□15弾攻略 火編&【バジュラズ・ソウル】デッキ紹介!
やれやれ! やっと火文明の紹介まで来ました!
いやあ、順番とは言え、辛かった!
今回はとにかく、一刻も早く、火文明の紹介をしたかったんですよ。
なぜなら、
【バジュラズソウル】のデッキをご紹介したかったからです!
実際、発売した次の日(9月16日)に書いた
“いけっち店長のひとりごと”でも、「このカードは強い!」と断言していましたが、そのときからずっと待ってたんですよ。
何しろ、【バジュラズソウル】が手に入ったとたんにデッキを組みましたからね。早く公開したくてしょーがなかったんです。
15弾発売の次の日、練馬春日にやって来た、“ボルバルブルー”の開発者こと“Kブルー”君と共に、
「【バジュラズソウル】ヤバイよねぇ」
「ヤバイですねぇ」
と相談しながらデッキを組み、実際に回してみて、
「やっぱりヤバイねぇ」
「やっぱりヤバイっスねぇ」
という結論に。
しかし、それからもう、1ヶ月以上も経過し・・・当たり前ですが、みんな使うようになっちゃいました(笑)
ですので、「何をいまさら」という、ベストな公開時期を逃したデッキなんですが(練馬でも徳島でもすでに大流行)、まだご存じない方のために、
・安定した“普通タイプ”のデッキ
・店長こだわりの“店長型”のデッキ
2つのデッキをご紹介しましょう!
■普通タイプ 4色『バジュラズ・ボルバル』
■闇ボルバル改造型『バジュラズ・ボルバル』 |
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呪文 |
4x 幻緑の双月 |
14弾 |
2x 無頼勇騎ゴンタ |
10弾 |
1x シビレアシダケ |
1弾 |
4x 青銅の鎧 |
1弾 |
3x アクア・ハルカス |
1弾 |
1x ディメンジョン・チョーカー |
8弾 |
1x アクア・サーファー(S・トリガー) |
5弾 |
1x 無双竜機ボルバルザーク |
10弾 |
1x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン |
6弾 |
1x ボルベルグ・クロス・ドラゴン |
14弾 |
1x 緑神龍アーク・デラセルナ |
12弾 |
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呪文 |
4x 母なる大地(S・トリガー) |
10弾 |
2x エナジー・ライト |
6弾 |
1x 陰謀と計略の手 |
11弾 |
1x サイバー・ブレイン(S・トリガー) |
1弾 |
1x スケルトン・バイス |
8弾 |
1x トリプル・ブレイン |
14弾 |
2x 炎槍と水剣の裁 |
13弾 |
1x デーモン・ハンド(S・トリガー) |
1弾 |
1x 地獄スクラッパー(S・トリガー) |
14弾 |
3x ロスト・ソウル |
2弾 |
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クロスギア |
3x バジュラズ・ソウル |
15弾 |
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よく見かける4色ボルバルザークデッキ、通称「闇ボルバル」を【バジュラズ・ソウル】に対応させた物。
今までこういったデッキを使った人も、すぐに使えると思います。(【バジュラズ・ソウル】が強いので、闇を抜いた「3色もっと安定タイプ」でも充分強いです)
マナ&ドロー加速を行いつつ【バジュラズソウル】を出す事ができれば、早めに攻撃して相手のマナを縛りに行きます。
この場合、【ボルバルザーク】を出す事にはこだわらず、そのまま殴り勝ってしまいましょう。
つまり、使い方はとても簡単で、今までの“ボルバルザークデッキ”に【バジュラズ・ソウル】という、新たな勝ち筋が入っただけ、とも言えます。
つまり、
「ボルバルザークデッキが、さらに強くなった!」という事ですね。
がーん。
さて、細かい内容の変化ですが、何も考えず、
「今までの“ボルバルデッキ”から、何かを3枚抜いて、【バジュラズ・ソウル】を3枚投入するだけ」
という作り方ではなく、【バジュラス・ソウル】を有効利用するための工夫はされています。
【アクア・ハルカス(1弾)】が投入されている理由もそのへん。
本来なら【エナジー・ライト(6弾)】4枚のところですが、【バジュラズ・ソウル】をクロスするためのクリーチャーは少しでも多いほうが良いため、2枚差し替えられています。
また、謎のカード【陰謀と計略の手(11弾)】。
これは主に、闇マナと水マナの確保として投入されていますが、【バジュラズ・ソウル】でのマナ破壊と組み合わせると、非常に強力。
主力クリーチャーを手札に戻し、マナ破壊すれば、おそらくもう2度と出てくることはありません。
また単純に、序盤戦から使える強力、かつ汎用性の高いカードとしても使えるでしょう。
相手の攻撃を抑えるトリガーカードは、【母なる大地】を含めても7枚とすこし少な目ですが、デッキそのものの動きを安定させるためには、このあたりが限度でしょう。
【トリプル・ブレイン(14弾)】ですが、これは徳島店での流行り。
【ロスト・ソウル(2弾)】を撃たれるのは、もはや仕方がない。
問題はその後の立ち直り、という事で、【エナジー・ライト】は序盤のドロー。
【ロスト・ソウル】を撃たれる時は、マナ加速はとっくにできているはずなので、その後の立ち直り時のドローカードとしては、【トリプルブレイン】の方が良い・・・という判断です。
「【トリプル・ブレイン】を1〜2枚挿しておくのは、紳士のたしなみ」となっています。
■店長こだわりタイプ 3色『バジュラズ速攻』
■バジュラズ・ソウル速攻『ギア・マナクラッシュ』 |
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クリーチャー |
4x 無頼勇騎ゴンタ |
10弾 |
3x 幻緑の双月 |
14弾 |
2x 放浪兵エルジージョ |
14弾 |
4x 青銅の鎧 |
1弾 |
2x アクア・ハルカス |
1弾 |
1x ドーピード・クラスター |
10弾 |
1x 襲撃者エグゼドライブ |
6弾 |
2x アクア・サーファー(S・トリガー) |
5弾 |
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呪文 |
4x フェアリー・ライフ(S・トリガー) |
10弾 |
2x スパイラル・ゲート(S・トリガー) |
10弾 |
4x エナジー・ライト |
6弾 |
2x グシャット・フィスト(S・トリガー) |
11弾 |
1x サイバー・ブレイン(S・トリガー) |
1弾 |
3x テレポーテーション |
1弾 |
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クロスギア |
1x ファイヤー・ブレード |
14弾 |
4x バジュラズ・ソウル |
15弾 |
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上のデッキと違い、「あくまでも、【バジュラズソウル】を使う!」というテーマに特化したデッキ。
都合11枚のマナ加速カードを使い、4ターン目に【バジュラズ・ソウル】を出す事に集中。
そのためにも、【バジュラズ・ソウル】は男らしく4枚積み!
【バジュラズソウル】をクロスするクリーチャーとして、【無頼勇騎ゴンタ】【放浪兵エルジージョ】という、2マナ4000クリーチャーを多く投入しているのがこのデッキの特徴。
全体的にも低コストのカードで固め、速攻にも対応しやすい「早い」デッキになっています。
理想的な動きは、
○2ターン目 パワー4000クリーチャー召喚する。または、マナ加速。
○3ターン目 【青銅の鎧】を召喚(または、前のターンにマナ加速していたのならクリーチャーを召喚)
○4ターン目 【バジュラズ・ソウル】ジェネレート!
○5ターン目 パワー4000クリーチャー(なければ何でも)にクロス! 何が何でも攻撃!
というもの。
もちろん、この動きがちゃんと計画通りに行くよう、調整して作ってあるつもり。
2ターン目に【幻緑の双月】を使うと相当手札がきつくなりますが、たとえ【バジュラズ・ソウル】を埋めてでも、いずれすぐにドローカードを引く事を信じてマナ加速しましょう。それだけ多くのドローが入っています。
また、相手の【パクリオ】を警戒して、主力カードでもすぐマナにして、とにかく3色は出るように用意しておきましょう。
このデッキの特徴は、とにかく【ゴンタ】と【エルジージョ】!
上記デッキでも可能性はありますが、バワー4000クリーチャーにクロスした【バジュラズ・ソウル】・・・クロスギアの効果でパワー6000になっている凶獣・・・が、5ターン目に殴ってくるのは、かなり取り返しのつかない状況。
これだけで、「もう勝った!」と言える状況です。
なにしろ、相手はまだせいぜい4〜6マナしかないわけですから、ここで【バジュラズ・ソウル】の効果で2マナ失うと、次のターンは、マナセットしても3〜5マナ。
このマナでパワー6000のクリーチャーを倒せる手段は、ほとんど限られています!
考えられる実戦レベルカード中、3〜5マナのカードで【バジュラズ・ソウル】の付いたパワー6000クリーチャーを倒せる、手札から使えるカードは・・・。
【魂と記憶の盾(11弾)】
【コーライル(2弾)】
くらいなのではないでしょうか?
思わず本気で、【チェインスラッシュ】を入れるべきか?!と考えてしまいます。
ちなみに【母なる大地】を使われてもあんまり意味なし。
次のターン、出てきたクリーチャーにクロスさせるだけです。
トリガーを踏んづけて出てきた【母なる大地】で弱いクリーチャーに化けさせて、次のターンに何か除去カードを使用するなどして、「【母なる大地】で小型化して、その後なにか除去カードを使う」必要があります。
とにかくこうなると、もうこの時点で相手は6マナ以上のカードはほぼ使うことができないでしょう。
トリガーの【デーモン・ハンド】を2つも3つも踏んづけたりしない限りは大丈夫と思われます。
6マナ以上のカードが使われない。
と、いう事は、あの悪魔のカード
【炎槍と水剣の裁(13弾)】を使われないという事です。
それにより、他のクリーチャー【アクア・ハルカス】【シビレアシダケ】などがまとめて破壊される事がなくなり、たとえ【バジュラズソウル】を付けたクリーチャーを除去されても、毎ターン次々にクロスして、マナ破壊を続ける事ができるようになる、という、「ハメパターン」に持ち込む事ができます!
先に、たとえ【バルキア】などの大型ブロッカーを出されていたとしても、気にせず攻撃しましょう。
ブロックされたとしても、必殺のマナ破壊能力は発動しますし、4枚ほどマナを破壊してから、【テレポーテーション(1弾)】【スパイラル・ゲート(10弾)】などで手札に戻してやれば、ほれ、マナもなくなっている事ですし、二度と場に出てきませんわ(笑)
こう上手くいかなくても、ある程度のドローと、バウンス(手札戻し)を使って粘ったり、速攻デッキに対して【ゴンタ】【エルジージョ】での殴り返しでシールドを守ったりすることで、必殺のハメパターンに持ち込むのはうまく回れば割と簡単。
とにかく、
「【バジュラズ・ソウル】で殴ってマナを減らし、【テレポーテーション】や【スパイラルゲート】でクリーチャーを戻す!」
という戦術に集中しましょう。
また、除去系デッキに対しては、【ファイヤーブレード】が実に有効です。
『安定型』『いけっち店長型』、このどちらでも大会の優勝を狙える強力なデッキです。
「強いクロスギアを使いたい!」という人は、何とかして【バジュラズソウル】を揃え、作ってみてくださいね。
・・・ところで、【バジュラズ・ソウル】が流行ったら、忘れ去られた【シューノーク・ラー(5弾)】の時代なのでは・・・とか思い始めた。
さて、ここから15弾、火文明の攻略。
メタルカオス・ドラゴン
7マナ アーマード・ドラゴン 6000
■W・ブレイカー
■アクセル
アクセル能力:このクリーチャーがこのターンはじめて攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
【母なる大地】と合わせて、【ファイヤー・ブレード】で強化すると、本当に強い!
なお、「他のクリーチャーで殴ってから、【メタルカオス】でパンチ」だと、アンタップしないので注意。
強撃砲士モービィー
4マナ ヒューマノイド 2000
■このクリーチャーが攻撃する時、パワーがこのクリーチャーより小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。
【光器ペトローバ(9弾)】や【エメラルドクロー(14弾)】、【アクテリオン・フォース(15弾)】で強化すると、アタックついでに相手のクリーチャーをブッ倒す凶獣に。けっこう面白いぞ。
西風の狩人シャリオン
3マナ フェザーノイド 1000
■自分のクロスギアをジェネレートまたはクロスする時、支払うコストは1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない。
こいつ自身にクロスしたあと、【西風ゼファー(プロモ)】に進化! アクセル効果で一気に攻撃!
東風の賢者ギュルカス
5マナ フェザーノイド 3000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中からクロスギアを1枚選び出し、相手に見せてから自分の山札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
上記【バジュラズ・ソウル】デッキにも入れてみたけど、やっぱり重い。使いにくい。
もっと色々なクロスギアが入っていて、その時々にあわせてクロスしまくるデッキじゃないと、ちょっと役に立たない。
インフェルノ・シザース
3マナ クロスギア
◆S・トリガーX(このクロスギアをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐジェネレートし、自分のクリーチャー1体にクロスしてもよい)
■クロスギア
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーをパワーの合計が3000以下になるように好きな数選び、破壊する。
コロコロコミックでオススメされてたせいか、使っている子供たちは多いけど・・・ご存知の通り、あまり使えないカードだ。
と、言うか、使い道がほとんどない。
コイツを付けてアタックする、という事は、だいたい相手のシールドを攻撃しているのだけど、デュエルマスターズの中級者以上ならわかっている通り、攻撃する時って言うのは、完全に場を制圧しているか、コンボが発動した時、すなわち「勝つ時」だ。
または、2ターン目から突撃する、超速攻デッキでのみ、最初から攻撃する。
上記、「勝ちが決まりつつある時に攻撃する」という場合、【インフェルノ・シザース】がなくても、それは勝っているのだし、超速攻デッキのように次々に速攻クリーチャーを投げ付けていくデッキでは、クロスしている時間もマナもない。
つまり、極論でモノをいうと、今のデュエルマスターズの戦い方では、このカードを使うべきデッキタイプは「ほとんどない」と言えると思う。
弱いんじゃない。使わないカード。
ただ、殴るデッキ同士の対戦でシールドから出てくると、さすがに強い。
武装兵ミステリアス
3マナ ドラゴノイド 2000+
■アクセル
アクセル能力:このクリーチャーのパワーは+3000され、種族にボルケーノ・ドラゴンを追加する。
【エメラルド・クロウ】を付けて種族をボルケーノ・ドラゴンにし、【チッタ・ペロル】で相手クリーチャーを攻撃できるようにする・・・って、それなりに有効なんだけど、やはりなんと言っても、とにかく【チッタ・ペロル】が死にやすすぎる。
【裁】のいい的だ。
それよりは【砕神兵ガッツンダー(10弾)】【ビクトリーのナイフ(12弾)】などの「タップされていないクリーチャーを攻撃できる」シリーズを、自然の【式神パイレーツ(15弾)】で・・・の方が、はるかに使いやすく、確実。
今回はここまで。