| カードファイト!!ヴァンガード研究所 (2012.2.9.) | 
 
 
 
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 クロスライドからペルソナブラスト!《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》型かげろうデッキ
 
 
 「本当の強さとは何かを教えてやる!」
 CMで櫂くんが言ってるセリフだけど、実際に「双剣覚醒」により「かげろう」が強化!
 なので今回紹介するのは、「かげろう」の新しいフィニッシャー《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》を使ったデッキだ。
 
 
 
 
   
 ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド
 グレード3 フレイムドラゴン ツインドライブ!!
 トリガー:なし シールド:なし パワー:11000
 ■永【V/R】:《かげろう》以外のあなたの、ヴァンガードかリアガードがいるなら、このユニットのパワー−2000。
 ■永【V】:あなたのソウルに「ドラゴニック・オーバーロード」があるなら、このユニットのパワー+2000。
 ■自【V】:[CB(2),あなたの手札から「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」を1枚選び、捨てる]このユニットのアタックがヒットした時、コスト
を払ってよい。
 払ったら、このユニットをスタンドする。
 
 
 (このデッキは双剣覚醒までのカードと、2月時点のルールで作成されております| | 《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》型「かげろう」 |  |  |  | G3 8枚 |  4x ドラゴニック・オーバーロード |  |  |  4x ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド |  |  |  |  | G2 11枚 |  4x ドラゴンナイト ネハーレン (テキストなし) |  |  |  4x バーニングホーン・ドラゴン |  |  |  2x バーサーク・ドラゴン |  |  |  1x ドラゴンアーマード・ナイト |  |  |  |  | G1 14枚 |  4x 鎧の化身 バー (テキストなし) |  |  |  4x ワイバーンガード バリィ (ヒットされない) |  |  |  3x 魔竜導師 キンナラ  |  |  |  2x 約束の火 エルモ  |  |  |  1x アイアンテイル・ドラゴン  |  |  |  |  | G0 17枚 |  4x 【治】ドラゴンモンク ゲンジョウ |  |  |  4x 【☆】槍の化身 ター  |  |  |  4x 【引】ガトリングクロー・ドラゴン |  |  |  4x 【☆】ブルーレイ・ドラコキッド |  |  |  1x 【V】リザードソルジャー コンロー |  | 
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 動画のレシピとは一部異なります)
 
 
 ◆狙え!クロスライド!
 
 《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》の特徴といえば、まず思い浮かぶのが《ドラゴニック・オーバーロード》がソウルにあることでパワー13000になる能力。
 
 このパワー13000化は本当に強い。
 以前の記事でも解説したけど「パワー18000以上じゃないと5000でガードできる」という防御力が大きなポイントだ。
 もう少し踏み込むと、相手はパワー23000までパワーを上げないと15000ガードを要求することができない、という点も忘れてはいけない。
 
 
 そしてもう1つ。
 アタック時にも13000あるので、8000ブーストでアタックすれば合計パワー21000!
 これは相手が11000ヴァンガードでも最低15000ガードを要求できる数字。
 防御力に目が行きやすいけど、攻撃力の面で見ても非常に強力なのだ。
 
 
 ただし、《ドラゴニック・オーバーロード》がソウルにある状況を作るには、《ドラゴニック・オーバー・ロード》の上から《ジ・エンド》をライドしなくてはならない。(通称「クロスライド」)
 
 グレード2から《ジ・エンド》に直接ライドしてしまうと、直接ソウルを増やす手段がない限りはクロスライドすることはできない。
 (もう一度《ドラゴニック・オーバーロード》にライドし直して、そこからクロスライド…というのは現実的ではないだろう)
 
 そして《ドラゴニック・オーバーロード》の上にライドするということは、「実質、グレード4のようなもの」となる。
 すなわち、パワー13000化の代償として普段のグレード3ストップより1枚多く手札を消費することとなる。
 
 たかが1枚と思うかもしれないけど、されど1枚。終盤では手札1枚の差で勝敗を分かつこともしょっちゅうだ。
 特に「かげろう」は手札や場のカードを増やすことが苦手なクランだから、なおのことかもしれない。
 「相手より手札が1枚少ない状態で戦うことになる」という事を忘れず、パワー13000になる恩恵を最大限に発揮できるよう心がけよう。
 
 例えば、相手がパワー18000を出すことにぜんぜん苦労しないデッキだった場合、「防御力13000の恩恵は消えてしまう」と言っても過言ではない。
 「13000でアタックできる」だけが利点となるわけだ。
 そうなると、場と手札の状況にもよるけど「あえてクロスライドせず、11000のリアガードとして使う」という選択肢も出てくるかもしれない。
 
 
 状況に応じて、最も効率的な戦い方を身に付けたいところ。
 それでもクロスライドによる13000化は本当に強い!ぜひとも使いこなそう!
 
 
 
 ◆発動!ペルソナブラスト
 
 《ジ・エンド》も「ペルソナブラスト」を持っているぞ。
 以前の記事で紹介した《メイデン・オブ・トレイリングローズ》と同じく、「アタックがヒットした時」に発動するものだ。
 この「アタックがヒットした時」能力の強力さは以前の記事でも解説済みなので、そちらを見てほしい。
 
 
 《ジ・エンド》の能力は、何と「自身をスタンドする」というとてつもなく強力なものだ!
 ヴァンガードがスタンドするということは、「もう一度ツインドライブ!!しつつアタックできる」ということ!
 つまり、手札補充をしながら「相手に追加ダメージorガードさせる」のどちらかができるということだ。
 
 はっきりいってメチャクチャ強い。一度発動してしまえば一気に勝利が近づくほどだぞ。
 相手からすると一度たりとも発動を許したくはないハズなので、ものすごいプレッシャーだ。
 
 
 ちなみに攻撃時に《ジ・エンド》が手札になくとも、ドライブチェックでめくれた場合にでも即発動が可能。
 なので、アタックが終わるまで同名カードが手札にあるかどうかはお互いわからないから、常にプレッシャーを与え続けることができるぞ!
 また、このデッキには入っていないが、《希望の火 エルモ》のブーストでヒットした場合も、《希望の火 エルモ》の効果で引いてきた《ジ・エンド》でペルソナブラストが使用可能だ!
 
 ということで、隙がを見せるとペルソナブラストで一気に決着をつけるぞ!というプレッシャーを与え続けるために、「常にカウンターブラスト2を使える状態」を維持するといいだろう。
 これで相手はガードのために手札を取っておかなければならなくなり、自由な展開ができなくなるはずだ。
 (もちろん、相手が5ダメージとかの状態では、カウンターブラストがあろうがなかろうが全力でガードされるだろうから、無理に維持する必要はなくなる)
 
 
 なので、《バーサーク・ドラゴン》の効果にカウンターブラストを回す余裕は、あんまりなかったりする。
 相手が速攻を仕掛けてきた時や、ファイナルターンで効果を使う分には問題ないから採用しているだけなので、《バーサーク・ドラゴン》効果の発動を無理に狙う必要はない。
 《バーサーク・ドラゴン》の効果をなかなか使えない!と感じたら、《ベリコウスティ・ドラゴン》などに変更するといいだろう。
 
 
 
 ◆その他カード解説
 
 
   
 バーニングホーン・ドラゴン
 グレード2 フレイムドラゴン インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:9000
 ■自【R】:このユニットがアタックした時、あなたのカード名に「オーバーロード」を含むヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。
 
 このデッキのグレード3は共に「オーバーロード」なので、実質「アタック時はパワー12000」のユニットだ。
 8000ブーストでアタックすれば20000アタックできるし、パワー6000でブーストしても18000アタックできる。
 
 「かげろう」は《魔竜導師 キンナラ》など優秀なパワー6000ユニットが多く、これらを多めに採用しても18000アタックしやすいのは非常に大きい。
 つまり、このカードもムチャクチャ強いぞ!
 
 
 
     
 ドラゴンナイト ネハーレン
 グレード2 ヒューマン インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:10000
 (能力なし)
 
 ドラゴンアーマード・ナイト
 グレード2 ヒューマン インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:10000
 ■永【V/R】:他のあなたの《かげろう》がこのユニットと同じ縦列にいないなら、このユニットのパワー−2000。
 ■起【V/R】:[CB(1)]そのターン中、このユニットのパワー+1000。
 
 共にグレード2のパワー10000ユニットだ。
 パワー18000アタックの重要性が高まっているので、これらパワー10000ユニットの強さがアップしたわけだ。
 
 なお、《ドラゴンアーマード・ナイト》は追加の《ネハーレン》という位置付けなので、持っていないのなら別のカードに差し替えても問題はない。
 (一応、アニメ「カードファイト!!ヴァンガード」のDVD1巻の初回特典なので、今から入手したい!という方はそちらを)
 
 
 また、今人気の《マジェスティ・ロードブラスター》を使ったデッキの場合、2ターン目の攻撃時に、《ブラスター・ブレイド》か《ブラスター・ダーク》に《ういんが
る・ぶれいぶ》でブーストしてパワー14000でアタックしてくることが多い。
 この攻撃を通してしまうと、相手は《ブラスター》を探してくるため、こちらとしては何とかこのアタックを止めたい。
 そんな時、こちらのパワーが10000あれば、仮に相手がヴァンガードのアタックでトリガーがのっても、10000ガードで止めることができるぞ!
 
 
 
   
 約束の火 エルモ
 グレード1 サラマンダー ブースト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:4000
 ■自【R】:[SB(1)]このユニットがカード名に「オーバーロード」を含むユニットをブーストした時、コストを払ってよい。
 払ったら、そのバトル中、ブーストされたユニットのパワー+6000。
 
 「オーバーロード」をブーストした時にソウルブラストすれば、実質10000ブーストになるカードだ。
 相手によってはクロスライドしなくとも15000ガードを要求できる場合もあるほど、高いパワーを出せるぞ。
 
 前述の通り、グレード3は全て「オーバーロード」なのでヴァンガードは条件を確実に満たせる。
 また、10000ブーストするためにはソウルを1つ使うので、むやみには使えない。
 なのでヴァンガード専用ブーストカードとして使おう。
 
 なお、このカードは《リザードソルジャー コンロー》で山札からサーチできるので、デッキに1枚だけでも問題はない。
 「ダメージに行ってしまったらサーチできない」「相手の効果で退却させられる可能性がある」という理由で2枚にしているだけなので、問題ないと思ったら1枚だけにしてもいい。
 
 
 
   
 魔竜導師 キンナラ
 グレード1 ドラゴンマン ブースト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:6000
 ■起【R】:[CB(1),このユニットをソウルに置く]あなたの《かげろう》のヴァンガードがいるなら、相手のグレード1のリアガードを1枚まで選び、退却させる。
 
 相手のブースト要員を退却させることができるカードだ。
 8000ブースト要員などを退却させれば相手の18000アタック作戦を妨害することができるので、これも重要性が高まっている。
 前述の通り、《バーニングホーン・ドラゴン》のオカゲで18000アタックの足を引っ張りにくくなったのも大きい。
 《バーニングホーン・ドラゴン》が引けなかった時など、パワーの低さが気になったら効果で相手グレード1を退却させ、改めて別のグレード1を出そう。
 
 なお、効果を使えばソウル送りになるので、《約束の火 エルモ》の弾丸を増やせる、という点も重要だぞ!
 
 
 
 ◆改造するなら?
 
 
   
 ベリコウスティドラゴン
 グレード2 フレイムドラゴン インターセプト
 トリガー:なし シールド:5000 パワー:9000
 ■自【V/R】:このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、あなたの《かげろう》のヴァンガードがいれば、あなたのダメージゾーンから1枚選び、表にする。
 
 コストが厳しい!と感じたなら、《バーサークドラゴン》と入れ替えよう。
 
 
 
 
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