□どうせなら、相手の邪魔をしないロマネスクデッキで派手に楽しもう! “ロマナソース”
さあ皆さん、今日のデッキは、かなり画期的な動きをしますよ。
皆さんを舐めているわけではありませんが、多分、読んで想像するのと、実際のデッキの動きは相当違います。
なにしろ、作った僕自身が、想像以上のとんでもない動きに、「なんじゃこのデッキ!!!」と悲鳴を上げたぐらいですから!
○本当は“マナソース”を作ろうとした
かつて、当店で紹介&販売された
“マナソース”というデッキタイプは、当時環境を完全支配していた“アクアンデッキ”に勝てる、除去デッキではない「男らしくクリーチャーを出しまくるデッキ」として、一部熱狂的ファンを生み出しました。
で、今でも時々、「新環境の“マナソース”って、どんな内容になるんですか?」というお便りがやってきます。
“マナソース”というデッキタイプは、基本として、
「3ターン目【青銅】、4ターン目【ウィンドアックス】または【スカイソード】とつなぎ、5ターン目に7マナの強力カードを手撃ちする事が可能という、美しいマナ・カーブを描いたデッキ・タイプである」
というルールがあります。
もっと簡単に言うと、光・自然・火の3色で、【ミスト・リエス】ドローを中心とした、クリーチャー主体のデッキである、ともいえます。
光・自然・火・・・・そして、潤沢に増えたマナを使って大量展開するデッキ・・・・
うぁああああ!! まんま、【ロマネスク】のカラーじゃございませんか!!! あひぃぃいいい!!
■ミもフタもなく“ロマナソース”(ロマネスク・マナソース) |
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クリーチャー 32枚 |
4x 予言者クルト |
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4x 凶戦士ブレイズ・クロー | |
4x ダンディ・ナスオ |
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2x シビレ・アシダケ |
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4x 青銅の鎧 |
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2x 曙の守護者パラ・オーレシス |
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1x 粛清者モーリッツ |
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4x 雷鳴の守護者ミスト・リエス |
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2x 呪紋の化身 |
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2x 紅神龍ジャガルザー | |
2x 龍仙ロマネスク |
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1x 光神龍ダイヤモンド・グロリアス |
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呪文8枚 |
4x 母なる大地(Sトリガー) |
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4x 母なる紋章 |
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(【シビレ・アシダケ】は【幻緑の双月(14弾)】でも問題ありません)
○恐怖の異次元高速大量核爆発的展開!!
レシピをご覧頂ければわかるように、「どこがマナソースやねん!?」という構成です。
しかしコレがなんとも、「【ミスト・リエス】が出てからのマナ加速、ドロー連鎖」が、実にマナソース的・・・いや、あれをさらにパワー・アップしたものなんですよ。
1マナクリーチャーの多さから、みなさん「多分、すごい事になるんだろうな・・・」とお思いでしょう。
ええ。凄いです。【ロマネスク】。
お馴染み、【青銅】→【母】→【ロマネスク】の後、【ミスト・リエス】が出たらもう、「キモイ!!」の一言です。
都合8枚の【母】により、ほぼ全てのクリーチャーを実質2マナで召喚可能。
【ミスト・リエス】ドローと相性抜群・・・いや、抜群なんてなまやさしいもんじゃないな。核融合ですよ。途中で【ロマネスク】を出しなおすと、もう止まりません。
クリーチャー出す、ドローする。出す、ドローする。【母】を引いた。【母】使う。【ロマネスク】もう1回出す。マナ増えた&ドローする。出す、ドローする。【母】引いた。大型出す、ドローする・・・。
「ハイドロデストラクション」的な動きの途中で、さらにマナが増えるのです。
アゴが外れそうな大量展開。
そして【母】から【ジャガルザー】。ターボラッシュで全員スピードアタッカー。
または、【ダイヤモンド・グロリアス】。全軍突撃。
いきなりジ・エンド。
紅神龍ジャガルザー
コスト6 ボルケーノ・ドラゴン 6000
■W・ブレイカー
■ターボラッシュ(自分の他のクリーチャーがシールドをブレイクしたあと、そのターンが終わるまで、このクリーチャーは次の 能力を得る)
■このクリーチャーがバトルゾーンにある間、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
光神龍ダイヤモンド・グロリアス
コスト8 アポロニア・ドラゴン 7000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、自分の他のクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃することができない効果はすべて無効になる。(召喚酔いや、「このクリーチャーは攻撃することができない」または「このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない」などの効果が無効になる)
■W・ブレイカー
【粛清者モーリッツ】でタップしてブロックを許さず、【呪紋の化身】がトリガーを許さず。
DM、即死ゲーム化。
粛清者モーリッツ
コスト4 ソルトルーパー 3000
■メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、このクリーチャーは次の▲能力を得る)
▲このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
呪紋の化身
コスト6 ミステリー・トーテム 6000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンにある間、相手は「S・トリガー」を使えない。
自分で言うのもなんですが、このデッキは、きもい。
○動かし方
タップインするカードが多いと困るデッキなので、【ロマネスク】は2枚だけ。必ず【ダンディ・ナスオ】で持ってきて、マナゾーンに埋めます。なので【ナスオ】の枚数、4枚全力。
3ターン目、【青銅】。
4ターン目、【ミスト・リエス】。
5ターン目・・・6マナ。さあ、地獄開始です。
3マナで【母】。【ナスオ】か【青銅】を埋めて【ロマネスク】。残り8マナ。
【ロマネ】が出たので、【ミスト】でドロー。1マナクリーチャーを出して、またドロー。
それを繰り返し、【母】を引いたら再び【ロマネスク】を出し直します。また4マナチャージ。
クリーチャー召喚、ドローを繰り返し、【母】から【ジャガルザー】を召喚。
最強の回りなら、クリーチャー5、6体と、【ジャガルザー】が出ています。召喚酔いしていないクリーチャーでシールドを攻撃し、【ジャガルザー】のターボラッシュで全軍突撃!
もう1ターンあれば、さらにやりたい放題。クリーチャー10体は軽く出ています。
【ヘブンズ・ゲート】デッキ(左) vs ロマナソース(右)
http://jp.youtube.com/watch?v=0u5MU6OAATw
(動画では【フィーバー・ナッツ(12弾)】が使用されています)
○改造するなら?
このデッキは、ぶっちゃけいくらでもイジりようがあります。
今回のは、できるだけクリーチャーを軽くし、「【ロマネスク】と【ミスト・リエス】が揃った時の、馬鹿馬鹿しいほどの大量高速展開」を楽しんで頂けるよう、シンプルに構成しました。荒削りです。
まずはこのままの内容をお試しいただき、色々なイタズラカードを投入すると面白いでしょう。
前出した通りこのデッキ、【ロマネスク】が2枚あれば、充分回ります。
「【ロマネスク】を4枚集めるなんて、無理じゃあああ!」とお考えだった皆さんにとっても、じゃっかんマイルドな構成と言えるでしょう。
【ロマネスク】を手に入れた皆さん、どうせなら、色々な【ロマネスク】デッキを作り、コイツの強さをしゃぶり尽くしてみませんか?
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