□デッキ診断発表!(第2回 超竜バジュラ) 
 さて、デッキ診断第2回です。
 今回は人気が高い【超竜バジュラ】デッキを診断したいと思います。
超竜バジュラ
 炎 7コスト アーマード・ドラゴン
■進化−自分のドラゴン1体の上に置く
■このクリーチャーが攻撃するとき、相手のマナゾーンからカードを2枚選ぶ。相手はそれを持ち主の墓地に置く。
■Tブレイカー
| 
| ■Yさん製作、『ドラゴンランデス』 |  |  |  
| クリーチャー | 
 4x コッコ・ルピア | 6弾 |  | 
 4x エグゼズ・ワイバーン | 6弾 |  | 
 3x 襲撃者エグゼ・ドライブ | 6弾 |  | 
 4x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・ドライブ) | 1弾 |  | 
 4x 紅神龍メルガルス | 8弾 |  | 
 2x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン | 6弾 |  | 
 2x バザガジール・ドラゴン | 6弾 |  |  |  | 進化 | 
 2x 超竜バジュラ | 8弾 |  |  |  | 呪文 | 
 4x 火炎流星弾(S・トリガー) | 6弾 |  | 
 4x フェアリー・ライフ(S・トリガー) | 6弾 |  | 
 4x ディメンション・ゲート(S・トリガー) | 6弾 |  | 
 3x 地獄万力 | 7弾 |  | 
 デッキコンセプトは、5〜6ターンでバジュラを召喚し、マナロックで何もできなくなった相手にボルメテウスで殴りきるデッキです。
 一応、エグゼ系はデッキが回らないときなどに使用します。
 診断して欲しい点は、ドローカードが少ないことです。
 赤のカードを減らし、ドローカードを入れた方が良いでしょうか?
(みなさんも診断を読む前に、まず自分ならどう調整するか、
考えてみて下さい)
 □デッキ解説&診断
 さて、マナ破壊デッキは2弾から誕生した息の長いデッキです。そこそこ強いのですが、今までは【アストラル・リーフ(4弾)】という天敵がいたせいであまり活躍できませんでした。
 しかし、殿堂ルールで様々なカードに制限がかかったことにより、再び注目を集めるデッキになっています。
 では、実際にYさんのレシピを見てみましょう。
 どうも本人が書かれているように、ドローが足らないようです。これではなかなか【バジュラ】に進化できないでしょう。
 たしかに【ディメンジョン・ゲート】が入っていますが、このカードはコストが重いドラゴンにはあまり相性がよくありません。
 また、ドローが少ないという事は、常に手札が少ないという事です。せっかくパーツを引けて「次のターンには【バジュラ】に進化だ!」となっても、今のままでは【スケルトン・バイス(8弾)】などであっさり落とされてしまうでしょう。
 また、相手をジャマするカードが少ないのも問題です。ドラゴンは進化の種のコストが重いので、いざ種を除去されてしまってはなかなか立て直せません。
 つまり、【魔獣虫カオス・ワーム(2弾)】や、光のタップ&パンチ戦略へ対抗する手段が必要です。
 では、診断後のデッキを紹介しましょう。
| 
| ■『3色チャージャードラゴン』 |  |  |  
| クリーチャー | 
 4x ラブ・エルフィン | 2弾 |  | 
 4x アクア・ハルカス | 1弾 |  | 
 4x ボルザード・ドラゴン | 2弾 |  | 
 2x バルキリー・ドラゴン | PR |  | 
 1x バザガジール・ドラゴン | 6弾 |  |  |  | 進化 | 
 2x 超竜バジュラ | 8弾 |  |  |  | 呪文 | 
 4x フェアリー・ライフ(S・トリガー) | 6弾 |  | 
 4x 幻竜砲(S・トリガー) | 6弾 |  | 
 4x マナ・クライシス(S・トリガー) | 2弾 |  | 
 2x 深緑の魔方陣(S・トリガー) | 3弾 |  | 
 4x ブレイン・チャージャー | 8弾 |  | 
 1x サイバー・ブレイン(S・トリガー) | 1弾 |  | 
 4x クリムゾン・チャージャー | 8弾 |  | 
 水を追加してドローを増やし、安定性が増しました。
 また、普通の火力除去が増えましたので【カオス・ワーム】への進化などを防ぐ事ができ、結果的に【バジュラ】を出しやすくなりました。
 では、カード1枚1枚の解説を。
【ブレイン・チャージャー】&【クリムゾン・チャージャー】
 デッキの主役です。
 このデッキの理想的な動きを解説しますと、
2ターン目、【フェアリー・ライフ】。これで3マナ。
3ターン目、【〜・チャージャー】。これで5マナ。
4ターン目、【ボルザード・ドラゴン】。
5ターン目、【バジュラ】進化!
 と、このようになります。
 つまり、【フェアリー・ライフ】が12枚入っているかのようなマナ加速をしてくれるのです。
 おまけにドローor除去つき。上で解説した通り、どちらの効果もこのデッキではありがたいです。
【マナ・クライシス】
 相手の色マナを封鎖するのに使います。
 つまり、闇を破壊すれば相手は【スケルトン・バイス】や【カオス・ワーム】を使いにくくなり、結果的に【バジュラ】に進化しやすくなります。
 水を壊せば、相手はドローができなくなり、ますます色事故から抜けられなくなるでしょう。
 また、【バジュラ】&【ボルザード・ドラゴン】満載のこのデッキでは、普通にロックを強めてくれます。
 
【バルキリー・ドラゴン】
 【バジュラ】をデッキからサーチし、さらに進化の種になってくれる、ドラゴンデッキの便利カードです。
 対戦相手が除去デッキなら、【バルキリー・〜】で【バルキリー・〜】を持ってきましょう。除去しても除去しても出てくるドラゴンに相手はウンザリです。
 その他のカード&細かいプレイは
第4回を参考してください。
 
□次回予告
 デッキ診断シリーズはまだまだ続きます。
 次回以降は、『基本的なデッキの組み方編』や『悪魔神バロム編』などを予定しています。お楽しみに。