遊戯王研究所 (2013.7.18.)

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□動画のデッキを紹介! 《E・HERO(エレメンタル・ヒーロー)》デッキ




 こんにちわ!サンダーです。(ツイッター→http://twitter.com/thunder_ck
 
 待ちに待った夏休みがやってくる!
 そして新弾「シャドウ・スペクター」の発売も迫ってる!
 更に更に!夏休みイベント「海馬王決定戦」「池っち店長巡業」「サンダーSV巡業」も来るぞー!!
 
 海馬王決定戦 →http://blog.goo.ne.jp/tcg1234/e/9881bc0ed5965d6508bc005393111992
 池っち店長巡業 →http://blog.goo.ne.jp/tcg1234/e/77fcc1c2b55f9851d3e6a0a048a988f0
 サンダーSV巡業 →http://blog.goo.ne.jp/tcg1234/e/721aa9cac06bf8646d7db2aaecdf81c2

 イベント目白押しのビッグウェーブ、いつ乗るの?!
 
 今でしょ!!
 
 
 そして今回も「シャドウ・スペクター」を2BOX以上お買い上げのお客様に、「シャドウ〜」のカードを使った特製デッキ記事をプレゼントだ。
 この記事で友達より一歩先の情報をGETしよう!
 
・配布期間は2013年7月28日までとなります
・2013年8月上旬以降に、内容の一部または全部が一般公開される場合があります





 
 さて今回紹介するのは、青眼龍轟臨の紹介動画にてコスモMが使用したHEROデッキ。
(HEROの活躍は動画後編から!)


  
 遊戯王・青眼の白龍が復活!ストラクチャーデッキ3つ合体!!前編


  
 遊戯王・青眼の白龍が復活!ストラクチャーデッキ3つ合体!!後編


  
 遊戯王・青眼の白龍が復活!ストラクチャーデッキ3つ合体!!後編その2


 レシピはこちら!

 
■《E・HERO》デッキ
☆4・効果
GS05など (DT06など)
EE04など (DP1など)
☆1・チューナー
 3x エフェクト・ヴェーラー
DREVなど (GS05など)
☆4・デュアル
DE02など (DT12など)
通常魔法
BE01など (SD25など)
 1x 大嵐 【制限】
BE02など (GDB1など)
 1x 増援 【制限】
BE02など (ST13など)
EE04など (DP03など)
 2x 強欲で謙虚な壺 【準制限】
DREVなど (SD24など)
EE04など (CRV
速攻魔法
 3x サイクロン
BE01など (ST13など)
 3x 超融合
 3x デュアルスパーク
通常罠
BE01など (GDB1など)
 3x ヒーロー・ブラスト
 2x 強制脱出装置
EE2など (GDB1など)
カウンター罠
 1x 神の宣告 【制限】
BE02など (GDB1など)
 1x 神の警告 【制限】
 エクストラデッキ
☆6・融合
 1x E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) ガイア
☆8・融合
 2x E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) アブソルートZero
 2x E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) THE シャイニング
 2x E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) エスクリダオ
 1x E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) ノヴァマスター
★4×2・エクシーズ
DP12など (ST13など)
 1x 交響魔人マエストローク
 1x No.(ナンバーズ)50 ブラック・コーン号
このデッキは2013年7月中旬時点のカードで作成されております



HEROの戦い方その1 ワンターンキル編

 やはり現代遊戯王において、「相手がスキを見せたら一撃死!」のワンターンキルコンボはできるだけ持っておきたいところ。
 これが有る無しでは、相手に与えるプレッシャーが違います!



 このデッキの場合、必要なカードは《エアーマン》と《死者蘇生》の2枚。
 
  

 そして、カードを伏せるなどして、手札を《エアーマン》1枚のみにできること!
(つまり《死者蘇生》もいったん伏せます)



 まず、手札の《エアーマン》を通常召喚。
 《エアーマン》の効果で《バブルマン》を手札に入れよう。


  

E・HERO(エレメンタルヒーロー) エアーマン
 ☆4 風属性 戦士族
 ATK/1800 DEF/300
■このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールド上の「HERO」と名のついたモンスターの数まで、
 フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊できる。
●デッキから「HERO」と名のついたモンスター1体を手札に加える。


E・HERO(エレメンタルヒーロー) バブルマン
 ☆4 水属性 戦士族
 ATK/800 DEF/1200
■手札がこのカード1枚だけの場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
■このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に自分のフィールド上と手札に他のカードが無い場合、
 デッキからカードを2枚ドローする事ができる。



 持ってきた《バブルマン》が唯一の手札なので、そのまま特殊召喚。

 そして《エアーマン》と《バブルマン》でエクシーズ、《エクスカリバー》!


 

H−C(ヒロイックチャンピオン) エクスカリバー
 ★4 地属性 戦士族 エクシーズ・効果
 ATK/2000 DEF/1600
 戦士族レベル4モンスター×2
■1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。
 このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる。



 《エクスカリバー》の能力を起動、攻撃力が4000になります。
 エクシーズ素材としてHERO2枚ともが墓地へ送られます。

 ここで伏せていた《死者蘇生》を発動!
 墓地の《エアーマン》を特殊召喚!
 
  

(《死者蘇生》は通常魔法なので、伏せたターンにも発動可能です)


 《エアーマン》の効果で《バブルマン》2枚目を持ってきましょう。
 そしてこれまた特殊召喚。
 
  

 2体でエクシーズ! 今度は《ブレード・ハート》です!


 

機甲忍者ブレード・ハート
 ★4 風属性 戦士族 エクシーズ・効果
 ATK/2200 DEF/1600
 戦士族レベル4モンスター×2
■1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
 このターン、選択したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。



 《ブレード・ハート》が2200で2回攻撃し、《エクスカリバー》が4000で攻撃、見事1ターンキルです!
 
  





 このコンボは《エアーマン》&《死者蘇生》という、1枚制限カードを2枚使ったものなので、そうそう決まらないように思われるかもしれません。

 ですが、《エアーマン》は、《増援》《E−エマージェンシーコール》《ヒーローアライブ》で用意できます。
 つまり「《エアーマン》のようなもの6枚と《死者蘇生》1枚」のコンボです。




 また、「《バブルマン》2枚がデッキの中にいること」も条件となります。

 ですが1枚しかない場合でも、《フォトン・スラッシャー》で代用できるルートもあります。


 

フォトン・スラッシャー
 ☆4 光属性 戦士族
 ATK/2100 DEF/0
■このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
■自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない。



1・手札の《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚
2・《エアーマン》通常召喚、《バブルマン》を手札に
3・手札の《バブルマン》を特殊召喚
4・《エアーマン》&《バブルマン》でエクシーズ
5・エクシーズモンスターの効果起動でエクシーズ素材を墓地へ
6・《エアーマン》を《死者蘇生》、HEROを手札に入れつつ、《フォトン・スラッシャー》とエクシーズ
7・1ターンキル!





 また、「《ヒーローアライブ》から《エアーマン》を特殊召喚」からのスタートの場合、召喚権が余るので、《アナザー・ネオス》での代用ルートも可能です。


 

ヒーローアライブ
 通常魔法
■自分フィールド上にモンスターが表側表示で存在しない場合、ライフポイントを半分払って発動する事ができる。
 自分のデッキからレベル4以下の「E・HERO」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。



1・《ヒーローアライブ》で《エアーマン》特殊召喚、効果で《バブルマン》を手札に
2・手札の《アナザー・ネオス》を通常召喚
3・手札の《バブルマン》を特殊召喚
4・以下略

(または、《バブルマン》1枚を手札に引いてしまっていた場合も、《アナザー・ネオス》を《バブルマン》に置き換えるのも可です)



 おまけに、《死者蘇生》を引かない!といった場合でも、《ミラクル・フュージョン》を使えば最大7200まで叩き出せます!


 

ミラクル・フュージョン
 通常魔法
■自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
 「E・HERO」という名のついた融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
 (この特殊召喚は融合召喚扱いとする)



1・《エアーマン》通常召喚、《バブルマン》を手札に
2・手札の《バブルマン》を特殊召喚
3・《エアーマン》&《バブルマン》で《ブレード・ハート》をエクシーズ
5・効果起動でエクシーズ素材を墓地へ
6・《ミラクル・フュージョン》で墓地のHEROを融合、《E・HERO Great TORNADO》を融合召喚!
7・2200の2回攻撃と2800で、7200点!

 
  





HEROの戦い方その2 《アナザー・ネオス》ごり押し編

 なんだかんだ言ってエクシーズや融合絡みの高打点は警戒されますので、基本的にはこっちの戦い方がメインです。

 つまり《アナザー・ネオス》は攻撃力1900と☆4にしては高めのステータスを誇りますので、これでごり押していくという普通な戦い方です。


 

E・HERO(エレメンタル・ヒーロー) アナザー・ネオス
 ☆4 光属性 戦士族
 ATK/1900 DEF/1300
■このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱う。
■フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
 このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードのカード名は、フィールド上に表側表示で存在する限り、「E・HERO ネオス」として扱う。



 当たり前の話ですが、相手のモンスターを戦闘破壊すると1アドバンテージ。
 地味ですが、こういった積み重ねが大事でもあるのです。
(こういった地道な積み重ねにこだわりすぎると、今度は逆にエクシーズなどの大ざっぱ高打点にひっくり返されるので、要はバランスなのですが)


 対戦相手もむざむざ《アナザー・ネオス》の戦闘破壊で1アドバンテージ取られたくはないでしょうから、魔法や罠で除去しようとしてくるでしょう。
 しかし、そこはHEROデッキ。
 《アナザー・ネオス》1体がやられたところで、《増援》《E−エマージェンシー・コール》《エアーマン》などであっという間に後続を用意できます。
 相手の妨害を上回る物量差で、地道に1アドバンテージずつ稼いでいきましょう。



 また結果的に、対戦相手が《アナザー・ネオス》を処理するために魔法・罠を使い切ってくれれば大チャンス!
 《ミラクル・フュージョン》による墓地融合で高打点を作り、一気に倒し切りましょう!

 





HEROの戦い方その3 《超融合》編

 さて、《アナザー・ネオス》による戦闘破壊でアドバンテージを取れていた時代は良かったですが、最近(2013年7月現在)は手軽に高打点モンスターが召喚できるようになり、大会的な強さという意味では昔ほど楽ではなくなってきました。
 魔導や征竜は言うにおよばず、他にもさまざまなデッキで1900より大きいモンスターが簡単に用意できます。
 
   




 なので、HERO側も魔法や罠で相手モンスターに対処する必要性が高まっているわけですが、その点HEROはさまざまな専用(っぽい)カードが存在し、専用(っぽい)デッキとしての個性を発揮できます。

 そして、そんなさまざまな専用(っぽい)カードでもっとも個性的なのがこのカード!


 

超融合
 速攻魔法
■手札を1枚捨てて発動できる。
 自分・相手フィールド上から融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
 その融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
■このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。


 
 HEROデッキには融合素材が各属性+HEROである融合HEROがいますので、つまり相手のモンスター&自分のHEROを素材に融合召喚できてしまえるのです!
 これにより、相手モンスターを除去しつつ、HEROの打点をアップ!





 利点はそれだけではありません。
 このカードは速攻魔法なのも重要です。

 速攻魔法という事は、相手ターンにも発動できます。
 なので、相手が大型モンスターで攻撃してきたところで発動、結果戦闘ダメージを回避するのも可能です。



 また、速攻魔法なので戦闘中に発動し、追加ダメージを狙う事も可能です。
 つまり、《バブルマン》で攻撃、《エアーマン》で攻撃、そこで《バブルマン》と《エアーマン》を《超融合》、《Great TORNADO》を融合召喚、そして攻撃、みたいな連続攻撃も行えます。
 この場合、800+1800+2800で、総計5400点ダメージ!
 
   

 応用として、
「HEROで攻撃→ダメージが入って《冥府の使者 ゴーズ》や《トラゴエディア》が出てくる→《ゴーズ》や《トラゴエディア》とHEROで《超融合》→さらに攻撃!」
なんてことも可能です。



 他にも、相手の《奈落の落とし穴》を回避しつつの《超融合》、といった速攻魔法ならではの動きも可能です。





ルール解説 《超融合》


 

超融合
 速攻魔法
■手札を1枚捨てて発動できる。
 自分・相手フィールド上から融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
 その融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
■このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。



 「このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。」

 つまり、カウンター罠であっても発動すらされません。
 《超融合》は発動さえしてしまえば、もう対戦相手には止める手段はないわけです。

 これは、効果モンスターでも止められないので、《エヴォルカイザー・ラギア》のようなモンスターの効果でも止められません。
 なので《ラギア》ですら《超融合》の素材にすることが可能です。


 

エヴォルカイザー・ラギア
 ★4 炎属性 ドラゴン族 エクシーズ・効果
 ATK/2400 DEF/2000
 恐竜族レベル4モンスター×2
■このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動する。
 魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。






 ですが、《超融合》により融合召喚されたモンスターには、「魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない」なんて制限はありません。
 つまり、止められないのはあくまで《超融合》自身の発動だけです。
 ですので、融合モンスターの特殊召喚に対しては、普通に《奈落の落とし穴》《激流葬》などで対処されてしまいます。




 また、さすがの《超融合》でも、「そもそもできないこと」は行えません。
 たとえば今回のレシピでは☆5より小さい融合モンスターが入ってないので、《ヴェルズ・オピオン》がいる場合、《超融合》の発動自体が行えません。
(今回のレシピでは無理というだけで、☆5より小さい融合モンスターを出すために《超融合》、みたいな場合でしたら発動可能です)


 

ヴェルズ・オピオン
 ★4 闇属性 ドラゴン族 エクシーズ・効果
 ATK/2550 DEF/1650
 「ヴェルズ」と名のついたレベル4モンスター×2
■エクシーズ素材を持っているこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。
■また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 デッキから「侵略の」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 




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