大阪チャンピオンシップ予選 Bブロック優勝デッキ&青単速攻デッキ紹介
■大阪チャンピオンシップ予選
7月30日に開催された
2006年度チャンピオンシップ予選大阪大会。
広島予選とは別に、この大会にも当店店員&常連さんからも何人かが出場していました。
そしてこれらの参加者の中から、Bブロックでは優勝、そしてDブロックからも1人が予選を突破いたしました!
今回はそれらのうち、Bブロック優勝デッキをご紹介します。
■大阪CS Bブロック優勝デッキ『赤単中速』 |
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ユニット |
3x ギラ・ドーガ | | エンドドローユニット |
3x ドライセン(ラカン・ダカラン機 |
| 出たターンは格闘5のリロールイン |
3x ノーティラス |
| 除去能力付き4/4/4リロールイン |
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キャラクター |
1x トビア・アロナクス |
| 場に出るとコマンドカウンター |
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コマンド |
3x 作戦の看破 |
| ユニットとG以外をカウンター |
3x 密約 |
| 赤の定番ドローカード |
3x サラサ再臨 |
| 赤の定番サーチカード |
3x アクシズからの使者 |
| ロールカード |
3x 逆襲のシャア |
| プリベント付きカウンター |
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オペ |
3x 内部調査 | | 永続本国操作 |
2x 転向 |
| 相手のユニットを奪う |
2x コスモ・バビロン |
| 大回復 |
1x 凌駕 |
| 3回ロール |
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国力 | 16x 赤基本G |
1x 中立地区防衛部隊 |
| 廃棄すると2/1/2ユニットに |
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■サイドボード |
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コマンド |
1x 女帝退場 |
| 速攻などのユニットデッキ用 |
2x 嫉妬 |
| 速攻、コンボデッキ用 |
2x 脅迫 |
| 同系、コンボデッキ用 |
1x 憎悪の矛先 |
| MFなど用 |
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オペ |
1x 摂政の演説 | | オペレーション、特殊G対策 |
3x 虚偽の報告 |
| 特殊G、国力ブースト対策 |
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■デッキ解説
基本的なパーツは
研究所第47回の広島CS予選突破デッキ「カウンターΞ」と共通している点が多くなっています。
が、デッキの動きは割と違うものとなっています。
「カウンターΞ」はどちらかというと【コスモ・バビロン】を貼り、本国1周させてからが本番のデッキといっても過言ではない、動きの遅めなデッキです。
そのため、ユニットはちょっと重いけど高機動で戦闘数値の高い【Ξガンダム】と、エンドドロー付き序盤のアタッカー兼ブロッカーである【ギラ・ドーガ】の2種のみ、という非常に少数精鋭ユニットのみを採用していました。
しかしこのデッキはそういった「重い」カードは一切採用せず、4国力以下で展開力と戦闘数値の高いユニットのみを採用しています。
これにより、【コスモ・バビロン】からの2周目が本番ではなく、1周目から勝負を仕掛けていく攻撃的なデッキとなりました。
ドローと比較的高めの戦闘力が魅力の【ギラ・ドーガ】はもちろん採用。
残りのユニットは【ドライセン(ラカン・ダカラン機)】と【ノーティラス】の2種で、共にリロール状態で場に場に出るユニットばかりです。
緑のデッキが多いと予想されるため、【ノーティラス】の防御4は【気化爆弾(13弾)】や【ケンプファー(試作型)(爆炎の決闘場)】にも強く、除去能力も「MF」相手だといい睨みになったようです。
ノーティラス
ユニット 3/4/2
(自動B):このカードはプレイされて場に出る場合、リロール状態で出る。
(ダメージ判定ステップ):《0毎》自軍本国の上のカード1枚をゲームから取り除く。その場合、取り除いたカードの合計国力以下の合計国力を持つ、このカードと交戦中の敵軍ユニット1枚を選んで破壊する。
宇宙 4/4/4
そしてユニットコントロールカードとして、【エスコート(13弾)】ではなく、【アクシズからの使者】を採用しています。
このデッキには【モルゲンレーテ】が入っていないため、【エスコート】の力をフルに発揮することができませんしね。
これにより、除去と言う点では「カウンターΞ」に劣りますが、1枚で多くのカードをロールさせることができるため「時間稼ぎ」「ダメージを通す」という点では【エスコート】を上回ります。
場に出たターンは格闘5である【ドライセン(ラカン・ダカラン機)】と4/4/4である【ノーティラス】を駆使すれば、高い打点を維持し続けることができるため、本格的に殴り始めると2〜3回ほど攻撃を通すだけで相手本国を0にすることが可能です。
その2〜3回攻撃を通すのに、【アクシズからの使者】はうってつけのカードです。
おまけに、攻撃を通すだけでなく、相手ユニットをロールさせることで相手の攻撃を妨害することもできます。
なお、打点の高さを生かすのなら【撤退命令】も強力なのですが、対リングとして見ると使いづらく、1枚で多数のカードを処理することもできないため、このデッキには非採用となりました。
アクシズからの使者
コマンド 2/4/0
(常時):配備エリア1つにある、カードX枚をロールする。Xの値は、自軍国力の値を上限とする。
大会結果
1回戦 緑単水(打点型) ○○
2回戦 赤黒ゴトラタン ○○
3回戦 赤茶クロスボーン ○○
4回戦 緑単中速(火力型) ○○
5回戦 茶単MF ○×○
(勝率0.909090〜)
大会の傾向
大阪でも広島とかわらず、「緑単中速」が人気のようです。多くの方が使用し、結果も残しているようです。
他にも「緑単水デッキ」「茶単MF」「恫喝MF」「赤単カウンター(カウンターΞなど)」は相変わらずの人気です。
しかし広島のときに比べて明らかに数が増え、台頭し始めているデッキタイプが存在します。
着実に「青単速攻」が増えてきているようです。
オフィシャルHPで多くの方が結果を出しているのを見ればわかりますように、現環境ではとても強力なデッキです。
速攻デッキながらオペレーション破壊も得意なデッキであるため、【一日の長(16弾)】に依存したデッキを叩き潰し、裁定のおかげで【気化爆弾(13弾)】にも耐性が生まれ、【恫喝】を撃たれようものなら逆に有利になり、速攻&オペ破壊と赤の苦手な要素を兼ね備えているので赤いデッキにはそもそも有利と、現環境で大人気のデッキの多くと相性が良いのです。
さらに【シロー・アマダ(GTG)】の登場により打点が飛躍的に跳ね上がり、攻撃力が強化されています。
これにより、最近ちょっと伸び悩んでいた「青単速攻」自身のデッキパワーが高まったのです。
シロー・アマダ
キャラクター 1/2/0
(戦闘フェイズ):《1》このカードがセットされているユニットの上に、−1/±0/±0コイン1個を乗せる。その場合、このカードは、ターン終了時まで、+4/±0/±0を得る。
1/0/2
そして「青単速攻」が最も苦手とする「茶単バルチャー」が「茶単MF」「恫喝MF」の流行が原因なのか、確実に使用者が減っているため、苦手デッキがほとんど存在しません。
ただ、速攻デッキの宿命なのか、やはりちょっと動きが遅れてしまうと一気に不利になってしまう脆さもあります。
とりあえず、今後は「青単速攻」の存在にも注意しなければならないのは間違いないことでしょう。
せっかくなので、この場で軽く解説してみましょう。
■『青単速攻』 |
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ユニット |
3x コア・ブースター(006号機) |
| 高機動リロールイン |
3x ボール改修型 |
| エンドドロー |
2x ミデア輸送機 |
| リロール&廃棄ドロー |
1x Gディフェンサー |
| ユニットを強化 |
2x ガンダムEz8 |
| 【気化爆弾】対策 |
3x セイバーフィッシュ |
| 高機動リロールイン |
2x 陸戦型ガンダム(第08MS小隊機) |
| オペ破壊内蔵ユニット |
3x プロトタイプガンダム |
| 1枚制限/自軍、1国力3/1/3 |
3x ガンダムMk−II |
| 1枚制限/自軍、1国力3/1/2 |
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キャラクター |
1x リュウ・ホセイ |
| 交戦中のユニットを破壊 |
1x カツ・コバヤシ |
| リロール&エンドドロー |
2x ジュドー・アーシタ |
| 1国力2/1/2クイック |
1x マスター・P・レイヤー |
| オペレーション破壊内蔵 |
2x シロー・アマダ |
| 出たターンは実質格闘4 |
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コマンド |
3x 急ごしらえ |
| ドローカード |
2x ロンド・ベル |
| プリベント付きオペ破壊 |
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オペ |
2x 脅威の装甲 | | 破壊無効 |
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国力 | 9x 青基本G |
5x 中立地区防衛部隊 |
| 廃棄すると2/1/2ユニットに |
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1国力で格闘の高いユニットから順に展開し、早いターンで相手本国を0にすることを目的としたデッキです。
そして【陸戦型ガンダム(第08MS小隊機)】や【マスター・P・レイヤー】、【ロンド・ベル】などを使用し、殴りながらオペレーションを破壊していきます。
現環境、オペレーションに依存したデッキが多いため、これが刺さる相手が非常に多くなっています。
緑速攻とは違い、G破壊などの相手の展開を遅らせるカードが特に入っていません。(強いて言うならオペ破壊?)
ですので、【脅威の装甲】や【Gディフェンサー】など、自分のユニットを場から消さないよう守り続け、とにかく「殴り続ける」ことを意識したデッキとなります。
そこで、殴り続けるための最大の障壁となるのが、軽量ユニット相手だと大量除去になる【気化爆弾】ですね。
しかし、ここで重要となるのがオフィシャルQ&AのQ483です。
≪Q483≫
「気化爆弾(C-90)」をプレイする際に、複数枚のユニットを対象と指定しました。この対象が1枚でも喪失している場合、「気化爆弾」は解決できないのですか?
≪A483≫
解決できません。
「複数枚のカードを対象にした効果」のルールは、対象の枚数を任意で選択できる効果においても適用されます。
ただし、「全ての〜」という対象などは、これに含まれません。
この裁定が出たために非常に重要となったのが、【ガンダムEz8】です。
ガンダムEz8
ユニット 2/3/1
砂漠
(自動B):《[1・1]》このカードをプレイする場合、「クイック」を持っているかのように扱い、リロール状態で場に出す事ができる。この方法でプレイする場合、通常のコストの代わりとして、「艦船」「拠点」を持たない自軍ユニット1枚を廃棄する。
地球
2/1/3
つまり、相手が【気化爆弾】をプレイしたタイミングで【ガンダムEz8】のテキストを使い、【気化爆弾】の対象となったユニットを廃棄して対象喪失させた場合、【気化爆弾】全ての解決に失敗します。
これにより【Ez8】は、普通に使用できるユニットでありながら【気化爆弾】対策にもなる非常に重要なユニットとなったのです。
他にも、【Gディフェンサー】や【ミデア輸送機】を対象に取ってとしても、相手にカットインで廃棄やセットカード化を宣言されてしまうと、これまた【気化爆弾】の解決に失敗してしまうのです。
どちらかというと【気化爆弾】を使用する側が注意すべき点ですね。
【Gディフェンサー】や【ミデア輸送機】は絶対に【気化爆弾】の対象に取ってはいけません。
その【Gディフェンサー】ですが、そういう相手にミスを誘う為だけに入っているのか?といわれると、もちろんそんなわけはありません。
Gディフェンサー
ユニット 1/2/1
高機動
(常時):《0》このカードを、同じエリアにいる「艦船」「拠点」を持たない、自軍ユニット1枚にセットする。その場合、このカードにセットされている全てのセットカードを、本来の持ち主の手札に移し、【以後、このカードは、OPERATION(UNIT)として扱われ、全ての記述が無効となる】
【(自動A):このカードがセットされているユニットは、±0/+1/+1を得る】
宇宙・地球
*/1/3
テキストを宣言すると、常時のタイミングでセットカード化し、ユニットの射撃と防御をアップさせることができます。
つまり、このカードが【気化爆弾】の対象になっていなくても、セットカード化して他の防御3ユニットに装着してやることで、【気化爆弾】に耐えることができるようになるのです。
他にも、【リュウ・ホセイ】が乗っている状態で【Gディフェンサー】が破壊されていると、
【Gディフェンサー】テキスト宣言
→カットインで【リュウ・ホセイ】テキスト宣言
→相手ユニットを破壊しつつ、【リュウ・ホセイ】が手札に
となり、効果を使い回してやることもできます。
キャラクターなら何でも手札に戻すことができますので、その気になれば【カツ・コバヤシ】を戻してドローし直す、ということも可能ですね。
もちろん、セットカード化しなくても普通に高機動の射撃ユニットとして使えますので、無駄になることもありません。
そしてこの【リュウ・ホセイ】ですが、破壊されていればテキストを起動できるため、キャラクターが乗った「MF」ユニットのような大型ユニットでも除去することができます。
環境のユニットが非常に強力になってきているため、こういうカードも必要になってしまいました。
リュウ・ホセイ
キャラクター 1/2/0
(ダメージ判定ステップ):《0》このカードが破壊されている場合、このカードと同じエリアにいる、ユニット1枚を破壊する。
0/0/0
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(23日、何時ごろ入荷になるか正確にはわかりません。夜には入っていると思いますので、お仕事帰りにちょうど良いかも? 念のためのお問い合わせ電話番号は、03-5703-6255です)
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