カードファイト!!ヴァンガード研究所 (2012.2.1)

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第5弾「双剣覚醒」だけで組める!《メイデン・オブ・トレイリングローズ》型ネオネクタールデッキ


 最新弾「双剣覚醒」で新たに追加されたクラン、それが「ネオネクタール」だ。
 かわいいイラストのカードが多くてコレクター的にも人気のあるクランだけど、安定して高いパワーでアタックできるため、実はなかなかに強いクランだったりする。
 20000以上のパワーを出してアタックするのはちょっと苦手だけど、3ラインとも18000パワーを出す事が得意なのだ。

 そう、パワー18000といえば、パワー13000になった《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》や《ファントム・ブラスター・オーバーロード》に対して10000ガードを要求することのできる数値!
 安定して18000アタックできると言うことは、相手がパワー13000化したとしても、パワー11000を相手にしているときと同じような戦いができると言うことだ!


 さらに注目なのが、双剣覚醒が初登場のクランなので、双剣覚醒を買うだけで組めるデッキだということ。
 しかも現時点では「ネオネクタール」にはRRRのカードが存在せず、一番レアリティが高いのがRR。
 つまり、「双剣覚醒からヴァンガードを始めてみようかな?」という人にピッタリなデッキだぞ!


 トレイリングローズ型ネオネクタール
G3 7枚
 4x メイデン・オブ・トレイリングローズ
 3x 魁の戦乙女 ローレル
G2 12枚
 4x アイリスナイト (テキストなし)
 4x グラスビーズ・ドラゴン
 4x ヘイヨー・パイナッポー
G1 14枚
 4x カローラ・ドラゴン (テキストなし)
 4x メイデン・オブ・ブロッサムレイン (ヒットされない)
 4x キャラメル・ポップコーン
 2x ブレイドシード・スクワイア
G0 17枚
 4x 【治】スイート・ハニー
 4x 【☆】ダンガン・マロン
 4x 【引】ダンシング・サンフラワー
 4x 【醒】ウォータリング・エルフ
 1x 【V】シールドシード・スクワイア
(このデッキは双剣覚醒までのカードと、2012年1月時点のルールで作成されております)

 

◆13000の防御力を突破せよ!ファーストヴァンガードの使い方

 前述の通り、対パワー13000ヴァンガードを意識した構築になっているぞ。
 目的は「全ての列でパワー18000を出せるようにする」ことだ。


(ちなみに今回、ファーストヴァガードである《シールドシード・スクワイア》から連なる、各種《○○の騎士 ジーン》へのスペリオルコールのギミックは採用していない。グレード1の《ブレイドシード・スクワイア》でストップだ。
 ファーストヴァンガードがどんどんグレードの高いユニットへパワーアップしていくのはなかなか面白いんだけど、残念ながら各種《ジーン》はパワーがやや低い。安定してパワー18000でアタックするという目的にちょっと合わないのだ。)


 というわけで、このデッキにおける《シールドシード・スクワイア》の使い方から解説していこう。

  

シールドシード・スクワイア
 グレード0 ネオネクタール/バイオロイド ブースト
 トリガー:なし シールド:10000 パワー:5000
■自:他の《ネオネクタール》がこのユニットにライドした時、このカードをRにコールしてよい。
■自【R】:[このユニットを山札の上に置く]このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、あなたの《ネオネクタール》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。
 払ったなら、あなたの山札から、「ブレイドシード・スクワイア」を1枚まで探し、Rにレストでコールし、その山札をシャッフルする。


 ファーストヴァンガードらしく、同じクランにライドされた時、リアガードとしてコールできるぞ。
 もう1つの効果、「アタックがヒットしたら、《ブレイドシード・スクワイア》になれる」を活用するため、右か左の列に再コールしよう。


 先攻なら、グレード1にライドして横にコールし、そのままターン終了。


 が、後攻の時こそがこのデッキならではの動きが見られるぞ。

 後攻の場合、コールし直した《シールドシード・スクワイア》の後ろにブースト用リアガードを置き、相手ヴァンガードへアタックを仕掛けよう。
 ガードされたなら、相手に手札を「使わせた」のだから問題なし。
 アタックが通ったなら《ブレイドシード・スクワイア》に入れ替わろう。

  

 入れ替わる先は、入れ替わる前と同じ場所である必要はないので、ヴァンガードの後列でも、別の列の後列でもかまわない。
 つまり、後列にスペリオルコールすることで、返しの相手ターンでの殴り返しを回避できるということ。
 序盤から相手にダメージを与えつつ、後列に7000ブースト要員を確保できるというわけだ。

 各種《ジーン》が入っているなら「次の自分ターンで前列へ移動してアタック!通ればパワーアップ」ということもできるんだけど、前述の通りこのデッキはグレード1でパワーアップはストップ。純粋な7000ブースト要員確保のエンジンとして考えよう。

 というわけで、入れ替わった《ブレイドシード・スクワイア》はヴァンガードの後ろに置くことがオススメ。
 このデッキのグレード3ユニットはアタック時12000orパワー11000しかないので、「パワー18000を出す」という目的からすると後列パワーが7000だろうと8000だろうと差はないからだ。



◆狙え!ペルソナブラスト! ガードすることを…強いられているんだ!

 グレード2では特筆すべき動きは特にない。
 いつも通りにライドしてポコポコとアタックしよう。

 そしてグレード3。
 可能な限り、《メイデン・オブ・トレイリングローズ》へライドだ!

  

メイデン・オブ・トレイリングローズ
 グレード3 ネオネクタール/バイオロイド ツインドライブ!
 トリガー:なし シールド:なし パワー:11000
■永【V/R】:《ネオネクタール》以外のあなたの、ヴァンガードかリアガードがいるなら、このユニットのパワー-2000。
■自【V】:[CB(1),あなたの手札から「メイデン・オブ・トレイリングローズ」を1枚選び、捨てる]
 このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、コストを払ってよい。
 払ったら、あなたの山札の上から5枚まで見て、《ネオネクタール》を2枚まで探し、別々のRにコールし、その山札をシャッフルする。

 
 パワーが下がる能力があるけど、このデッキに「ネオネクタール」以外のユニットは入っていないので絶対に発動しない。
 なので単純にパワー11000のユニットとして考えられるぞ。リアガードとして出してもパワー11000は強力だ。


 そしてもう一つの能力。
 この弾のグレード3特有の、「同名カードを手札から捨てると発動」する能力だ。(通称「ペルソナブラスト」)

 このカードの場合は、『アタックがヒットした時、山札上5枚を見てその中の「ネオネクタール」2枚をスペリオルコールする』という強力なもの。
 もちろん、「ネオネクタール」じゃないユニットはデッキ内に1枚もないので、確実に2枚呼べるぞ。

 このゲームは基本的に、グレード3になったばかりのターンの場合は「ヴァンガードのアタックはノーガードで通す。ガードしたいならリアガードをガードする」という動きが一般的。
 ヴァンガードのアタックはトリガーが乗る可能性があるので「5000くらい多めにガードしないといけない」わけだけど、リアガードのパワーはアタック中に不確定に増えたりすることはないので、リアガードのアタックを防ぐ方が(基本的に)安全で、さらにガード枚数も少なくて済みやすいからだ。

 しかしこの能力は「アタックがヒットした時」なので、発動を防ぎたければ、普段なら通すはずのヴァンガードの攻撃を「ガードしなくてはならない」のだ!
 もちろん、手札に同名カードがなければペルソナブラストは発動できないので常に必ず発動できるわけではないけど、当然こちらの手札内容は相手にわからない。つまり、相手には「同名カードが手札にあるかどうかわからない」!
 相手は「ガードしないと相手が得をするかも?」という恐怖に付きまとわれるので、この「ガードを強いる」という動きがとても強いのだ。

 ガードする枚数が増えると相手の手札が早く減っていくし、もしペルソナブラストが発動すればリアガードが2枚も増えるので非常にお得。
(手札1枚を捨てているので実質+1枚の得だ)
 もし手札に同名カードがなかったとしても「ドライブチェックでめくれる可能性」もある!アタック完了まで、同名カードが手札にあるかどうかは誰にもわからないぞ!

 しかも、この効果でスペリオルコールされたユニットはスタンドして出てくるので、場合によってはそのまま相手への追撃も可能!
 しかも発動に必要なカウンターブラスト数は、なんと1! とても少ないので、常に発動を狙える&警戒させられるのも魅力だ。



◆その他カードの使い方
 
 続けて、その他リアガード用カードの使い方の解説に移ろう。


  

魁の戦乙女(ヴァルキリー) ローレル
 グレード3 ネオネクタール/バイオロイド ツインドライブ!
 トリガー:なし シールド:なし パワー:10000
■自【V/R】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたの《ネオネクタール》のヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。


 「かげろう」にプロモカードとして登場した《ドラゴニック・エクスキューショナー》のクラン違い版だ。
 《エクスキューショナー》がかなりの強力カードだったことを考えると、登場1弾目にしてこんなカードが登場した時点で、優遇されているクランと考えられるかもしれないね。
 しかもレアリティがRと低めで、プロモの《エクスキューショナー》に比べると結構手に入りやすい。

 効果は「ヴァンガードへのアタック時にパワー12000となる」というもの。
 この効果はリアガードに置いても発動するぞ。

 6000ブーストでも18000を越えるので、安定したアタックが期待できる。
 加えて、8000ブーストをするとパワー20000なので、相手がパワー10000をヴァンガードにしている場合、15000ガードを要求できるのがとても強力だ。


 このデッキでのグレード3の理想は《トレイリングローズ》にライドすることだけど、《トレイリングローズ》が手札に来なくてこのカードにライドすることもあるだろう。
 その場合、序盤にファーストヴァンガードから出した《ブレイドシード・スクワイア》がヴァンガードの後ろにいるとパワー19000のアタックとなり、相手が10000ヴァンガードだった場合はちょっと損をした気分になる。
 8000ブーストを置いていれば20000アタックができたのに…!と考えてしまうかもしれない。

 とはいっても、基本的にこのカードはリアガードに置いてこそ真価を発揮するカード。
 相手のクランを見て、序盤から明らかにパワー10000のグレード3ヴァンガードが出てくる予感を察知した上で、手札に《魁の戦乙女 ローレル》しかない、という場合は横に《ブレイドシード》をスペリオルコールしてもいいだろう。
 しかし、そうでないなら《ブレイドシード》はヴァンガードの後ろに置くようにしよう。
 リアガードのパワー10000ユニットは8000ブーストがないと18000が出せないし、2枚目以降の《魁の戦乙女 ローレル》を引くかも知れないしね。



  

ヘイヨー・パイナッポー
 グレード2 ネオネクタール/バイオロイド インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:8000
■自【V/R】:このユニットがアタックした時、あなたの《ネオネクタール》の、ヴァンガードかリアガードが4枚以上なら、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。


 自分の場に「ネオネクタール」(つまり何でもいい)が4枚以上あれば、アタック時11000になるカードだ。 
 この効果は自分も数えるので、ヴァンガードを含めて他に3枚のユニットが場にあればOKだ。

 これも7000ブーストでパワー18000を出せるからとても使いやすい。
 《トレイリングローズ》のペルソナブラストで出てくるとほぼ確実にパワー11000になれるし、相性も良いぞ。



  

グラスビーズ・ドラゴン
 グレード2 ネオネクタール/フォレストドラゴン インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:9000
 自【V/R】:[CB(2)]このユニットのアタックがヒットした時、あなたの《ネオネクタール》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、1枚引く。


 多くのクランに存在する、「アタックがヒットしたらカウンターブラスト2で1ドロー」というカードの「ネオネクタール」版だ。
 それらと同じくパワー9000であり、残念ながらこのカードに使える9000以上のブーストがない「ネオネクタール」では18000アタックは実現できない。

 しかし、このデッキはカウンターブラストの主な使い道が《トレイリングローズ》くらいしかない。
 オマケにそのペルソナブラストの使用量は1ととても低く、コストが余りやすいので使用タイミングは常にあると考えてもいいだろう。
(他のクランでは「この能力に回すほどカウンターブラストに余裕がない」ことが多くて出番が少ない能力かもしれないけど、同じ能力でもクランの特性によってその有用性が変わる、といういい例かもしれない)

 このカードまたも「ヒットすると」ドローという効果のため、相手はいやいやながらも攻撃をガードせざるを得ない。
 これまた相手は「ガードすることを強いられている」状態となる。


 パワーが低いのでヴァンガードへの攻撃には向いてないが、「ヒットさせたくない」タイプのカードなので、リアガードへ攻撃するのに向いていると考えられる。
 普段ならノーガードでスルーするようなリアガードへのアタックでも「ヒットを許せば1ドローされる」ので、できるだけヒットさせたくないからだ。
 そして「パワー9000+ブースト7000=パワー16000」なので、パワー11000までなら7000ブーストでも10000ガードを要求できる数字となる。
 「リアガードにアタックすれば10000ガードしてもらえる可能性が高い」と考えれば、パワー9000というマイナス点もそこまで気にならないだろう。


 また、現時点(「双剣覚醒」時点)ではトリガーの種類数の関係上、絶対に覚醒(スタンド)トリガーをデッキに入れなくてはならないが、覚醒トリガーがデッキにあると(基本的に)ヴァンガードより前にリアガードからアタックする必要性が出てくる。
(最初にヴァンガードからアタックすると、覚醒トリガーがめくれてもスタンドするリアガードが後列にしかおらずあまり意味がないからだ)

 なので、

 ●《グラズビーズ・ドラゴン》アタック(ここはガードされる可能性が高め)
 →ヴァンガードでアタック、覚醒トリガーがめくれる
 →《グラスビーズ・ドラゴン》をスタンド&パワー+5000
 →再度《グラスビーズ・ドラゴン》でアタック!


 という流れが自然にとれるようになるし、何よりドローするチャンスが増えたりするぞ。


 ただ、パワー9000+トリガー5000だとパワー14000にしかならないし、「ヴァンガードへのアタックには向いてない」ことに変わりなく、ヴァンガードへのアタックの重要性が高まる終盤ではやや力不足となる。
 相手が13000ヴァンガードになった場合は「このカードの仕事は中盤戦まで」と割り切り、適当なタイミングでインターセプトして別のリアガードへ変えてしまう思い切りの良さも重要だ。


 もちろん、16000アタックならこのカードでも簡単に狙えるので、相手が11000ヴァンガードの場合なら最後まで場にいても特に問題はない。
 が、カウンターブラストが余るデッキにおけるこのドロー効果は強力だとはいえ、あまりドローに固執しすぎないようにしよう。
 このデッキには12000や11000のアタッカーが多く存在するので、状況に応じて効率良くスタンド&パワー+5000効果を与えられるよう、特に終盤はアタックするリアガードの順番を考えたほうがいいだろう。



   

アイリスナイト
 グレード2 ネオネクタール/バイオロイド インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:10000
 (能力なし)


カローラ・ドラゴン
 グレード1 ネオネクタール/フォレストドラゴン ブースト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:8000
 (能力なし)


 定番のパワー10000と8000ブーストな能力なしユニットだ。

 もはや説明する必要のないくらい強力なカードだけど、相手がパワー13000ヴァンガードを出してくる可能性が出た関係上、その重要性は増したと言える。
 ↑でも解説したように、パワー10000には8000以上のブーストがないとパワー18000が出せず、逆に8000ブーストではパワー10000が必要になるからだ。


 このデッキに限らず、
 ・「条件付きでパワー11000以上or9000以上のブーストができるカードが他に多くある」
 ・「パワーが低いけど能力がとても強い」
 ・「パワーが低くても採用しなければならない理由がある」
 などと言った事がない限り、これら能力なしカードは積極的にデッキへ採用するようにしたい。

 ↑でも解説したけど、《魁の戦乙女 ローレル》のようなパワー12000を8000ブーストすれば20000アタックとなり、パワー10000に対しては絶大な威力を発揮できるという点も重要だぞ。




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