デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2010.5.18

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 □覚醒篇デッキ 帰ってきたデッキ破壊戦術『ブラッディ・クロス・EVO』!

  
いけっち店長「うっす。いけっち店長だ。
 コロコロコミック6月号で紹介されていたデュエル・マスターズ覚醒篇(6月26日発売予定)のカードで、さっそくデッキを作ってみたぞ!」
 
ハリー  「おお! 珍しくすばやいお仕事。覚醒篇だけに、店長も覚醒したと信じたいところですな」
 
いけっち店長「うむ! まかせろ! で、コロコロを見る限り今回のカードには、“覚醒”やら“連鎖”やら“マーシャル・タッチ”やら、面白そうな新能力が色々ある」
 
ハリー  「さっそく、新能力カードの魅力を伝えるデッキを作ってみたわけですな。素晴らしい」
 
いけっち店長「いや、そういった能力を生かすデッキは、もう少しカードの種類が増えてから作った方が良いだろう。
 なので今回は、単体で面白いデッキを作れそうなカードを選び、テーマデッキを作ってみた」
 
ハリー  「とりあえず公開されているカードだけで、新能力を試してみるのも良いと思うんですが・・・例えば『超次元』を使ったデッキとか・・・」
 
 いけっち店長「俺が真っ先に注目したカードはコレだ!」




ブラッディ・クロス
 1コスト 呪文
■自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、相手は自分の山札の上から2枚を墓地に置く。

 
いけっち店長「こいつぁキタぜ! はるか昔の『デュエルマスターズ人口を激減させた(かもしれない)極悪デッキ“ザ・スラッシュ”』を再構築せよとのお告げと見た! 久々のデッキ破壊ですよ奥さん!!」
 
ハリー  「何がお告げだ! アホかあんた! せっかくの新弾なのに、なんでよりによってそんなデッキを作るんですか!」
 
いけっち店長「いや、こういうカードが出ちまった以上、作るしか無い! いや、もう作った!
 《デ・バウラ伯》で《ブラッディ・クロス》をぐるぐる回し、自分はニンジャ・ストライクと墓地のクリーチャーをデッキに戻すシステムでデッキ切れを緩和!
 相手のクリーチャー、手札を破壊し続け、《ブラッディ・クロス》でデッキを削り、何もさせずにゲームエンド!
 攻めぬ! 殴らぬ! 引きこもる! たった一度も攻撃せずに、相手に絶望的な敗北をもたらしてくれるわっっ!!」
 
ハリー  「ダメだこの人! はやく何とかしないと!」



■攻めぬ! 殴らぬ! 引きこもる! 帰ってきた地獄のデッキ破壊
 引きこもり騎士“ブラッディ・クロス・EVO!”
クリーチャー
19枚
 4x 魔光騎聖ブラッディ・シャドウ(Gゼロ)
 3x 光牙忍ハヤブサマル(ニンジャ)
 4x 魔光王機デ・バウラ伯
28弾など (DMC57
 3x パクリオ
CDP3など (15弾
 3x スペース・クロウラー
27弾など (DMC57
 1x ストーム・クロウラー
CDP3など (18弾など)
 1x 蒼狼の始祖アマテラス(殿堂)
31弾など (DMC57など)
呪文21枚
 3x ブラッディ・クロス
36弾
 2x 魔弾ソウル・キャッチャー
 3x エナジー・ライト
CDP3など (DMC55など)
 1x 魂と記憶の盾(殿堂)
11弾など (DMC57など)
 3x トラップ・コミューン(Sトリガー)
 2x リボーン・EVOチャージャー
 2x ミスティック・クリエーション(Sトリガー)
18弾など (6弾
 1x エターナル・スパーク(Sトリガー)
36弾
 1x サイバー・ブレイン(Sトリガー・殿堂)
1弾など (DMC57など)
 1x デーモン・ハンド(Sトリガー)
CDP3など (DMC58など)
 2x ロスト・ソウル
CDP3など (18弾など)
(このデッキは2010年5月時点のルールと、35弾までのカードに、雑誌公開の36弾カードで作られています)

 
注1・デュエルマスターズでは、「山札が無くなった時」「山札の最後のカードを引いた時」、ゲームの敗北となります。
注2・やられる側にとっては楽しいデッキではないので、大会以外で使うときは相手に確認を取った方が良いでしょう。

 
 
いけっち店長「見よ! この、やる気(攻める気)の無さ!!」
 
ハリー  「あああああああ・・・!」
 
いけっち店長「コントロール・デッキである以上、相手に対応するために、相手より多くの手札を持てるようドロー加速するのがセオリー。
 
 しかし、《ブラッディ・クロス》という、自分も相手もデッキが削れるカードを使う以上、相手より早くデッキが切れるというおマヌケな事態は避けなければならない。
 ゆえに今回、採用したのがこのシステム。
『《リボーン・EVOチャージャー》を《ミスティック・クリエーション》で何度も使って、墓地のクリーチャーを何回もデッキに戻し、自分のデッキ切れを防ぐ』という戦術だ!」
 
リボーン・EVOチャージャー
 4コスト 呪文
■クリーチャーを2体まで、自分の墓地から山札の一番上に好きな順序で置く。
■Evoチャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンにある自分の進化クリーチャー1体の下に重ねて置いてもよい。)

 
ミスティック・クリエーション
 4コスト 呪文
■Sトリガー
■自分のマナゾーンからカードを3枚まで選び、自分の手札に戻す。

 
ハリー  「なんでそんな、ロクでもないことばかり頭が回るんですか!」


 
いけっち店長「クリーチャーを再利用する戦術をとる以上、通常の除去呪文に頼るより、相手の攻撃は可能な限りブロッカーで押しとどめる構成にしたい。
 有名なコンボとして、《デ・バウラ伯》と《ブラッディ・シャドウ》を《魔弾ソウル・キャッチャー》で無限にぐるぐる回す、という、ブロッカー無限ループコンボがあるが、まず、基本はそれを採用。
 このコンボは、《デ・バウラ伯》の効果を再利用するために、いったん《デ・バウラ伯》を『破壊しなければならない』のだが、相手が攻撃してくれるとは限らない。
 そこで!《トラップ・コミューン》を使い、“ナイト”を選択し、自爆させまくって相手も破壊し尽くす、という焦土戦術で、相手を恒久的、かつ、徹底的に破壊するのだ!」
 
トラップ・コミューン
 4コスト 呪文
■S・トリガー
■種族をひとつ選ぶ。選んだ種族の自分のクリーチャーを、好きな数破壊する。その後、その数以下の相手のクリーチャーを選び、破壊する。


ハリー  「・・・なるほど。これはひどい。
 除去コントロールと言えば、《バキューム・クロウラー》を使うタイプもありますが、それは使わないんですか?」

いけっち店長「《トラップコミューン》を使う以上、場にクリーチャーは残したい。
 毎ターン自分のクリーチャーを手札に戻す《バキューム・クロウラー》とは、シナジーが合わないかな」


 
ハリー  「さらに、新たな《魂と記憶の盾》とも言える《エターナル・スパーク》も早々に投入ですが・・・確かに、殴る気が無いなら、相手クリーチャーを破壊するより、シールドにしてしまった方が、安全ですが・・・」
 
エターナル・スパーク
 4コスト 呪文
■Sトリガー
■バトルゾーンにあるコスト4以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、裏向きにして、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。

 
いけっち店長「墓地を利用するデッキも多いからな」


 
 ハリー  「デッキ切れ対策として、《封魔ベールゼブブ》は使わないんですか?」
 
封魔ベールゼブブ
 4コスト グランド・デビル 3000
■返霊(このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地からカードを3枚、好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。そうした場合このクリーチャーの▼能力を使う)
▼コスト5以下のE・ソウルクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
 
 
いけっち店長「うむ。現時点でのコロコロ情報まででは『E・ソウルクリーチャー』ってのが無いし、アタックしなければならないのが美しくないからな。
 まあ、E・ソウルクリーチャーの情報が出たら、『ソウル・ブラッディクロス』ってデッキになるかもしれん」
 
ハリー  「どっちにしろデッキ破壊ですな」



■基本戦術

○《デ・バウラ伯》&《ソウル・キャッチャー》&《ブラッディ・シャドウ》で速攻に耐える。
 
○《トラップ・コミューン》で《デ・バウラ伯》などを破壊しつつ敵クリーチャー軍を壊滅させ、《デ・バウラ伯》と《ブラッディ・シャドウ》を《ソウル・キャッチャー》し、回収した《デ・バウラ伯》で《ソウル・キャッチャー》を回収し、要するに相手に有効な攻め手がなくなるまでループを発生させる。
 
○場を固めてきたら、デッキ破壊スタート。
 《リボーン・EVOチャージャー》で墓地のクリーチャーをデッキトップに戻し、《ブラッデイ・クロス》で減った分をリカバリーする。
 
 マナゾーンに置かれた《リボーン・EVOチャージャー》を《ミスティック・クリエーション》で回収。墓地に行った《ミスティック・クリエーション》を《デ・バウラ伯》で回収・・・。
 
 以下、《リボーン・EVOチャージャー》と《デ・バウラ伯》と《ミスティック・クリエーション》のループを2・3回繰り返し、《ブラッディ・クロス》を2・3回撃てば、相手のデッキが先になくなって、ゲーム終了。
 


いけっち店長「コツとしては、《ブラッディ・クロス》は早いうちに使っておくこと。
 墓地が増えるので、回収カードの多いこのデッキでは、やれることが増えて一気に楽になるぞ」
 
ハリー  「《ブラッディ・クロス》で墓地が増えるなら、《魔光帝フェルナンドVII世》も出しやすいのでは?」
 
いけっち店長「クリーチャーの多いデッキなんで、期待するほどじゃない。それに、《フェルナンド》がアタックしなければならないのが美しくない。と言うか、無くても良いものは入れなくていい」
 
ハリー  「本当に徹底的に、相手のシールド殴る気無いですね」
 
いけっち店長「それがこだわりと言うものだよ。
 まあ、ガチデッキ(トーナメント用デッキ)とは言えんと思うが、ドルゲーザや連ドラ、ヘヴィメタル、速攻系とは戦えた。
 ハイドロハリケーンには、除去がまとめてのハデなもんなんで、かなり刺さる。
 マナ破壊には辛いが、そりゃ相性ってもんだ」
 
ハリー  「まったく、嬉々としてこんなデッキを・・・まあ、喜んでるみたいですから止めはしませんが、次こそはちゃんとしたデッキを作ってくださいよ?!」
 
いけっち店長「うむ! 《サイバー・G・ホーガン》あたりを使って悪いことしてみようかな、と思う。完成するかどうかわからんが」
 
ハリー  「なるほど。あれは何かしでかしそうなカードですね。
 でも、あんまり面白すぎるデッキを作ってしまったら、3ボックス購入して下さったお客さまへの限定特典、『エックスデッキ』のネタが無くなりませんか?」
 
いけっち店長「その時はその時だ! 俺ならやれる! 自分を信じて、力の出し惜しみは無しだ!」
 
 
 

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