カードファイト!!ヴァンガード研究所 (2012.7.1.) |
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黒鋼の戦騎カード紹介 スパイクブラザーズ《魔王 ダッドリー・エンペラー》デッキ「アバランチ・スタンピード(ピーキーモード)」
様々なクランが強化された「黒鋼の戦騎」。
その中から、ファンの多いスパイクブラザーズを使ったデッキを紹介しよう。
「黒鋼の戦騎」で加わった《魔王 ダッドリー・エンペラー》を徹底的に使いこなすため、かなりピーキー(挙動が極端)なデッキ構成になっているぞ!
◆今回のキーカードはこの2種類!
魔王 ダッドリー・エンペラー
グレード3 ワーカロイド ツインドライブ!!
トリガー:なし シールド:なし パワー:10000
■【自】【V】【リミットブレイク(4)】(あなたのダメージが4枚以上で有効):[【カウンターブラスト(2)】、あなたの手札から《スパイクブラザーズ》を2枚選び、ソウルに置く]
このユニットがヴァンガードにアタックした時、コストを払ってよい。
払ったら、あなたの山札から《スパイクブラザーズ》を2枚まで探し、ユニットのいない別々の【R】にコールし、その山札をシャッフルする。
■【永】【V】:このユニットが《スパイクブラザーズ》にブーストされた時、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。
なんといっても強力なのは、山札の中から好きなスパイクブラザーズを2体コールできるリミットブレイク。
もちろん、コールされたユニットはスタンド状態なので、攻撃順序を、リア→リア→ヴァンガード→リミットブレイク使用→リア→リア、とすれば、5回もの連続攻撃が可能だ。
ただし注意しなければならないのは、スペリオルコールできる場所は、「ユニットのいない場所」であること。
そのため、リミットブレイク使用前にアタックするユニットは、アタック後にフィールドからいなくなる必要がある。
しかし、この手の能力はスパイクブラザーズの得意とするところなので、全く問題にはならないだろう。
つまり、彼らとコンボだ。
これ以外の注意点は、リミットブレイクのときに手札を必ず2枚使うこと。
手札が1枚のみの時は使用できないため、手札を増やすことが苦手なスパイクブラザーズにとっては、地味に厳しい条件となる。
これを緩和するのが次のキーカード。
メカ・トレーナー
グレード0 ワーカロイド ブースト
トリガー:なし シールド:10000 パワー:5000
■【自】【R】:[ 【カウンターブラスト(1)】、このユニットを退却させる ]
あなたの山札からグレード1以下の《スパイクブラザーズ》を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
■【自】【V】:他の《スパイクブラザーズ》がこのユニットにライドした時、このカードを【R】にコールしてよい。
普段はブースト要因として働きながら、《エンペラー》のコスト分の手札が足らない場合に効果発動。
そうすることで、手札を1枚増やすことができるぞ。
■アバランチ・スタンピード(ピーキーモード) |
|
G3 7枚 | 4x 魔王 ダッドリー・エンペラー (スペリオルコール) | |
3x ジャガーノート・マキシマム | |
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G2 11枚 | 4x ハイスピード・ブラッキー | |
4x 至宝 ブラックパンサー (テキストなし) | |
2x パンツアー・ゲイル (エスペシャルインターセプト) | |
1x ダッドリー・ダグラス | |
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G1 12枚 | 4x ワンダー・ボーイ (テキストなし) | |
4x レックレス・エクスプレス | |
2x チアガール マリリン (ヒットされない) | |
1x メディカル・マネージャー (ソウルチャージ) | |
1x 指揮官 ゲイリー・ギャノン | |
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G0 20枚 | 4x 【引】陽気なリンクス (テキストなし) | |
4x 【☆】ソニック・ブレイカー (テキストなし) | |
4x 【☆】サイレンス・ジョーカー | |
4x 【醒】カンフー・キッカー (テキストなし) | |
4x 【FV】メカ・トレーナー | |
(このデッキは2012年6時点のカードとルールで作成されております)
ご覧のとおり、実は今回のデッキでは《メカ・トレーナー》はなんと「4枚」も採用されている!
「他のグレードの枚数を削ってまで入れる必要があるの?」と思われるのも当然。
しかし! 《トレーナー》には、手札増やし以外にも《トレーナー》である理由が複数ある。
(1)山札サーチ能力
グレード1以下のスパイクブラザーズならなんでもサーチできるため、汎用性がすこぶる高い。
特に、「黒鋼の戦騎」に収録されている《レックレス・エクスプレス》を手札に持ってこられるのが重要!
レックレス・エクスプレス
グレード1 ワーカロイド ブースト
トリガー:なし シールド:5000 パワー:7000
■【自】【R】:[ 【ソウルブラスト(1)】 ]
このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。
払ったら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000し、そのバトルのクローズステップ開始時、このユニットを山札に戻し、その山札をシャッフルする。
《エンペラー》のところで説明した通り、アタッカーには自分からフィールドを去る能力が必要。
その能力を持つグレード1のユニットがこの《エクスプレス》。
そして、《エクスプレス》を必要なタイミングでサーチできるのが《トレーナー》ということ。
もちろん、《エクスプレス》以外にも、
・ブースト要因としての《ワンダー・ボーイ》
・手札安定のための《指揮官 ゲイリー・ギャノン》
・ソウル補助に《メディカル・マネージャー》
・防御強化の《チアガール マリリン》
と、どのカードも低コストで手札に加えることが出来る、まさに「名トレーナー」といった仕事ぶり。
(2)序盤からのアタック補助
《エンペラー》の連続攻撃で一気に仕留めるためには、早いターンのうちに、相手にダメージを蓄積させなければならない。
しかし、相手ヴァンガードのパワーがちょっと高いからといって、グレード1をタテ1列に並べて攻撃をしようとすると、その後、前衛のグレード1が邪魔になってしまう。
だが、それを《トレーナー》なら回避できる。
序盤は《トレーナー》をブースト要因として配置し、グレード2以上のアタッカーを引いたら、《トレーナー》の効果を使用して退却させればOK。
(3)トリガー発動率アップ
《トレーナー》の効果でトリガーユニット以外を持ってくれば、山札内のトリガーユニットの比率は、わずかではあるけれどアップする。
1回で上がる確率は、状況にもよるが1%前後。
たかだか「1%」のアップかもしれないが、もし《トレーナー》で別の《トレーナー》を手札に加えて、さらに…と続ければ、より確率は上がる。
また、このゲームの場合、毎ターンのツインドライブ!!や、ダメージといった、トリガーチェックが多いため、この微量の確率アップでも見逃せないぞ。
(4)防御強化
シールド値が10000あるため、もし手札に余っても、強力な防御手段となる。
防御の薄いこのデッキにとって、重要な要素だぞ。
このデッキでは、《エンペラー》と《トレーナー》でしかカウンターブラストをほとんど使用せず、《エンペラー》もトドメのタイミングで1回発動するくらいなので、《トレーナー》用のコストはしっかりと確保されているぞ。
◆序盤
一般的なデッキよりもグレード1が少ないため、1ターン目のライドに失敗するかもしれない。
その時は、グレード0にライドして次のターン、《メカ・トレーナー》でグレード1を加えてでも、ライドを目指そう。
ライド後は、手札の《メカ・トレーナー》も積極的にコールし、果敢に攻め立てよう。
そのため、相手よりダメージが少ない状況が多いので、ヒールトリガーを全て抜いた、超攻撃型シフトになっている。
アタッカーが足りない場合は、ドロートリガーである《陽気なリンクス》や、完全ガードの《チアガール マリリン》を展開してもいい。
何よりも優先すべきは、《魔王 ダッドリー・エンペラー》が登場したときに、相手が疲弊している状況を作り出すこと。
理想は「毎ターン3ライン攻撃」!
◆3ターン目以降
序盤に攻撃態勢がとれていた場合、こちらのダメージが少なく、リミットブレイクしていないことも十分ありえる。
そんなときは気にせず、ブーストした《ダッドリー・エンペラー》のハイパワーで猛攻を仕掛けていこう!
魔王 ダッドリー・エンペラー
グレード3 ワーカロイド ツインドライブ!!
トリガー:なし シールド:なし パワー:10000
■【自】【V】【リミットブレイク(4)】(あなたのダメージが4枚以上で有効):[【カウンターブラスト(2)】、あなたの手札から《スパイクブラザーズ》を2枚選び、ソウルに置く]
このユニットがヴァンガードにアタックした時、コストを払ってよい。
払ったら、あなたの山札から《スパイクブラザーズ》を2枚まで探し、ユニットのいない別々の【R】にコールし、その山札をシャッフルする。
■【永】【V】:このユニットが《スパイクブラザーズ》にブーストされた時、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。
無理にダメージを受けようとしなくても、防御力が低めのこのデッキでは、すぐにリミットブレイクが発動する。
そこからが、このデッキの本領発揮!
相手のダメージと手札のガード値をじっくり計算して、ここぞ!というタイミングで一気に攻勢を仕掛けるぞ!
リアの攻撃→リアの攻撃→《ダッドリー・エンペラー》リミットブレイクで攻撃→《ジャガーノート・マキシマム》の攻撃→《ジャガーノート・マキシマム》の攻撃と続く、驚異の5連続攻撃!
これがスパイクブラザーズの必殺技、アバランチ・スタンピードだ!
具体的には、前衛リアガードに《ジャガーノート・マキシマム》、《ハイスピード・ブラッキー》、《レックレス・エクスプレス》といったエースアタッカーを配置。
リアユニットから順に、効果を使いながら特攻、つまり能力を使ってパワーを上げて攻撃、さらに山札に戻ることでリアのスペースを空けるのだ!
ジャガーノート・マキシマム
グレード3 ジャイアント ツインドライブ!!
トリガー:なし シールド:なし パワー:11000
■【永】【V/R】:他のあなたの《スパイクブラザーズ》の、ヴァンガードかリアガードがいないなら、このユニットのパワー-2000。
■【自】【R】:[【ソウルブラスト(1)】]
このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。
払ったら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000し、そのバトルのクローズステップ開始時、このユニットを山札に戻し、その山札をシャッフルする。
ハイスピード・ブラッキー
グレード2 ワービースト インターセプト
トリガー:なし シールド:5000 パワー:9000
■【自】【R】:[【ソウルブラスト(1)】]
このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。
払ったら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000し、そのバトルのクローズステップ開始時、このユニットを山札に戻し、その山札をシャッフルする。
レックレス・エクスプレス
グレード1 ワーカロイド ブースト
トリガー:なし シールド:5000 パワー:7000
■【自】【R】:[ 【ソウルブラスト(1)】 ]
このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。
払ったら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000し、そのバトルのクローズステップ開始時、このユニットを山札に戻し、その山札をシャッフルする。
そして、《ダッドリー・エンペラー》がアタック! リミットブレイクで、デッキから《ジャガーノート》2体を再コール!
(この時のトリガーチェックで覚醒トリガーが出たら、ブースト用の後列リアガードに使おう)
トドメの《ジャガーノート》2体がタッチダウンすればファイトは終了、ノーサイドだ!
◆各カード解説
パンツァー・ゲイル
グレード2 オーガ インターセプト
トリガー:なし シールド:5000 パワー:8000
■【自】:このユニットがインターセプトした時、あなたの《スパイクブラザーズ》のヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのシールド+5000。
ダッドリー・ダグラス
グレード2 オーガ インターセプト
トリガー:なし シールド:5000 パワー:9000
■【自】【R】:[【ソウルブラスト(1)】]
あなたのバトルフェイズ中、このユニットがRに登場した時、あなたの《スパイクブラザーズ》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。
払ったら、そのターン中、このユニットのパワー+5000。
《エンペラー》でスペリオルコールすることで、どちらも大切な仕事を果たすことになる。
《ゲイル》は、パワーこそ低いが、次のターンにエスペシャルインターセプトで、鉄壁の守りを見せてくれる。
《ダグラス》は《エンペラー》からスペリオルコールされればパワーアップし、しかも《ブラッキー》などのようにフィールドから去らないため、相手ターンにインターセプトできる。
相手を仕留められないと感じたときは、この2種類をコールするのも手だぞ。
◆改造するなら
本来であれば、最重要アタッカーである《ジャガーノート》は4枚採用したい。
しかし、《ダッドリー・エンペラー》を優先するため泣く泣く3枚で留めている。
もし、「《エンペラー》を減らしてもライドできる」というのであれば、《ジャガーノート》との入れ替えもOKだ。
元々、手札が足りなくなりやすいこのデッキでは、《チアガール マリリン》が使いにくい場合もある。
もしそれを嫌うのであれば、《マリリン》を《メディカル・マネージャー》に変更して、さらに攻撃的に行くのもありだぞ。
同じく攻撃的にという意味では、《猛将 ザカリー》の採用も視野に入れたい。
猛将 ザカリー
グレード2 ワービースト インターセプト
トリガー:なし シールド:5000 パワー:9000
■【自】【R】:[【ソウルブラスト(1)】]
このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、あなたの《スパイクブラザーズ》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。
払ったら、1枚引き、そのバトルのクローズステップ開始時、このユニットを山札に戻し、その山札をシャッフルする。
アタックヒット時にフィールドから消えて、手札が増えるため、《エンペラー》との相性も良い。
また、序盤に展開しても、フィールドからいなくなれば、相手から殴り返される心配もない。
ただ、ソウルを使うため、《マネージャー》のフォローが必要になるぞ。
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