遊戯王研究所 (2011.1.16) |
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□敵役大集合! 地縛機皇帝デッキ
(この動画は2010年11月時点でのルールとカード、2010年9月1日付け禁止制限ルールで作成されております。
また、《極神皇トール》に関しては→星界の三極神、光臨! その1 《極神皇トール》デッキ)
地縛神&機皇帝 |
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☆10・効果(8枚) |
3x 地縛神Aslla Piscu(アスラピスク) |
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3x 地縛神Uru(ウル) |
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2x 地縛神Ccapac Apu(コカパクアプ) |
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☆1・効果(2枚) |
2x 機皇帝ワイゼル∞(インフィニティ) |
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通常魔法(11枚) |
1x 死者蘇生 【制限】 |
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1x 闇の誘惑 【制限】 |
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3x テラ・フォーミング |
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3x 強欲で謙虚な壺 |
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3x 地縛神の復活 |
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フィールド魔法(5枚) |
3x 死皇帝の陵墓 |
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2x 機皇城 |
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速攻魔法(4枚) |
1x サイクロン 【準制限】 |
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3x 終焉の焔 |
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通常罠(5枚) |
3x 栄誉の贄 |
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2x 亜空間物質転送装置 |
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永続罠(3枚) |
3x 超古代生物の墓場 |
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カウンター罠(2枚) |
2x 魔宮の賄賂 |
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| (このデッキは2010年1月時点でのルールとカード、2010年9月1日付け禁止制限ルールで作成されております。
また、エクストラデッキには《キメラティック・フォートレス・ドラゴン》や、
《死者蘇生》を活用するためシンクロモンスターを入れておくと良いでしょう)
「《地縛神》ってそもそも何者?」という人は、昔にも記事&動画を紹介しているので、まずそちらをご確認して欲しい。
→地縛神アスラピスク・コカパクアプを使ってみよう!強力!地縛神コンボデッキ“黒き翼”!(注:2009年3月当時の記事です)
この記事↑で《Aslla Piscu》と《亜空間物質転送装置》のコンボなどは解説しているので、今回の記事では省略するぞ。
《地縛神》の効果をおさらい
地縛神Ccapac Apu(コカパクアプ)
☆10 闇属性 悪魔族
ATK/3000 DEF/2500
■「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
■フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。
■相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
■このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
■このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
地縛神Aslla Piscu(アスラピスク)
☆10 闇属性 鳥獣族
ATK/2500 DEF/2500
■「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
■フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。
■相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
■このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
■このカードの効果以外でこのカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊し、破壊したカード1枚につき800ポイントダメージを相手ライフに与える。
地縛神Uru(ウル)
☆10 闇属性 昆虫族
ATK/3000 DEF/2500
■「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
■フィールド上に表側表示でフィールド魔法カードが存在しない場合このカードを破壊する。
■相手はこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。
■このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
■1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースする事で、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、このターンのエンドフェイズ時までコントロールを得る。
《地縛神》の大きなメリットは、とにかく戦闘をしなくても良いこと。
これは《魂を削る死霊》のような「戦闘で破壊されない」系の効果よりも強力だ。
たとえば相手が超巨大モンスターを出した場合、《魂を削る死霊》がうっかり攻撃表示ならば、確かに破壊はされないが超巨大な超過ダメージを喰らってしまい、プレイヤー自身がピンチだ。
だが、自分のモンスターが《地縛神》のみの場合、そもそも相手はこちらを攻撃できないのだから、当然超過ダメージも喰らわない。
また、《異次元の女戦士》や《冥府の使者ゴーズ》のような戦闘に強いモンスターがいたとしても、相手から攻撃はされないし、こちらはそれらを無視してダイレクトアタックできる。
つまりことバトルフェイズに関しては《地縛神》は無敵であり、相手モンスターはアタックだけでなくブロックすら許されない、まさに神のモンスターなわけだ。
基本的な使い方
このデッキはボスキャラカードが大集合しているだけあって、チマチマしたコンボなんかでは戦わない。たった2枚のカードで圧倒的なパワーを叩き出せるぞ。
ということで、このデッキの基本は《地縛神》&《死皇帝の陵墓》のコンボ。
死皇帝の陵墓
フィールド魔法
■お互いのプレイヤーは、アドバンス召喚に必要なモンスターの数×1000ライフポイントを払う事で、リリースなしでそのモンスターを通常召喚する事ができる。
《地縛神》と《死皇帝の陵墓》をコンボさせることにより、
・ライフ2000を払うことで、リリース無しに《地縛神》を通常召喚できるようになる
・《陵墓》はフィールド魔法なので、《地縛神》の自爆テキストを回避できる
・《陵墓》によりライフが減るので、《アマゾネスの剣士》や《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》などのダメージ反射クリーチャーが危険、と思いきや《地縛神》は直接攻撃が可能、かつ攻撃されないので、ラクラク回避
と、複数のメリットがある。
《死皇帝の陵墓》が引けない場合は《テラ・フォーミング》や《強欲で謙虚な壷》で探そう。
《地縛神》を召喚できたらあとは殴るだけ。
ダイレクトアタックで2500や3000が殴るのだから、あっという間に相手ライフを削り取れるぞ。
このデッキの基本的な動かし方はたったコレだけだ。対戦相手が3000のダイレクトアタックに怯えるさまを眺めて楽しもう!
対戦相手が反撃してきたら?
対戦相手のシンクロモンスターは《超古代生物の墓場》で封じ込め、魔法や罠は《魔宮の賄賂》でカウンター、もちろん《亜空間物質転送装置》での回避もある。
超古代生物の墓場
永続罠
■このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上に表側表示で存在するレベル6以上の特殊召喚したモンスターは攻撃宣言をする事ができず、効果を発動する事もできない。
亜空間物質転送装置
通常罠
■自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、発動ターンのエンドフェイズ時までゲームから除外する。
だがそんな《地縛神》も、いつかは《地砕き》《激流葬》されたり、そもそも《神の警告》されたりするかもしれない。
だが、そこで慌ててはいけない!
もちろん相手の反撃ぐらいは折り込み済み、相手に「逆転できるかも!?」と思わせたところで、さらに強大なモンスターを出すのがボスキャラデッキというものだ。
機皇帝ワイゼル∞(インフィニティ)
☆1 闇属性 機械族
ATK/2500 DEF/2500
■このカードは通常召喚できない。
■自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚する事ができる。
■1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
■このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
■また、1ターンに1度、相手の魔法カードの発動を無効にし破壊する事ができる。
《地縛神》と比べダイレクトアタックはできなくなったが、相手の魔法をカウンターできる能力がついた。
また、《超古代生物の墓場》で封じこめているであろう相手シンクロモンスターを吸収し、攻撃力を上げるのも便利。
さらに、相手のターンは《ワイゼル》で魔法を封じ、自分のターンに《亜空間物質転送装置》で《ワイゼル》をどけて、《地縛神》召喚ダイレクトアタック!なんて流れも可能だぞ。
その他のカード
終焉の焔
速攻魔法
■このカードを発動する場合、自分は発動ターン内に召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
■自分のフィールド上に「黒焔トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を2体守備表示で特殊召喚する。
(このトークンは闇属性モンスター以外の生け贄召喚のための生け贄にはできない)
相手のターンに使って、自分のターンに《地縛神》をアドバンス召喚するのが基本的な使い方。
「フィールド魔法が《機皇城》しかない!」「《死皇帝の陵墓》はあるけどライフが足らない!」といった場合にはこの手段で《地縛神》を召喚しよう。
もちろんいざという時には《スケープゴート》のように、相手の攻撃を防ぐのにも使える。
栄誉の贄
通常罠
■自分のライフポイントが3000以下の場合、相手が直接攻撃を宣言した時に発動する事ができる。
そのモンスターの攻撃を無効にし、自分フィールド上に「贄の石碑トークン」(岩石族・地・星1・攻/守0)2体を特殊召喚し、自分のデッキから「地縛神」と名のついたカード1枚を手札に加える。
「贄の石碑トークン」は、「地縛神」と名のついたモンスターのアドバンス召喚以外のためにはリリースできず、シンクロ素材とする事もできない。
発動条件のライフ3000以下が厳しく思われるかもしれないが、《死皇帝の陵墓》でライフを払うので、そこまで難しくはない。
また、ライフ3000以下の状態なら《死皇帝の陵墓》の起動コストも惜しいところだが、リリース用のトークンを出しつつ反撃用の《地縛神》を探してこれるのだから至れり尽くせり。
なお、トークンクリーチャーは破壊されても墓地へは行かない。
なので《終焉の焔》の「黒焔トークン」や、《贄》の「贄の石碑トークン」が破壊されても、《ワイゼル》は特殊召喚できないぞ。
一応《地縛神Uru》の効果のリリースには使えるので、「《ワイゼル》で殴りたいが相手のモンスターが邪魔」みたいな場合には、トークンをリリースしてモンスターを奪い、《ワイゼル》の攻撃を通そう。
機皇城
フィールド魔法
■自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇帝」と名のついたモンスターは、シンクロモンスターの効果の対象にならない。
■フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「機皇帝」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
2種類目のフィールド魔法。《死皇帝の陵墓》が引けてないときは、このカードで《地縛神》を守ろう。
さて、このカードの目玉は2つめの《機皇帝》を探す効果。
こんな効果があるので、相手はそうそう壊しにはこないだろう。
なので、《ワイゼル》が欲しいときは基本的には自分で壊す必要がある。
具体的には、まず《機皇城》が場にある場合、もう1枚フィールド魔法(なんでもいい)を用意し、それをセットしてやるだけ。「フィールド魔法は場に1枚のみ」のルールにより、これで《機皇城》を破壊でき、《ワイゼル》を入手できるぞ。
なお、場に《地縛神》がいる時に、相手に《機皇城》を破壊された場合、まず《地縛神》が自壊してから《ワイゼル》が手札に来るので、この《ワイゼル》は特殊召喚できない。
つまり、相手の《サイクロン》などを警戒する場合は、先に《ワイゼル》を持っておく必要があるということだ。
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