□第2回 生物界の頂点に立て! 究極の生命体(アルティミット・シイング)カーズデッキ
○頂点立つ者は常にひとり!
ジョジョABC研究所第2回。今回は、一撃必殺(正確には2発)の豪快な必殺技が楽しめる、コンボデッキをご紹介しましょう。
主役はこのカード、頂点は常に1人! アルティミット・シイング《完全生物・カーズ》様です。
完全生物・カーズ
リネージ(柱) コスト(血)(血)(柱)(柱)(柱)(血) P10 S7 T7 ☆☆☆☆☆☆☆ 柱の男
能力 ○(常時タイプ) 究極の生命体
このキャラは「敵の使用した特殊能力/相手の使用したイベントカード」の効果を受けない。
第1弾最強の攻撃力を持つ、《完全生物・カーズ》!
ライフ13点のこのゲームにおいて、「コイツを通す事は死を意味するッ!! アルティメット・シーイングッッ!!!」(カーズ来訪者)と言えるほどの攻撃力を持ったカードです。
んが、このゲーム、そんな馬鹿でかい攻撃などめったに通させてもらえません。
ゾンビなどの「ゴミユニット」を投げ付けられ、チャンプブロック(「馬鹿げたブロック」の意味。ライフなどを守るために、一方的に負けるようなブロックを行うこと)され、打点を阻まれるのが関の山です。
しかし、このゲームはよく出来ています。こうした「ドリームカード」を使う為のカードが、ちゃんと用意されているんですね。そう、《復活のサンタナ》です。
復活のサンタナ
リネージ(柱) コスト(血)(血)(柱)(柱)(無) P4 S3 T2 ☆☆ 柱の男
能力 △(自ターンタイプ) おまえは最初から負け犬ムードだったのだ。
《柱の男》の味方1人に、「◎アタック時、攻撃力がバトルした敵の攻撃力を上回った分だけ相手ライフを減らす」という特殊能力を与える。
《究極完全体カーズ》アタック! 相手がブロック! 《復活のサンタナ》能力起動!! 大ダメージ確定です。
要は簡単に言って、《カーズ》が2回攻撃したら、このゲームは勝ちなワケです!
え? 「《カーズ》は☆7つなのに、どうやって攻撃に出るのか?」ですって?
やだなぁ。ご存知でしょ。
ヒーローカードも《カーズ》様にすれば、問題ないじゃありませんか。
カーズ
ヒーロー 赤石への執念
自分ターンの間、すべてのステージを「スケール:レベルに関係なくキャラ1人」に変更する。
ゾンビなどの相打ち要員を投げ付けて序盤を凌ぎ、《カーズ》の強烈な攻撃をねじ込んで大逆転!! コンボ・デッキらしい豪快な技で勝利しましょう。
さて、デッキレシピです。
| ■“完全生物・カーズ”デッキ
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| ヒーロー |
カーズ |
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| 柱 14枚 |
3x ワムウ |
3x エシディシ |
2x サンタナ |
3x 復活のサンタナ |
3x 完全生物・カーズ |
| 血 10枚 |
3x 屍生人・住民 |
2x ワンチェン |
3x DIOヘッド |
2x 怪人ドゥービー |
| 悪 2枚 |
2x ドノヴァン |
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| イベント 1枚 |
1x 死のウェディング・リング |
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| ステージ 3枚 |
3x 喰屍鬼街 |
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○「かわいそうだけど、コンボが決まったらお肉屋さんの店先にならぶ運命なのね」
完全生物・カーズに復活のサンタナでトランプル(貫通ダメージ)を与えて、2回アタックで倒す。
このデッキの勝ち筋は、唯一これのみと言っても過言はありません。
ちょっとリネージの使い方が特殊なので解説。
このデッキのリネージ頂点カード、《完全生物・カーズ》は、(血)(血)(柱)(柱)(柱)(血)です。
そこで、1ターン目に(血)、2ターン目に(柱)と置いて《DIOヘッド》を出してブロックすれば、(血)(血)(柱)となり、高速で《カーズ》を出すことが出来るようになります。
DIOヘッド
リネージ(血) コスト(血)(無) P0 S1 T0 ☆☆ 吸血鬼
能力 ○(常時タイプ) 我が肉体となって生きよ!
このキャラが倒された時、破棄する代わりに、自分リネージの好きな位置に表向きで入れてもよい。
相手が殴ってこなかったら?
その場合ターンとライフを稼いでます。どっちに転んでもお得ですね。
その場合は(血)(柱)(柱)(柱)(血)と並べて下さい。
この場合、《ヘッド》がブロックした次のターンが《カーズ》登場。
初手に《DIOヘッド》がない場合は8割マリガンです。
「大型フィニッシャーを出してコンボで勝つ!」という贅沢なテーマを成功させるためには、とにかく守って生き残り、可能な限り素早くリネージを溜める事。このデッキは《DIOヘッド》によってまともに動くようになる、と言っても過言ではありません。
マリガンしても引かない場合は、仕方ないので(血)(血)(柱)(柱)(柱)(血)と普通に並べてください。
平均的な流れを解説しましょう。
1ターン目
(血)セット。
《ワンチェン》なり《屍生人・住民》をプレイ。
2ターン目
(柱)セット。
相手が何も出していなければ《ワンチェン》なり《屍生人・住民》なりで攻撃。(そうでない場合は先のターンにブロックして破壊されているはず)
《DIOヘッド》を出してターンエンド。
3ターン目
(柱)セット。
《DIOヘッド》がやられているなら、(血)(血)(柱)(柱)となっています。
相手がステージを出していないならば《喰屍鬼街》をセット。
1枚でもステージが出ているならば、だいたいは貼る必要はありません。2枚目を張ると戦闘区域が拡大して、一気に攻めて来られますからね。
ベースを貼らなかったなら、《ワムウ》を出すか、相打ち要員として優秀な《ドノヴァン》を出したいところです。(ワムウを出す時は『ワムウ! ワムウ!』と歓声を上げましょう)
相手の攻撃が苦しいなら《ドノヴァン》を出してブロックして相打ち。
余裕があるならば、《ワムウ》を出して、次のターンから攻撃です。
相手がスケールレベル4以上のシーンカードを出しているならば優秀なブロック要員になってくれますし、シーンカードが何も出ていなくても、ヒーローカード《カーズ》の効果で自ターンの攻撃には使えます。
4ターン目
(柱)セット。
《ワムウ》が出ているならば攻撃!
しかし、相手がゾンビウィニーなどであった場合、とにかく攻撃が早く、数も多いので大変辛い状況でしょう。
また、この辺りから友・波のビートダウンデッキも攻撃力が高まってきていて、とても辛いところです。
「続くかァ〜〜 続くかァ〜〜 JOJO 続・くゥ・カァ」って感じです。カーズ様、どっちの味方やねん。
このターンは《復活のサンタナ》をプレイ。
5ターン目
(血)セット。ついに(血)(血)(柱)(柱)(柱)(血)が達成!
負ける心配が無いならば、《復活のサンタナ》で攻撃しても良いでしょう。
6ターン目!
「カーズ様が! おおおおお、カーズ様がアアアーッ! 戦闘態勢にはいったーーーーッ!!」
《究極完全体カーズ》で攻撃! もしも相手が、ついうっかり《ワムウ》の攻撃を通したりしていたら、《カーズ》の攻撃を《サンタナ》で通して終わり!です。
「ンンンン いい声だ! 実にいい響きだ…その絶叫を…聞きたかったぞJOJO!」
と締めくくってやりましょう。
エシディシ
リネージ(柱) コスト(柱)(柱)(柱)(無) P5 S2 T2 ☆☆☆ 柱の男
(能力なし)
基本的には場に出しません。リネージ要員です。
しかしまあ、出したら出したで、スケールレベルが3と小さい割には高い攻撃力があります。
サンタナ
リネージ(柱) コスト(無)(柱)(柱)(無) P4 S2 T2 ☆☆☆ 柱の男
能力 ○(常時タイプ) ミート・インペイド(別名・憎き肉片)
アタック時、このキャラとバトルしている敵1人はバトル終了時まで「P−1」される。
リネージ専門要員。出してしまうと《復活のサンタナ》が出せなくなります。
屍生人・住民
リネージ(血) コスト(血) P1 S0 T0 ☆ 屍生人
能力 ○(常時タイプ) 闇の軍団
他の『ゾンビ』の味方がいても、このキャラをバトルフィールドに配置できる。
ワンチェン
リネージ(血) コスト(血) P1 S1 T0 ☆ 屍生人
能力 ○(常時タイプ) 別の肉体さえあれば・・・・・・・・・
味方の『DIO』が捨て札になる時、代わりに手札1枚を捨てて、味方の『DIO』1人を手札に戻す。
(血)で使いまわしのきく低コストブロッカーと言えば、これらしかないのが現実です。
怪人ドゥービー
リネージ(血) コスト(血)(血) P2 S0 T0 ☆☆ 屍生人
能力 ☆(消滅タイプ) いっぱいかんでやったぜーッ
敵のアタック1つによって受けた自分ライフへのダメージの半分(端数切り捨て)を、自分へのダメージ適用後に相手ライフに与える。
P2。しかし相打ち要員としても、なかなか出している暇がありません。リネージ用と考えて良いでしょう。
自爆すると、受けたダメージの半分を相手に与える能力・・・使いどころはありますので、決して忘れないようにしてください。
また、相手の場に《ドゥービー》がいる場合もお気をつけて。《カーズ》で与えた大ダメージの半分が戻ってきたら、多分死んじゃいます。
ちなみに、こちらの《カーズ》の攻撃で相手プレイヤーのライフが0になってから、《ドゥービー》の能力を使われて、相打ち・・という事にはなりません。
《ドゥービー》の能力は、攻撃が通って、ダメージを受けてから使う能力なので、ライフが0点以下になると、その時点で相手の敗北となります。
ドノヴァン
リネージ(悪) コスト(無)(無) P0 S1 T0 ☆ 人間
能力 ○(常時タイプ) おめえなにを殴っているんだ
ステージ1つにいる味方がこのキャラ1人だけの時、このキャラは「S+1」される。
「なんで(悪)のカードが入ってんの?!」と思われるかもしれませんが、彼は無色2のリネージで出せるので、このデッキでも問題なく場に出せます。
実際、血&柱でデッキを組むと、速攻と相打ちしてくれる攻撃力2点の軽コストユニットがほとんど無いのです。
《ドノヴァン》さんか《少年ディオ》を少し投入しないと耐え切れません。
死のウエディング・リング
イベント コスト(柱)(無)
ターンに1枚制限。未行動の敵1人を指定する。その敵は行動タイプの「特殊能力/スタンド能力」が使用できなくなり(この効果にも割り込めない)、可能な限りブロックしなければならなくなる。このカードは自分ターンの間、ブロック宣言前に使用できる。
最後の攻撃を確実に通すためのイベントカード。
必須度は低いので1枚積みですが、あるととても安心。
やっかいなシステムキャラクターを引っ張り出してきて破壊するのも良いですし、相手に《ドゥービー》があって、《究極完全体カーズ》の攻撃時に能力を使われそう・・・な時でも、当の《ドゥービー》を引っ張り出す事で解決できます。
最終的に「考えるのをやめた」というカーズ様ですが、このデッキでは考えるのをやめたら敗北です。
コンボの最速達成を狙うか、守りを優先するか、4・5ターン目あたりは最も悩む事になるでしょう。
しかしぶっちゃけ、3・4回プレイするとパターンがわかってきます。
ややこしいように見えて実際にはシンプルで使いやすい、初心者向けコンボデッキとも言えるでしょう。
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