デュエルマスターズ研究所(デッキ集) 2012.6.11.

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□裏カードキングダムカップ2012 デッキ紹介 召喚した時効果を再利用「激沸騰イチバンボシ」


◆今までの裏カードキングダムカップ2012デッキレシピ
 ・「現代のジャック・ヴァルディ」
 ・《大邪眼B・ロマノフ》デッキ「勝利の呪文☆ボチヤミサンタイ」
 ・《ロイヤル・ドリアン》デッキ「ヤツの名はサーティーン」
 ・《ドラゴンフレンド・カチュア》の墓地利用デッキ「ブラックカチュア」




 裏カードキングダムカップにフランチャイズから初参戦!
 仙台泉店→Twitter)からやってきた《激沸騰!オンセン・ガロウズ》デッキです。









 

  

激沸騰!オンセン・ガロウズ
 7コスト(水&火) サイバー・コマンド/フレイム・コマンド/エイリアン 6000
■W・ブレイカー
■自分のターン中、水または火の進化ではないクリーチャーを召喚した時、そのクリーチャーを表向きにして自分の山札の一番上に置いてもよい。
 そうした場合、そのクリーチャーを山札の上からバトルゾーンに出す。


 一見するとわかりにくい効果です。
 わかりやすく、「《激沸騰!》がいるときに《アクア・サーファー》を召喚」した状況を説明すると、

  

1・《アクア・サーファー》を召喚、《サーファー》の効果でクリーチャーを手札に戻す

2・《激沸騰!》の効果で、《サーファー》が山札の上に。

3・《激沸騰!》の効果で、山札の上に置かれた《サーファー》がバトルゾーンに出るので、再度クリーチャーを手札に戻す


 つまり、「出した時」効果を持つクリーチャーとコンボすることで、効果を2回使えるようになるカードです!



◆激沸騰イチバンボシ
クリーチャー
 3x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)
CDP4など (DMX02など)
 2x 隻眼の粉砕脚ポン吉 【Sトリガー】
36弾など (DMX08など)
 4x カモン・ピッピー
 1x 分解屋ゲンナイ 【マナ爆誕】
 2x 電流戦攻セブ・アルゴル
 2x コーライル
CDP1など (2弾
 3x ドスコイ・イチバンボシ
 2x 次元流の豪力(ジオ・バリバリ・ミランダ)
R01など (DMX06
 2x アクア・サーファー 【Sトリガー】
CDP4など (DMD06など)
 2x 激流アパッチ・リザード
呪文
 4x フェアリー・ライフ 【Sトリガー】
32弾など (DMX02など)
 3x エナジー・ライト
CDP4など (DMX03など)
 4x ドンドン吸い込むナウ 【Sトリガー】
 4x 超次元エナジー・ホール
36弾など (DMX08など)
 2x ハッスル・キャッスル
30弾など (DMX08など)
超次元
 1x 時空の踊り子マティーニ → 舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ
37弾など (DMX02
 1x サコン・ピッピー(星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン)
 1x ウコン・ピッピー(星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン)
 1x 勝利のプリンプリン(唯我独尊ガイアール・オレドラゴン)
 1x 流星のフォーエバー・カイザー(星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン)
 1x 勝利のリュウセイ・カイザー(唯我独尊ガイアール・オレドラゴン)
 1x 勝利のガイアール・カイザー(唯我独尊ガイアール・オレドラゴン)
 1x 激沸騰! オンセン・ガロウズ(絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン)
(このデッキは2012年3月までのカードと2012年3月15日時点の殿堂ルールにより作られています)


 このデッキの主軸は《激沸騰!オンセンガロウズ》です。
 なので、これを早めに出すのが勝利パターン。
 つまり、《超次元エナジー・ホール》か《激流アパッチ・リザード》を早めに使いましょう。

   

超次元エナジー・ホール
 5コスト 呪文
■カードを1枚引く。
■次のうちいずれかひとつを選ぶ。
→自分の超次元ゾーンから好きな数のサイキック・クリーチャーをコストの合計が5以下になるように選び、バトルゾーンに出す。
→コスト7以下の水のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。


激流アパッチ・リザード
 7コスト メルト・ウォリアー/ハンター 5000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト8以下の火または自然のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。


 そのために序盤は《フェアリー・ライフ》でマナ加速したり、《エナジー・ライト》や《ドンドン吸い込むナウ》などで《エナジー・ホール》や《アパッチ》を手札に入れるのを目標に。



 いざ《激沸騰!》を出せたらフィニッシュに向かいましょう。

 フィニッシュパターンその1は《カモン・ヒッピー》の召喚。
 《激沸騰!》とコンボすると効果が2回なので、《サコン》《ウコン》《流星のフォーエバー・カイザー》と一気に揃うので、次のターン覚醒リンクで《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》!

      

カモン・ピッピー
 5コスト ファイアー・バード/ハンター 1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
→コスト3以下のファイアー・バード・サイキック・クリーチャーを2体まで、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
→コスト6以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。


星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン
 20コスト キング・コマンド・ドラゴン/ハンター 19000
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。
■相手のサイキック・クリーチャーは攻撃もブロックもできない。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。
 こうして墓地に置いたカード1枚につき、そのカードのコスト以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
■T・ブレイカー
■リンク解除
 (このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)




 フィニッシュパターンその2は《ドスコイ・イチバンボシ》。

  

ドスコイ・イチバンボシ
 5コスト(水&火) サイバー・ムーン/ビッグマッスル 5000 M・ソウル K・ソウル
■マナゾーンに置く時、このクリーチャーはタップして置く。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーを1体選んでもよい。
 そのターン、そのクリーチャーはブロックされず、シールドをさらに1枚ブレイクし、「パワーアタッカー+5000」を得る。


 《激沸騰!》環境下で召喚することで、「出る」「《激沸騰!》の効果で山札へ離れる」「《激沸騰!》の効果で再度出る」なので、3ブレイク追加できます!
 平たく言うと《激沸騰!》(Wブレイカー)とあと1体クリーチャーがいる状況で、《イチバンボシ》を召喚すれば、一気に《激沸騰!》がシールド5枚を破壊し、残り1体がとどめを刺すまで持っていけるわけです。



 たとえ《カモン・ヒッピー》や《ドスコイ・イチバンボシ》を引かなかったとしても、このデッキには「出した時」効果を持つ水と火のクリーチャーが大量に入っています。
 これらの効果を《激沸騰!》で2倍にできるので、それを繰り返せばいつの間にか大量の物量差が付き、ゲームに勝利するでしょう。




カード紹介

    

コーライル
 5コスト サイバーロード 2000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の山札の一番上に置く。


電流戦攻セブ・アルゴル
 5コスト アースイーター/サイバーロード/エイリアン 2000
■ブロッカー
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト5以下の、光、水、闇いずれかのサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。


激流アパッチ・リザード
 7コスト メルト・ウォリアー/ハンター 5000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト8以下の火または自然のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。


 水と火の「出した時」効果持ちクリーチャー。
 つまり《激沸騰!オンセンガロウズ》とコンボすることで効果が2倍!

 またコンボしなくとも普通に便利なカードでもあります。



   

隻眼の粉砕脚ポン吉
 3コスト ドリームメイト 2000 Kソウル
■S・トリガー
■マーシャル・タッチ
 (このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを1体、バトルゾーンから手札に戻してもよい。
 そうした場合、このクリーチャーの▼能力を使う)
▼相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する


分解屋ゲンナイ
 5コスト マシン・イーター 4000 Kソウル Wソウル
■マーシャル・タッチ
 (このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを1体、バトルゾーンから手札に戻してもよい。
 そうした場合、このクリーチャーの▼能力を使う)
▼パワー5000以下の光または水のクリーチャーを1体破壊する
■マナ爆誕7
 (このクリーチャーを自分のマナゾーンから、コスト7を支払って召喚してもよい)


 マーシャルタッチ持ちのクリーチャー。
 このデッキには「出した時」効果のクリーチャーが満載なので、それを手札に戻して再利用しましょう。
 もちろん《激沸騰!》とコンボすることで効果が2倍! 2体手札に戻せますし、そうすれば2体除去できます。



  

アクア・サーファー
 6コスト リキッド・ピープル 2000
■S・トリガー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。


 今更紹介するまでもない超基本カードですが。
 もちろん《激沸騰!》とコンボで2倍。

 ですが、このカードは珍しく自分のクリーチャーも戻せます!
 つまりマーシャルタッチのような使い方も可能ですし、マーシャルタッチには不可能な自分自身を戻すことも可能です!
 なので《激沸騰!》があれば「他のクリーチャーを手札に戻してから、2回目の効果で自分自身を戻して次のターンにも再利用」なんてできますし、《ハッスル・キャッスル》があれば毎ターン6コスト1枚ドローです。
 もちろんコスト的にそんなことをやっている暇はないと思いますが、もし《ロスト・ソウル》を撃ち込まれた場合や超消耗戦になった場合など、一応機会がないこともないと思われますので、頭の片隅に置いておいてください。



  

ハッスル・キャッスル
 5コスト 城
■城−自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。
 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。
 (「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
■自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
■この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。


 これまた超基本カードですが、とにかくクリーチャーを出すこのデッキとは相性バッチリです。
 たとえば《セブ・アルゴル》を出せばサイキッククリーチャーが付いてくるので2ドロー。
 もちろん《超次元エナジー・ホール》を撃てば、呪文の効果で1ドロー+サイキッククリーチャーが最大2枚で、合計3ドロー。
 《カモン・ヒッピー》でも最大3ドロー。
 マーシャルタッチとの相性もバツグン!

 もし《激沸騰!》が出せなかったり除去されたときは、こちらの物量作戦で勝ちましょう。
 もちろん《激沸騰!》とコンボした時は、さらにカードをドローできます!

 ちなみに超基本ですが、《青銅の鎧》を召喚した場合、ドローとマナ加速、どちらを先に行うかはプレイヤーが選べますので、つまりどっちが先でも問題ありません。
 《アクア・サーファー》やマーシャルタッチの場合も同様に、ドローと手札戻し、どちらを先に行うかを選べます。
 ですがこの場合はまずドローして、そのカードを確認してから、どのクリーチャーを戻すのが一番良いのかを考えるのが良いでしょう。
 《セブ・アルゴル》なども同様に、ドローしてからどのサイキックを出すか考えましょう。



「召喚」と「バトルゾーンに出す」の違いとは?

 最後にルールの再確認です。
 《激沸騰!オンセンガロウズ》と《サーファー》の例ですと、

1・《アクア・サーファー》を召喚、《サーファー》の効果でクリーチャーを手札に戻す

2・《激沸騰!》の効果で、《サーファー》が山札の上に。

3・《激沸騰!》の効果で、山札の上に置かれた《サーファー》がバトルゾーンに出るので、再度クリーチャーを手札に戻す


 一見、3から1にループして、無限に《サーファー》がバトルゾーンと山札を往ったり来たりできそうな気がします。
 が、これは不可能です。

 なぜなら、《激沸騰!》の能力は「クリーチャーを召喚した時」のみに発動するから。
 山札から戻ってくるクリーチャーは、「バトルゾーンに出す」であって、召喚ではありません!



 「召喚」とは
・手札からコストを支払ってバトルゾーンに出すこと
・または「召喚」と書かれている効果によりバトルゾーンに出すこと
です。
 ただ単に「バトルゾーンに出す」としか書かれていない場合は、「召喚」とはなりません。


 召喚の例(《激沸騰!》とコンボ可能)
・シールドトリガー獣は「シールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい」能力なので、召喚になります。
・ニンジャストライクは「このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい」能力なので、召喚になります。
・また、リベンジチャンス、ストライクバック、グラビティゼロも同様に「コストを支払わずに召喚」です。
・マナ爆誕は「自分のマナゾーンから召喚してもよい」能力なので、召喚になります。
・《蛇手の親分ゴエモンキー!》は「自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚してもよい」能力なので、召喚になります。




 バトルゾーンに出す(召喚ではない)の例(《激沸騰!》とコンボしない)
・連鎖は「そのカードが、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーであれば、バトルゾーンに出してもよい」能力なので、召喚ではありません。
・《大地竜機シロガシラ・ジュカイ》は「バトルゾーンに出してもよい」能力なので、召喚ではありません。
・《ヘブンズ・ゲート》や《ミラクルとミステリーの扉》は「バトルゾーンに出す」能力なので、召喚ではありません。
・《超次元〇〇・ホール》は「自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す」能力なので、召喚ではありません。

(なお、「バトルゾーンに出す(召喚ではない)」であっても「召喚酔い」はします)



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