遊戯王研究所 番外編(2009.11.26) |
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□動画のレシピ紹介 遊星編2版《スターダスト・ドラゴン/バスター》デッキ
うっす。いけっち店長です。
遊星編パック2の発売で、手に入りやすくなった《スターダスト・ドラゴン/バスター》(以下《/バスター》)、コイツを生かしまくるデッキをご紹介しましょう。
(《/バスター》って何?という人は、まずは2008年11月版の記事をチェックしよう)
相手のカードの、ありとあらゆる効果を毎ターン無効化してしまうという・・・超!強力なこのカード。
実際、一度敵に回してみないと想像しにくいかも知れませんが・・・本当に何もできなくなります。
どれを打ち消すかは、《/バスター》のプレイヤーが自由に選べるので、「致命的なもののみ打ち消して、あとはスルー」する事で、逆転を封じ、あとはそもそも攻撃力の高い《/バスター》で、殴り続けているだけで勝てます。
つまり、毎ターン、カウンター罠が撃てるようなものです。
断言しましょう。《/バスター》こそが、遊戯王5’Ds(遊戯王OCG)で、単体ではもっとも制圧力の高いカードであると。
もっとカンタンに言うと、1ターン目にこのカードが出てしまえば、その試合はもう、ほとんど「勝ち」といって過言ではありません。
そしてこのデッキは・・・高確率で、1ターン目に《/バスター》を召喚できてしまうのです!!
《スターダスト・ドラゴン/バスター》1ターン召喚デッキ |
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最上級(2枚) |
2x スターダスト・ドラゴン/バスター |
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上級(7枚) |
2x D−HERO ディアボリックガイ(準制限) |
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3x THE トリッキー |
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2x バイス・ドラゴン |
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下級(9枚) |
3x 終末の騎士 |
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3x バスター・ビースト |
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3x ダーク・グレファー |
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下級チューナー
(8枚) |
1x ゾンビキャリア(制限) |
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3x エキセントリック・ボーイ | |
2x クレボンス |
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2x サイコ・コマンダー |
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通常魔法(8枚) |
1x 増援(制限) |
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2x 闇の誘惑(準制限) |
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2x おろかな埋葬(準制限)
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3x 成金ゴブリン |
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速攻魔法(3枚) |
1x 緊急テレポート(制限)
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2x 手札断札 |
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通常罠(3枚) |
3x バスター・モード |
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エクストラデッキ |
シンクロ |
1x A・O・J カタストル(☆5)
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1x ゴヨウ・ガーディアン(制限:☆6)
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1x 氷結界の龍 ブリューナク(制限:☆6)
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1x ブラック・ローズ・ドラゴン(制限:☆7)
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1x アーカナイト・マジシャン(☆7)
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1x エクスプロード・ウィング・ドラゴン(☆7)
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1x X−セイバー ウルベルム(☆7)
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3x スターダスト・ドラゴン(☆8)
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1x レッド・デーモンズ・ドラゴン(☆8)
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1x メンタルスフィア・デーモン(☆8)
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1x ギガンティックファイター(☆8)
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1x ダークエンド・ドラゴン(☆8)
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1x A・O・J ディサイシブ・アームズ(☆10)
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| (このデッキは2009年11月時点でのルールとカード、9月1日付け禁止制限ルールで作成されております)
このデッキの使い方は、要約すると、
○1ターンで《スターダスト・ドラゴン》をシンクロ召喚する。
○《バスター・モード》をセットし、相手のターンのドローフェイズに発動、デッキから《/バスター》を出す。
○ところどころカウンターしつつ、《/バスター》で殴る。
これだけです。
何を打ち消し、何をスルーするかは相手デッキによって違うので、そこはプレイしているうちに、身に付けて頂きたいところ。
問題は、1ターン目に《スターダスト・ドラゴン》を召喚するテクニック。
パズルのような、シンクロ召喚の組み合わせを、いくつ覚えられるか? その時々に、どう組み合わせるか?
それがこのデッキを使いこなせるかどうかの、すべてと言ってよいでしょう。
■《スターダスト・ドラゴン》、さまざまな召喚パターン
○《エキセントリック・ボーイ》&Lv5モンスターでシンクロ召喚。
エキセントリック・ボーイ
☆3 風属性 魔法使い族 効果(チューナー)
ATK/800 DEF/200
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは手札のモンスター1体でなければならない。
このカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターは効果を発動する事ができず無効化され、フィールド上から離れた時ゲームから除外される。
○《ダーク・グレファー》を使って、手札とデッキから《ディアボリック・ガイ》&《ゾンビキャリア》を墓地へ送る。
そののち、墓地の《ディアボリック・ガイ》を除外して、デッキから《ディアボリック・ガイ》を特殊召喚。
手札1枚をデッキへ送って墓地から《ゾンビキャリア》を特殊召喚、《ディアボリック・ガイ》とシンクロ。《スターダスト・ドラゴン》に。
○相手にクリーチャーがいる場合、《バイス・ドラゴン》を特殊召喚。
手札から、または《緊急テレポート》から《サイコ・コマンダー》を召喚し、シンクロ。
バイス・ドラゴン
☆5 闇属性 ドラゴン族 効果
ATK/2000 DEF/2400
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。
○《THE トリッキー》特殊召喚。そして《サイコ・コマンダー》(《緊急テレポート》)。
THE トリッキー
☆5 風属性 魔法使い族 効果
ATK/2000 DEF/1200
手札を1枚捨てる事で、このカードを手札から特殊召喚する。
○《愚かな埋葬》で《ディアボリック・ガイ》を埋め、効果で《ディアボリック・ガイ》特殊召喚。《クレボンス》や《ゾンビキャリア》を通常召喚してシンクロ。
《スターダスト・ドラゴン》を召喚するパターンは、上記以外にも色々あります。
よほどの事がない限り、とりあえず1ターン目に《スターダスト・ドラゴン》をシンクロする事は、簡単にできます。
問題は、《バスターモード》か《バスタービースト》を引けるかどうか。
《手札断札》などを使う際にも、何を捨てるか、先にできる事はないか、よく考える必要があります。
(例えば、《ディアボリック・ガイ》の効果を先に行い、少しでもデッキを「圧縮」しておくとか・・・)
慣れるまでは、失敗の連続。
それに最悪の場合、「失敗している事に自分で気付いていない」という事もあり得ます。
ひとりで練習せず、友だち数人でわいわい言いつつ練習してみてください。
■最後に
断言します。1ターン目《/バスター》召喚の確率はかなり高いです。
我々は、40回テストして、33回、1ターン目の召喚に成功しました。
このデッキは、回ります。まずは、それを信じて下さい。
そうでなければ、このデッキをモノにできません。
■オマケ
こういった「相手に何もさせない系」デッキは、回った時のインパクトが強いので、ものすごくヤバく見えますが、もちろんどんなデッキにも弱点はあります。この《/バスター》も例外ではありません。
よく使われそうなカードでは、以下のようなものが対策となります。
○《/バスター》を召喚自体を邪魔される
たしかに先攻のときは高確率で《/バスター》を出せます。
が、後攻のときはどうでしょう?
相手も《月の書》で《スターダスト・ドラゴン》のシンクロ召喚を邪魔したり、各種罠カードで特殊召喚や《バスター・モード》を止めたり、妨害系のモンスターを召喚しておいたりと、全力で妨害してくるでしょう。
「召喚できれば強いモンスター」も、召喚できなければ意味がありません。
○墓地からの蘇生を封じられる
何かをカウンターして《/バスター》が墓地にいる時に、《D.D.クロウ》や《霊滅術師カイクウ》などで除外されてしまったり、墓地にいる間に《王宮の弾圧》が発動されたり、蘇生効果を《死霊騎士デスカリバーナイト》や《天罰》で止めたり、などなど。
(これらに関しては、こちらも《/バスター》2体目を召喚してしまえばほぼ問題ないので、できるだけ早く2体目を出しておきましょう)
(この他にも《/バスター》対策はありますが、そこまでは使用頻度が高くないと思われますので、今回はスルーさせていただきます)
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