
 ドン・ベアラ―さんの捕獲レベルは9000、こいつはヤバイな!」



「それはただのパワーです! このマンガ脳め!!」



「しかたないので本題に戻ろう。
 《ドン・グリル》さんはグラビティゼロ、つまり0コストで召喚できる進化獣だ。
 なので、4枚のワイルドベジーズを並べたとたん、それを進化元に0コスト召喚!
 進化獣なのでもちろん召喚酔い無し!
 いきなりWブレイカーがカッ飛んでいくぞ!」



「0コストだから手札に4枚あったとしても1ターンで全部出せてしまえる展開力が魅力ですね。
 それではデッキレシピを」



◆「小岩井の増殖ワイルド・ベジーズパック」デッキ
クリーチャー
 4x 霞み妖精ジャスミン
R01など (DMD03
 4x ジオ・ナスオ
 4x クリクリ・イガラーズ
 3x 剛勇妖精ピーチ・プリンセス
DMX11など (27弾
 2x カブラ・カターブラ 【Sトリガー】
 4x グレイト・カクタス
DMX11など (19弾
 4x バロン・ゴーヤマ
DMX11など (27弾
 2x ロイヤル・ドリアン 【Sトリガー】
DMX11など (11弾
 2x ブルーザー・クヌーギ
進化
 4x 味頭領 ドン・グリル 【Gゼロ】
マナ進化GV
 2x 味頭領 ドン・ドリアン
呪文
 2x 父なる大地 【Sトリガー】
DMX09など (DMX04
 3x 千切秘伝ワイルド・ベジタブル 【アタックチャンス】
このデッキは2012年12月上旬時点のルールとカードで作られています



「このデッキの最終ゴールはワイルドベジーズ4体からの《ドン・グリル》大量展開!
 そのために、まずはマナを増やそう」



「基本はシンプルに《霞み妖精ジャスミン》ですか」


  


「ちょっと手間がかかるが、墓地へ送られた《ジャスミン》自身や《ジオ・ナスオ》で墓地を増やしてから、《クリクリ・イガラーズ》の1つ目の能力でマナを増やすのも良い」


   


ジオ・ナスオ
 2コスト ワイルド・ベジーズ/エイリアン 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
 その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。



クリクリ・イガラーズ
 2コスト ワイルド・ベジーズ/アンノイズ 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
 →クリーチャーを1体、自分の墓地からマナゾーンにタップして置く。
 →クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。






「マナを増やしたらG・ゼロの条件を満たすためにワイルド・ベジーズの数を増やそう。
 たとえば、さっきの《クリクリ・イガラーズ》なんかは、マナを増やしつつベジーズの数を増やせているので二重に便利だ」



「なるほど、自然は水のようなシンプルなドローカードはありませんから、クリーチャーの能力で数を増やさねばなりませんからね」



「数を増やす上で、ワイルド・ベジーズにはピッタリのカードがある」


  

バロン・ゴーヤマ
 5コスト ワイルド・ベジーズ 5000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。
 その中からカードを1枚選んで自分のマナゾーンに置いてもよい。
 そうした場合、カードを1枚自分のマナゾーンから墓地に置き、
 《バロン・ゴーヤマ》以外の進化ではないワイルド・ベジーズを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。
 その後、山札をシャッフルする。



「えぇっと、つまり…? 何かややっこしいカードですね」



「ものすっっっっごく簡単に言っちゃうと、自分のマナを1枚破壊する代わりにワイルドベジーズ1枚をデッキから喚び出せてしまうカードだ。
 正確に解説した場合、もっといろんな仕事をさせることができるのだが、それはある程度デッキに慣れてからの方がいいだろう」



「で、ゴーヤ男爵からどのワイルドベジーズを出せば良いんですか?」



「いろんなパターンがあるが、基本は《グレイト・カクタス》」


  

グレイト・カクタス
 4コスト ワイルド・ベジーズ 2000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。
 その中からワイルド・ベジーズを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。
 その後、山札をシャッフルする。



「《バロン・ゴーヤマ》出す、《グレイト・カクタス》出てくる。
 《カクタス》で手札に《ゴーヤマ》2枚目を持ってくる。
 次のターン、マナチャージしてさっきの《ゴーヤマ》2号を出す。

  →  →  →

 どんどん増えるぞ!」



「なるほど!」



「最終的には《カクタス》で《味頭領 ドン・グリル》を持って対戦相手を殴り倒そう」

  → 



「または、サイズが欲しい時は《バロン・ゴーヤマ》で《ブルーザー・クヌーギ》を出すのも良い」


  

ブルーザー・クヌーギ
 7コスト ワイルド・ベジーズ 7000
■このクリーチャーは、このクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。
■W・ブレイカー






「デッキが回った時のパターンとしては、だいたい以下のような感じになる」


2ターン目、《ジオ・ナスオ》。

 

 効果で墓地へクリーチャーを送る。





3ターン目、《クリクリ・イガラーズ》。

  

 墓地のクリーチャーをマナゾーンへ。
(2マナ余るので、手札に余裕があるならさらに2コストのクリーチャーを召喚しても良い)





4ターン目、《バロン・ゴーヤマ》。
 効果で《グレート・カクタス》を出そう。

    

 《カクタス》の効果で《ゴーヤマ》2号を持ってくる。
(シールドに埋まってて山札の中に《ゴーヤマ》2号が無い!という場合は、かわりに《カクタス》2号を持ってこよう)





5ターン目、《ゴーヤマ》2号召喚。
 効果で《カクタス》2号を出そう。

 《カクタス》2号の効果で《味頭領 ドン・グリル》を手札に。
 手札の《ドン・グリル》がグラビティゼロで《カクタス》2号の上に進化。

      

 総攻撃! Wブレイク1体と通常ブレイク4枚でピッタリ勝利だ!
(《ゴーヤマ》2号は召喚酔い)





「手札に《味頭領 ドン・グリル》を引けてた場合、4ターンキルも可能!」

 3ターン目までは上記と同じ行動。

 4ターン目に《ゴーヤマ》で《カクタス》。
 《カクタス》で《ドン・グリル》2号を持ってくる。
 《ゴーヤマ》と《カクタス》を、持ってきた《ドン・グリル》と手札の《ドン・グリル》で進化。

    

 Wブレイカー2体と通常ブレイク2体でピッタリ勝利!





「これ、2ターン目3ターン目の行動は別のカードでも問題ないんですよね?」



「最終形への繋ぎとして、3ターン目が終わった時点で4マナ&クリ―チャー2体であれば問題ない。
 2ターン目《霞み妖精ジャスミン》でマナ増やして、3ターン目《クリクリ・イガラーズ》1号でマナを増やし、さらに《イガラーズ》2号のマナ回収で手札調整、みたいな動きでも良い。
 2ターン目《ジャスミン》でマナ増やし、3ターン目《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》&《ジオ・ナスオ》とかも可能。
 その状態で4ターン目に《バロン・ゴーヤマ》を召喚すれば5ターンキルだぞ」


  

剛勇妖精ピーチ・プリンセス
 3コスト ワイルド・ベジーズ/スノーフェアリー 2000
■ターン中、2番目に召喚する自分のクリーチャーのコストを最大2少なくしてもよい。
 ただし、コストは1より少なくならない。




「もちろん実際のデュエルでは、相手からの妨害や、自分のドロー運が悪い場合などもあるので、予定通りいかないこともあるだろう。
 そのあたりはケースバイケースの修正が必要なので、実際のデュエルで覚えていこう!
 とにかく基本は『まずマナを増やしてからの大量展開』!」





カード説明


  

味頭領 ドン・グリル
 5コスト ワイルド・ベジーズ 9000
■進化−自分のワイルド・ベジーズ1体の上に置く。
■G・ゼロ−バトルゾーンに自分のワイルド・ベジーズが4体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー



 最近よく使われる防御カードである《勝利のプリンプリン》。

 

 だが、《勝利のプリンプリン》で攻撃不可能状態にされているクリーチャーでも、それを進化元に《ドン・グリル》になれば攻撃可能になるぞ!





  

剛勇妖精ピーチ・プリンセス
 3コスト ワイルド・ベジーズ/スノーフェアリー 2000
■ターン中、2番目に召喚する自分のクリーチャーのコストを最大2少なくしてもよい。
 ただし、コストは1より少なくならない。



 マナ軽減カード。
 ワイルドベジーズには《グレイト・カクタス》や《クリクリ・イガラーズ》、《カブラ・カターブラ》のように、クリーチャーを手札に持ってくるカードが多い。
 そういったカードと組み合わせると軽減効果をフルに発揮できるぞ。





  

ロイヤル・ドリアン
 5コスト ワイルド・ベジーズ 1000
■S・トリガー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるすべての進化クリーチャーの一番上のカードを、持ち主のマナゾーンに置く。



 忘れがちだが、「すべて」なので相手の進化獣対策にもなる。

 進化獣に殴られた場合、対抗して《ドリアン》を出してやろう。
 この場合、一番上の進化獣はマナへ行き、下の進化元はタップしたままだ。
 そのまま殴り倒してやろう。





  

味頭領ドン・ドリアン
 5コスト ワイルド・ベジーズ 7000
■マナ進化GV−ワイルド・ベジーズを3体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。
■W・ブレイカー



 たとえ無人の荒野からでも5コストのWブレイクスピードアタッカーとして高打点を叩き出せるカード。

 また、《ロイヤル・ドリアン》とコンボすることで、進化元のワイルド・ベジーズ3体をスピードアタッカーとして出すことができる。
(《ドリアン》によって出てきた進化元は進化酔いの影響を受けない!)

 なお、《グレイト・カクタス》や《バロン・ゴーヤマ》などを進化元にしていた場合でも、《ドリアン》によって出た場合は「バトルゾーンに出した時」効果は発動しないので注意しよう。





  

千切秘伝ワイルド・ベジタブル
 3コスト 呪文
■アタック・チャンス−ワイルド・ベジーズ(自分のワイルド・ベジーズが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体のパワーは+6000され、シールドをさらに1枚ブレイクする。



 《ドン・グリル》と同じく打点強化カード。
 スピードアタッカーにはならないので、その点は残念だ。

 ニンジャストライクと異なり、アタックチャンスは1回の戦闘で何度使っても良い。
 つまり2枚使えばTブレイカーも作れるぞ。





改造するなら?


「今回のデッキレシピは新しめのカード主体で組んでいる。
 なので残念ながらデッキに入れていない、古めのカードを紹介してみよう」


  

ダンデイ・ナスオ
 2コスト ワイルド・ベジーズ 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。
 その中から1枚選んで自分のマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから1枚選んで墓地に置く。
 その後、山札をシャッフルする。



 ワイルド・ベジーズの殿堂カード。
 《ジオ・ナスオ》とは異なり、運に頼らずカードを移動させることができるぞ。
 また、山札を見ることで結果的にシールドの中身を把握できるので、自分のシールドトリガーなども確認できる。

 古いカードだが、持っている人は使ってみよう。





  

ビクトリー・アップル
 2コスト ワイルド・ベジーズ 2000
■フォートE:ワイルド・ベジーズ
 (このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ワイルド・ベジーズを自分のマナゾーンでタップしてこのクリーチャーを召喚していた場合、このクリーチャーは次の能力を得る)
 ●−クリーチャーを1体、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。
■フォートE:ドラゴン
 (このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ドラゴンを自分のマナゾーンでタップしてこのクリーチャーを召喚していた場合、このクリーチャーは次の能力を得る)
 ●−クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。



 《クリクリ・イガラーズ》と同じような仕事をするカード。
 最大の違いはパワーが2000な事。
 このデッキの軽量クリーチャーはパワー1000が多いので《ローズキャッスル》等に弱い。
 だがこのカードなら−1000効果にも耐性があるぞ。

 なお、マナのワイルドベジーズとドラゴンを使って《アップル》を召喚した場合、どちらのフォートEも発動するので、マナを増やしつつマナを回収できるのでおトクだぞ。

 これまた古いカードだが、持っている人は使ってみよう。
 

 


 《ダンディ・ナスオ》&《ビクトリー・アップル》を投入した場合、せっかくならフォートE用のドラゴンも入れておきたい。

 自然のドラゴンからピックアップするなら、
・5コストWブレイカーの《緑神龍グレガリゴン》
・手札破壊対策の《緑神龍アーク・デラセルナ》
・リベンジチャンスの《剛撃無双カンクロウ》
などが候補だが、マナ操作が多いデッキなので他の色を混ぜるのもそこまで難しくない。



  

G(ゴッド)・A(アポロニア)・ペガサス
 5コスト ゴッド/アポロニア・ドラゴン 3000+
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。
 その中から自然の呪文を1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。
 その後、山札をシャッフルする。
■G・リンク《G・E・レオパルド》の右横
■このクリーチャーがリンクしていて、相手がクリーチャーを選ぶ時、相手はこのクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)


 
 ということで光のドラゴン。
 普通に場に出しても《千切秘伝ワイルド・ベジタブル》を持ってこれるので打点をアップできるし、《父なる大地》を持ってきて邪魔なブロッカーを除去、なんてことも可能だぞ。






 今までの「大決戦オールスター12」
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