|  デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2010.9.9 | 
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  □爽快! 進化獣連続発射! “進化ドリルスマッシャー”!!
 
 
  今回のデッキは、特に強力!と言うわけではありませんが、使っていて爽快なテーマデッキです。
  
  テーマは・・・進化獣だらけ!
  
  ひとつのデッキになんと、20枚もの進化クリーチャー!
  そして呪文はたったの4枚・・・
  つまり36枚がクリーチャーカード! というデッキです。
  
  「進化獣だらけのデッキ」というと、かつて、《レオパルド・グローリー・ソード》(今は《メガ・イノセント・ソード》を使用)を使い、ありとあらゆる進化獣を召喚するテーマデッキ“ダーウィン”がありましたが・・・
  あれは、「その時々に応じて、すごい能力の進化獣を重ね、その『場に出た時の能力』でアドバンテージを得る」というデッキで、「進化獣を次々に召喚し、相手を叩きのめす!」という動きは楽しめませんでした。つまりあのデッキでは、進化獣はスピードアタッカーなのに、せっかくのその長所を使いこなせていなかったのです。
  
  しかし! “神化編”で、デッキ進化とマナ進化、手札進化クリーチャーの種類が充分に増えたことにより、ついに「進化獣を次々に召喚し、ミサイルのように投げつけながら戦う!」という、豪快なデュエルが楽しめるようになったのです!
  
  《進化設計図》や《エンペラー・ニュロン》で増えまくった手札の中から、最良の進化獣を選び出し、次々にプレイして相手を追い込む!
  この感覚は、普通の速攻デッキでは味わえません!(速攻というにはじゃっかん遅いので、ビートダウン、ですかね?)
  
  変なコンボはありません。
  しかし、その動きは実に新鮮、爽快! 是非お試しあれ!
  
  
 
| ■連続発射! 進化ドリルスマッシャー |  
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クリーチャー 16枚 | 
  2x 大冒犬ヤッタルワン  | 
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  2x 幻緑の双月  | 
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  1x シビレアシダケ  | 
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  3x 電磁翔天ピピッピ  | 
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  2x 青銅の鎧  | 
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  2x 斬隠テンサイ・ジャニット(ニンジャ)  | 
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  4x アクア・サーファー(Sトリガー)  | 
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手札進化
 7枚 | 
  4x エンペラー・ニュロン  | 
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  3x クリスタル・アックス  | 
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デッキ進化
 7枚 | 
  4x 機真装甲ヴァルドリル  | 
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  3x 火ノ鳥ペリュトン  | 
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マナ進化
 5枚 | 
  3x 密林の総督ハックル・キリンソーヤ  | 
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  2x ブレードグレンオー・マックス  | 
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| 究極進化1枚 | 
  1x 神羅ドラグ・ムーン  | 
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| 呪文4枚 | 
  4x 進化設計図(Sトリガー)  | 
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  |   
(このデッキは2010年9月時点のルールと、36弾までのカードで作られています
 《ヤッタルワン》《幻緑の双月》《シビレアシダケ》は総枚数が5枚であれば、どんな組み合わせでも問題ありません)
  
  
 ■基本戦術
  
  《ヤッタルワン》《シビレアシダケ》などでマナ加速し、手札の進化獣を召喚したら、次々に突撃させます。
  《エンペラー・ニュロン》《進化設計図》などを使い、手札を補充して、次なる突撃要員を展開します。
  
  具体的には、2コストのマナ加速クリーチャー→《機真装甲ヴァルドリル》→《エンペラーニュロン》か《火ノ鳥ペリュトン》・・・という流れが基本ですね。
  
  とどめは、《クリスタル・アックス》や《神羅ドラグ・ムーン》で好き放題です。
  
  このように、戦い方自体は非常にシンプルで、初心者でも数回練習すれば、すぐに勝率を高められるデッキです。
  
  
 ■特殊すぎるデッキ構成
  
  進化獣20枚。
  ここまで極端なデッキは、普通に作るとマトモに動きません。 
  神化編が出て初めて、「やっとデッキとして成り立つ」レベルにカードプールが整ったデッキなのです。
 
  特に使ってて楽しいのは、《機真装甲ヴァルドリル》です!
  
機真装甲ヴァルドリル
  4コスト ヒューマノイド/オリジン 3000
 ■デッキ進化−自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
 ■このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、アンタップされているクリーチャーを攻撃できる。
 
 
  まずこのデッキ、2ターン目はマナ加速クリーチャーがスタートカードになります。(手札は減りますが、あとあと《進化設計図》を使えば使いきれない程に増えます)
  
  よって、3ターン目は4コストである《機真装甲ヴァルドリル》が理想的。
  相手が《コッコ・ルピア》などのシステムクリーチャーを出していたなら、それを潰しましょう。
  相手がクリーチャーを出していないなら、2ターン目に出しておいたマナ加速クリーチャーと合わせて2体でシールドをアタックです。
 
 
 
  ちなみに、デッキ開発の途中では、《地獄スクラッパー》や《サイバー・ブレイン》が入っていたのですが、《ヴァルドリル》や《火ノ鳥ペリュトン》の採用でデッキ進化獣が増えたことにより、《アクア・サーファー》に切り替わりました。
  
  予想外だったのは、トリガー呪文よりトリガークリーチャーを優先したことで、「《火ノ鳥ペリュトン》の下におかれると強いカード」が増えたことです。
  意外と結構、嫌らしい動きをしてくれます。
  
  
 ■各カード解説
  
 斬隠テンサイ・ジャニット
  3コスト サイバーロード/シノビ 1000
 ■ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚しても良い。そのターンの終わりに、このシノビを山札の一番下に置く)
 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるコスト3以下の他のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
 
  速攻対策のニンジャ・ストライクです。
  手札進化の際のコストにもなるので、水クリーチャーの数のキープは重要。
  このデッキでは、攻防ともに優秀なカードとして活躍してくれます。
  
 
 
 アクア・サーファー
  6コスト リキッド・ピープル 2000
 ■Sトリガー
 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
 
  速攻対策シールドトリガー。手札進化のコストにもなります。
  《ペリュトン》の下になった場合、いったん墓地へ落ちてから、再び「場に出る」ので、効果はちゃんと使えます。
  
 
 
 エンペラー・ニュロン
  5コスト サイバー・ロード 4000
 ■手札進化−水のクリーチャーを1体自分の手札から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から、同じ名前のカードが2枚出るまで表向きにする。その2枚を自分の手札に加え、その後山札をシャッフルする。 
 
  ややこしい事を書いていますが、ようするに手札が2枚増えます。
  召喚に2枚使っているので、結果的には手札が増えてるわけではありませんが、それでも充分です。
 
 
 
 クリスタル・アックス
  7コスト リキッド・ピープル 11000
 ■手札進−水のクリーチャーを1体自分の手札から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 
 ■このクリーチャーはブロックされない。 
 ■W・ブレイカー
 
  フィニッシャーです。
  シールドゼロにさえ追い込んでしまえば、手札のコイツを投げつけて、ゲームエンドです!
  なにげにパワー11000と超でかいので、殴り返しにも。
 
 
 
 機真装甲ヴァルドリル
  4コスト ヒューマノイド/オリジン 3000
 ■デッキ進化−自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。
 ■このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、アンタップされているクリーチャーを攻撃できる。
 
  さあ、みんなで叫ぼう! ヴァルドリーーール!!
 
 
 
 ブレードグレンオー・マックス
  3コスト フレイム・モンスター 4000
 ■マナ進化−火のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。
 ■このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、相手のタップされているパワー3000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
 
  ブロックされなかった場合、タップしている相手の小型クリーチャーを破壊します。なので殴り合いに持ち込んだ場合、大活躍。
  それ以外の場合は、マナも減りますし、埋めてしまって良いでしょう。
  ただし、一気に数を展開して止めを刺す場合にはとても強いので、手札に残すかマナにするか、もっとも悩むカードの一つです。
 
 
 
 神羅ドラグ・ムーン
  7コスト ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン 15000
 ■究極進化−自分の進化クリーチャーの上に置く。 
 ■このクリーチャーが攻撃するとき、パワー6000以下の相手のクリーチャーを2体まで破壊する。 
 ■T・ブレイカー
 
  切札です。ほとんどのカードが進化獣というこのデッキでは、究極進化も普通の進化と同じようにプレイできてしまいます!!
  まあ、コイツの出番より《クリスタル・アックス》で止め、というシーンが多いでしょうが、やはりカッコ良いので、1枚は欲しいところです。
 
 
 
 大冒犬ヤッタルワン
  2コスト ドリームメイト 1000
 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、手札を1枚、自分のマナゾーンに置いてもよい。
 
 幻緑の双月
  2コスト ビーストフォーク 1000
 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、手札を1枚、自分のマナゾーンに置いてもよい。
 
 シビレアシダケ
  2コスト バルーン・マッシュルーム 1000
 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、手札を1枚、自分のマナゾーンに置いてもよい。
  
  3種類に分けているのは、進化種族をバラし、デッキコンセプトを予測されにくくするためです。
  細かい話なので、別に《ヤッタルワン》4枚と、あと何か1枚、でも構いはしません。
  
  2コストのマナ加速クリーチャー5枚、《青銅の鎧》3枚という変則的な枚数ですが、計算の結果です。
  2ターン目カードは、マナ加速クリーチャーだけでなく、《進化設計図》もあるのですから。
 
 
 
 密林の総督ハックル・キリンソーヤ
  3コスト ドリームメイト 5000
 ■マナ進化−自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 
 ■シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次の能力を得る)
 ■自分のクリーチャーは、それよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。
 
  マナにするか、手札に持ち続けるか・・・もっとも悩むカードです。あらゆる状況を予測し、よく考えてプレイして下さい。
  経験から言うと、3ターン目に出すと、マナが減りすぎて動けなくなります。
 
 
 
 進化設計図
  2コスト 呪文
 ■S・トリガー
 ■自分の山札の上から6枚を表向きにする。その中から進化クリーチャーをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを好きな順で自分の山札の一番下に戻す。
 
  たった2コストで、平均3枚以上ドローできます。6枚引いたりできたら・・・超気持ちイイ!(古いな)
  
   
 電磁翔天ピピッピ
  2コスト(水&火) ファイアー・バード/サイバーロード 3000
 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 
 ■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。そのカードが進化クリーチャーの場合、自分の手札に加える。進化クリーチャーでない場合、自分の山札の一番下に戻す。
 
  アタックすると、半分の確率でドローになります。
  軽いし、パワーもそれなりにあるし、手札進化の進化元にもなってくれます。
 
  
 ■最後まで検討されたカード
 
 
 奇兵の超人
  6コスト ジャイアント/サムライ 3000
 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から進化クリーチャーを2体まで選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後山札をシャッフルする。
 
  とどめの《クリスタルアックス》と進化元を一度に持ってこれるので、決まれば強いのですが、やはり「重い」のがネックです。
 
 
 
 神羅ブリザードムーン
  6コスト ルナティック・エンペラー/サイバー・コマンド 9000
 ■究極進化−自分の進化クリーチャーの上に置く。
 ■このクリーチャーが攻撃する時、カードを3枚まで引いてもよい。
 ■W・ブレイカー
 
  出しやすいのですが、ここで過剰な手札補充をしても、一気に展開できるほど軽いデッキではありません。別のデッキでこそ輝くカードでしょう。
  
  
  
 ■改造するなら?
  
  今後、より軽い進化獣が登場するたび、このデッキの切っ先はより鋭くなっていくでしょう。
  とにかく呪文の数は増やさないように、ほぼ、フルクリーチャーデッキである事を心がけて下さい。
  
  事故り安くなるので、あまりおすすめしませんが、闇の墓地進化を入れるなら、墓地肥やしが必要になってきます。《ダンディ・ナスオ》や《魔皇アンドラージ》の投入がおすすめです。
  この場合、火文明を抜くと良いでしょう。
  
  
  
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