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短期集中コーナー、「毎日ディメンションゼロ その5」

ディメンション・ゼロに関して毎日毎日、書きたいことが山のよーに出てくるのですが、
時間の関係で不定期に更新するコーナーです。

正式発売前の「毎日ディメンションゼロ その1」「その2」
エキスパンションI発売前の「その3」
エキスパンションI発売後の「その4」もよろしく。

■06/05/27 どうなる?! “仲間達の絆”のストーリー
 
 皆さん、ぜひ一度これを、ご覧下さい。
 
 オフィシャルホームページ
 初心者向きページ step4 「大迫力のプロモーションムービー」
 
 音楽は、D0のテーマ曲となっている「炎舞-Trance Bell-」 作曲:上松 範康(Elements Garden)。
 コマーシャルなどでさわりの部分だけ聴いた人は多いと思いますが、意外とまだ、通して聴いた人は少ない模様。
 すごくカッコいい曲なので、まだ聞いた事の無い方はぜひお聴き下さい。
 
 そういうわけで今回は、カードの内容などは関係なしに、D0の世界をご紹介したいと思います。
 
 





(イラストはクリックで大きくなります)

 
 画像は【支えあう絆】【立ち向かう勇気】。共にこのセット、“仲間達の絆”を表しているかのようなイラストです。
 
 図らずも、戦いの発端となってしまった【ピースキーパー・エンジェル(I-1)】を守り、【小さな刃マキリ(I-1)】【大いなる刃タンネピコロ(I-1)】【魔を払う者ホリプパ(I-1)】【プラズマキッド・ドラゴン(I-1)】【特攻戦鬼韋駄天丸(I-1)】の一行(時間稼ぎに残った【秋の風スムレラ(I-2)】も、後に合流!)は、青の大陸に到着します。
 が、そこでは、戦争を起こした張本人、【情報商人オウル・カーン(I-1)】が一行を捕らえようと罠を張り巡らせています。
 
 マキリ達一行はどうなるのか?
 同じく青の大陸に、情報収集のため訪れた、【妖魔の王子(I-1)】との邂逅は成るのか?
 
 また、吸血鬼【大公爵ラインハルト(I-1)】と【オウル・カーン】の同盟は、果たして何を生み出すのか・・・
 
 黒の大陸からの新勢力が、緑の大陸に出現。彼らの真の目的は?!
 
 赤の大陸では、赤と黒の同盟戦力が本格的に投入され始め、更なる激戦が繰り広げられ・・・
 そして対称的に白の大陸は平和なクリスマス。しかしその裏では、なにやら狂気の産物が・・・!
 
 
 以下、カードのイラストと共に、いくつかの設定、物語の流れをチェックしていきましょう。
 
 



(イラストはクリックで大きくなります)

 
 黒の大陸は、緑の大陸を攻めましたが、巨人族の参戦により一時撤退。
 ラインハルト(中間管理職)は作戦の失敗から【幻影王ルドルフ(I-2)】にコケにされます。
(第三期神祖と呼ばれる吸血鬼たちは、他はみんな引退して棺で寝ているのですが、ルドルフだけはいつまでたっても引退する様子がありません。いますね、こういう人)
 
 本腰を入れて戦力を強化するラインハルト。
 “シュレーゲル”のデビルクロック軍団も参戦、“コルビッツ”のドールも戦線に大量投入される事になります。
 
 今回、エキスパンションUでは、緑の大陸への再侵攻はまだ大掛かりに行われていないように見えます。(何かタンネピコロ達が野球をやってるイメージが強くて)
 その分、同盟国である赤の大陸へ、支援部隊としてドールが送り込まれているみたいですね。
 
 



(イラストはクリックで大きくなります)

 
 カード名は、【疫病戦鬼呪魂丸】。【毒霧戦鬼歌舞伎王】と同じく、黒のサラマンダー。
 こやつはロボットですが、疫病や毒物をばら撒く、「闇の魔力に汚染されたサラマンダー」のようです。
 赤の大陸から黒の大陸に戦力として貸し出されたか、赤の大陸で戦うため、黒の魔力によって強化された、というところでしょうか。


 こんな風に、今回のセットでは、各種族があちこちに引越ししています。各種族ごとのドラマを考えてみたり、フレーバーテキストから読み解いてみるのも、楽しいかもしれません。
 また、今回のセットのカードテーマは“種族”。まずはお気に入りの種族テーマで組んでみれば、デッキを組みやすいと思いますよ。
 
 
 



(イラストはクリックで大きくなります)

「ラインハルト様のご指示通り情報ギルドの株式は全資金を投入して購入済みです。はい、スキャンダルがすっぱ抜かれる前に売り抜けて見せますわ。」オフィス・レディ
 

 
 サキュバスの名前は、【レディ・ルージュ(I-1)】や【レディ・ジェラシー(I-1)】のように、「レディ・何たら」というのが定番でした。
 が、この「青のサキュバス」は、「何たらレディ」という名前。で、【オフィス・レディ】。
 
 しかも、名前の通り、本当にオフィスレディの仕事をこなしているようです。何だ、この設定(笑)
 そして、危うし情報ギルド。つまり、危うし、【オウル・カーン】・・・!!
 
 


(イラストはクリックで大きくなります)

 
 激しくイケメンな【妖魔の魔術士】。D0の女性ファン(ちゃんといますよ)に対するサービスとしか思えませんな。この色男め!(なぜ怒る)

 さて、問題は、こ奴めのフレーバーテキスト。
 衝撃的な内容です。
 

エビライダー 「君たち、未来を頼んだぞ。」
タンネピコロ 「おう! 任せときな。」
王子とメタルロブスターに別れを告げ、マキリ達は緑の大陸へと転移した。

 
 

 おおっと、エビです! 限りなくヒーローっぽい事言ってます! やはりいいところ持って行くのはエビなんでしょうか?!
 
 そしてどうやら、ストーリーは緑の大陸へ。すでに人気の【細い葉の柳シュシュ】などとの出会いが待っています。
 
 

シュシュが何度もバブルボックルに話しかけるのを見て、タンネピコロは心のノートにメモをした。「シュシュ、ドジッ娘属性っと。」
 
  
 
 そして、新たな世界での新たな出会いが、いつの日か世界を動かす大いなる力に・・・なるのか?
 
 これ以上のストーリーを読み解くのは、カードを揃えた人の楽しみのために、取って置きましょう。今回も楽しそうなフレーバーテキストがたくさんありそうです。
 
 そして、デッキを組み、自分自身の戦いのストーリーを組み立てるのは、これからの僕達ですね。



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■06/05/24 緑&青の大陸
 
 



(イラストはクリックで大きくなります)

【カオスビースト・ブレーメン】

種別:ユニット
種族:キメラ
タイミング:クイック
召喚コスト:緑1無4
移動コスト:緑1無1
パワー:7000
スマッシュ:1

効果:
このカードが手札からスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の自分のユニットを1枚選び、持ち主のエネルギーゾーンにフリーズ状態で置く。

1匹だけの音楽隊。泥棒たちをやっつけろ。

 

 カオスビーストってのは、ようするに“キマイラ”。
 世界各地の伝説にある、様々な動物を組み合わせた化け物がモデル。
 例えば、“スキュラ”は、美しい女性の上半身に、下半身は6つの犬の首と、12本の犬の足。
 “マンティコア”は獅子の体に老人の顔、サソリの尻尾にコウモリの羽、といった組み合わせだ。
 D0の“カオスビースト”は、それにさらに“機械”が融合したデザインとなっている。

 しかし“ブレーメン”とは!
 言うまでも無くこの場合の“ブレーメン”とは、「ブレーメンの音楽隊」という童話に出てきた、老いたロバ、犬、ネコ、雄鶏が、4体合体して泥棒を脅かした時の、「様々な獣の声を出す化け物」がモデルとなっています。
 この場合の“化け物”は、泥棒の妄想なのですが、“カオスビースト・ブレーメン”は、まさに悪夢の中から抜け出 てきたかのような、おぞましくもカッコいいデザイン。
 普通、犬やロバが折り重なってるデザインなんて、こんなにカッコよく描けませんて。
 開発時のデザイン指定の文章を見て、「中村さんも無茶言いおるなぁ。どんな絵なんだろ?」と思っていましたが、出来上がったこの絵を見て愕然。絵師の力は凄いもんです。


 さて、その能力も、相当に強力です。
 5コストパワー7000は、【カオスビースト・ゲンブ(I-1)】よりは小さいのですが、色拘束も少なく、なんといっても移動コストが小さいのが最高です。パワー7000オーバーで、移動コスト2はそうとう使いやすいですよ。
 【カオスビースト・マンティコア(I-1)】よりも【大巨人マグマ・ギガント(I-1)】を使うような、移動による盤面のコントロールを重視する人には、この軽さが解っていただけると思います。


 手札からスクエアに置く場合は、自分のユニットをエネルギーゾーンに送らないといけませんが、使い終わった【キューティー・バニー(I-1)】をさらにエネ加速に使ったり、破壊されそうになったユニットをエネルギーゾーンに送れば、むしろエネルギー加速しながら出てくるスーパーユニットに!
 もちろん、プランからプレイするときは、そんな面倒なことは考えなくてもOK。




【太古の繭(たいこのまゆ)】

種別:ストラテジー
タイミング:クイック
使用コスト:緑2無2

効果:
あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の自分のユニットを1枚選び、持ち主のエネルギーゾーンにフリーズ状態で置く。
あなたは自分のエネルギーゾーンにある使用コストがこの効果でエネルギーゾーンに置かれたユニットの使用コスト+2以下のユニットを1枚選び、この効果でエネルギーゾーンに置かれたユニットがあったスクエアに、フリーズ状態で置く。

 

 コイツはまた、緑にしてはトリッキーなカード!
 要するに、自分のユニットがクイックタイミングで「変身!」して、でっかくなって生まれ変わるのですよ。

 例えば、【象砲手バルカン】が、ズドーンと敵軍エリアに進んでいって、とりあえずスマッシュフェイズ。
 相手が次のターンにでも、
「じゃあ、スマッシュしてもらってエネルギーも増えたことだし、でかいユニットで踏み潰すか」
とユニットを【バルカン】の上にプレイしてきた途端、【太古の繭】超動! 【戦虎タイガーアイ】にチェンジ!
 こりゃひでぇ。たまらねぇ。ぜひキメたい戦術ですよ。

 他にも、突然【投擲戦鬼竜巻王(I-2)】に生まれ変わらせて、その辺のユニットをぷん投げまくったり、【草笛を吹くフェアリー(I-2)】を【大巨人ゴッドファーザー(I-2)】にして、とか。

 「エネルギー増やして、でかいユニット出して、押し込んで・・・」というシンプルな緑の戦術に飽きてきた方、ぜひこのトリックカードを使いこなして見てください。




【ギガント・ゴールドフィッシュ】

種別:ユニット
種族:ケラーケン
タイミング:クイック
召喚コスト:青2無1
移動コスト:青1
パワー:1000
スマッシュ:1

効果:
このカードがスクエアから墓地に置かれた時、あなたのエネルギーゾーンにあるカードが相手のエネルギーゾーンにあるカードより少ないならば、あなたは自分の山札の1番上のカードを持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。

マーメイドと銀行組合の協力をあおぎつつ、妖魔の王子は調査を開始した。

 

 青の小型ユニットがさらに増加。
 しかもこの能力は、小型速攻デッキがよくおちいる、「エネルギーゾーンにカードを置くとプレイするカードが減るし、かといってプレイしたらエネルギーが増えなくて困る」というジレンマを見事に解決してくれる一品です。
 ここまでコマがそろったなら、青の速攻デッキも侮れないことでしょう。
 【パラドクス・ストーム(I-1)】という決め技もありますしね。





(イラストはクリックで大きくなります)

【真空の魔氷バキューム(しんくうのまひょうバキューム)】

種別:ユニット
種族:ブリザード
タイミング:クイック
召喚コスト:青1無4
移動コスト:青1無1
パワー:7000
スマッシュ:1

効果:
このカードが手札からスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の自分のユニットを1枚選び、持ち主の手札に加える。

天空のマーケットでは、あらゆる大陸の手の者が天使たちを捕らえようと画策していた。天使たちの意向は完全に無視されており、それは白の大陸すら例外ではなかった。

 

 ついに青の使い勝手の良い大型ユニットが登場! パワー7000、2移動がたった5コストなんて、夢のようなスペックですよ!
 しかも、「自分のユニットを手札に戻す」効果は、むしろ便利テキスト。
 迎撃しようとしたユニットを回収されるのって、やられたほうはたまったもんじゃないですよ。

 【海底都市アトランティス】を設置して、【バキューム】や【サイレンス・スラッシュ】がその機動力を活かして走り回れば、そうとう盤面をコントロールできそうです。



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■06/05/22 白の大陸・3姉妹公開
 
 







(イラストはクリックで大きくなります)

 
 
 画像は上から、【サンバースト・エンジェル】【ムーンライト・エンジェル】【スターライト・エンジェル】。白のエンジェル3姉妹。これは人気出そうですねー。


 こんちは皆さん。“仲間達の絆”、もう予約されましたか?
 僕ももう、楽しみで楽しみで、待ちきれない状態ですよ。こう言うとなんですが、ぶっちゃけ、エキスパンション2の入っていないデッキを使ってゲームする気が起こらなくて、心はすでに1週間後です。
 特に僕は“ゴーレム”が好きでして。何といってもロボット好きですから。
 白と緑で組んで、でかさ合戦に持ち込むデッキを作ってみたいんですよね。
 にっくき【シャドー・ソウル(I-2)】は【ペガサス・ファーム(I-1)】で回避! 名付けてデッキ名、“スーパーロボット大戦・バイタルジャンプ戦術”!
 皆さんも、今までに公開されたカードを見て、アレもこれも使ってみたい!と期待が膨らんでいるところでしょう。

 先日公開された【絨毯爆撃】なんかも良いカードじゃないですか。エネルギー加速しつつデカ物破壊。エネルギーゾーン効果で【飛行戦鬼紅蓮朱雀(I-1)】【突撃戦鬼雷神丸(I-1)】【バン・ババン】とコンボ。とにかく便利!

 しかし、それでもあえて言っておきましょう! “仲間達の絆”には、まだまだとんでもないカードがいっぱいある!と。
 まとめて何ボックスも買っていきなり研究に入るか、少しずつ買って楽しんでいくか、それは皆さんの自由ですが、とりあえず言っておきたいのは、「うかつにトレードに出すと後悔することがあるかも?!」という事ですね。

 前回のエキスパンションTでは、【大巨人ゴッドファーザー(I-2)】や【幻影王ルドルフ(I-2)】の強さがなかなか広まらず、最初の頃にうっかりトレードに出してしまった人が、後から激しく後悔する、という事が全国的にあったようです。
 【戦虎タイガーアイ(I-2)】などは、当ホームページで「強いから持っておこう」と紹介していましたし、そもそも解りやすい強さだったため、皆さんパックで当てたら大切に持っていたようなのですが。
 実は【ゴッドファーザー】や【ルドルフ】、団結などなど、もっと様々なカードを発売後すぐに、こういった紹介記事で色々と解説して、お勧めしておきたかったのですが、そういった紹介記事を書く事に反対される意見が届きまして、それに対して慎重に対応を講じているうちに、初心者の中には価値がわからずトレードに出してしまう、といった悲しい事が起こっていたのです。

 よって、我々としては、あくまで僕たちが良いと思うカードについてですが、この毎日D0で行っているような「このカードは良い。大切にしよう」あるいは、「このカードはおもしろい、こんなデッキで試してみよう」といった紹介記事を書いていき、ユーザーの手助けを行いたいと思います。
 もちろん、僕たちがお勧めしたカードがすべてがトーナメント優勝デッキレベルの強力カードという訳でもないですし、時間の都合もありオススメしたいカードを全部紹介できるわけでもないでしょう。もちろん我々が紹介しなかったカードでも、ユーザーの皆さんが素晴らしい使い方を発見して、一線級のカードになるものも出てくるでしょう。
 しかし、ある程度の“指針”になるカードのお勧めはできると思います。

 要はテレビゲームの「攻略本」のようなものなのですから、使う使わないは自由。より深く楽しむための「とっかかり」として利用して下されば、我々としては幸いです。



 そんな訳で、今後の予告を少し。
 ここから発売日までの間に、オフィシャルやここで発表されるカードは、取って置きの強力カードが中心。毎日がサプライズとなるでしょう。
 特に、最終、26日に発表される、2体の赤のレアユニットと来たら・・・どちらも、人によっては「待ってました!」と飛び上がるような、実に爽快なカード!
 おそらく、今回の人気レアのひとつとなるのは疑いありません。

 そして、発売直後には、いくつかのカードをまとめてダーッと紹介していくつもりです。
 トレードの指標にお使い下さい。



 さて、公式の発売日は27日ですが、実際にはほとんどの小売店には26日に入荷。26日には発売しても良い、とオフィシャルで告知されていま すので、26日は各地で祭りが発生する事になるでしょう!
 僕は東京、カードキングダム蒲田店か練馬春日店にて、新弾をバリバリ開けて早速デッキを組みたいと思っています。
 腕に覚えのある方々にも、ぜひ、遊びに来ていただきたいと思います。新弾のカードを話題に盛り上がりましょう!
 ご来店頂ける方は、ぜひみなさんお誘いあわせの上、お集まり下さい。たくさんの方が集まれば、さっそく最新弾のデッキを試しまくる事が出来るでしょう!
 またその2店だけでなく、全国のカードキングダム各店や他のD0プレイヤーが集まるお店でも、きっと盛り上がるでしょう。
 ぜひ最寄のお店に行ってみてください。たくさんの人と一緒に最新パックを開けて盛り上がるのは、めったに出来ないすごく楽しいイベントですか ら。
 さあ、祭りの開催まであと1週間をきりました。わくわくが、止まりません!



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■06/05/18 新弾発売に向けて「D0って今、実際の所どうなってるの?」
 
 



(イラストはクリックで大きくなります)

 
 ディメンション・ゼロは、
 ○賞金制度
 ○プロ登録制
 ○本格的競技カードゲーム
 ○面白いゲーム性
 を武器に、カードゲーム界に斬り込んだ新作カードゲームですが、多くの「本物の、やりがいのあるカードゲームをプレイしたい!」というユーザーと、専門店としての気概を持つ、熱心なカードショップの方々に支えられ、現在のところ成功を収めていると言えそうです。
 とりあえず、今後も行けそうな良い感じ、って事ですわ。
 
 スタートダッシュの熱気が冷め、一時緩やかに下降した時期がありましたが、その後口コミなどで着実にユーザー数増加の方向に歩みが定まり、アニメや漫画のキャラクター人気に支えられていた従来の商品とは、一線を画したオリジナリティの高い商材として、市場に根付きつつあるようです。
 
 ディメンション・ゼロが売れている地域は、成熟したユーザー層と、なによりきちんと商品の魅力を伝える事のできる、専門店があるのが特徴です。
 
 簡単に言うと、売れている所と、売れない場所の違いが、激しく出る商品である、という事。
 お店が努力すれば、それが数字に帰ってくる商材と言えるでしょう。
 
 もちろんD0でだけと言うわけではないでしょうが、販売で名を上げたり、2店目、3店目を出すほどに大きくなったカードショップは、全国にいくつも出てきています。
 千葉のカードショップ“オーガ”様は、最初期からD0プレイヤーをガッチリと掴み、池袋にデュエルスペース100席を超える大型店を開店なさいました。
 大阪の“パブリック”様も、D0で活気のあるお店を作られています。
 当社カードキングダム各店でも、現在もなお、新たなD0プレイヤーが続々と増え続けています。
 面白いのは、「今までカードゲームをやった事の無かった社会人」の方もちらほらいらっしゃる事ですね。今まではこんなの、あんまり無かったと思います。
 
 当店でも「カードキングダムに来れば、遊び方を教えてもらえると聞いた」と遠くからわざわざいらっしゃる方も多いようです。
 売り上げ的にも、デュエルマスターズ、遊戯王、ガンダムウォーに加えて、もう一つの大きな柱となっています。
 
 ディメンション・ゼロというゲームは、魅力をきちんと伝える事が出来る店員がいれば、必ずお客が付いて下さり、そして、伝えるだけの魅力のあるカードゲームである、という事が、少しずつですが結果として出てきているという事ではないでしょうか。
 
 製作スタッフの末席に加えられている者としては、もちろんその分、ユーザーの皆様の期待と信頼に答えるべく、より頑張らないといけません。
 問題が発生する事を、100%防止する事は物理的に不可能ですが、問題があればすぐ修正したり、改正案を出したりして、「ゲームが楽しめる環境」を守っていきたいと、心掛けるようにいたします。



 さて、お堅い話はここまでにして、新弾のカードの解説いってみましょうか。
 



(イラストはクリックで大きくなります)

【商店街を守る獅子(しょうてんがいをまもるしし)】

種別:ユニット
種族:ライオン
タイミング:クイック
召喚コスト:青1無2
移動コスト:青1無1
パワー:3000
スマッシュ:1

効果:
バトルスペースのスクエアにあるすべての種族「ライオン」のあなたのユニットに以下の能力を与える。
『[青1] ≪クイック≫ あなたはこのカードを、ユニットのない自軍エリアの対象のスクエアに、フリーズ状態で置く。』

バードマンの企業家たちは、大陸を越えた業務提携にも積極的だ。

 

 
 むぅ。白の大陸で色々なモノを守っていた“ライオン”が、なにか狛犬みたいに“商店街”を守ってますよ。かわいいじゃないですか。そう来たか、中村さん!
 
 設定では、青の大陸に“ロック・フューラー財団”という、大手銀行の財団がありまして(ロックだけに、親玉はきっとバードマンでロック鳥。どんだけでかいんだろう)、そこと白の大陸が「業務提携」したって事で、いくつかの種族が大陸間を行き来してるわけですが、白の大陸からは“ライオン”が生きた防犯装置として貸し出されたようですね。
 
 白の大陸では「守り」よりもむしろ、【影を狩る獅子】や【焔を狩る獅子】のように自軍に踏み入った敵を倒す、「狩るモノ」として働いていた獅子たちですが、青の大陸に来て本来の「守る物」になって、何だか落ち着いてます。幸せそうに見えるのは気のせいでしょうか。
 

 さてこの“ライオン”の使い方ですが、難しく考えないで、フツーに使うとけっこう強いのです。
 【商店街を守る獅子】がいる状態で、【城門を守る獅子(I-1)】でも何でも良いから、とりあえずノコノコと中央エリアに進んで、スマッシュフェイズ宣言。(別に【商店街を守る獅子】本人でも良いのですが)
 相手が中央エリアにユニットを投げ込んできたら、能力起動して逃亡。
 フリーズして帰ってくるためそのターンは再びスマッシュにいけませんが、これで相手の迎撃要員はバトル空振りしてお陀仏。

 また、“ドール”の能力宣言に対応して、別のラインの自軍エリアに逃げる事で、ドールの能力から逃げ出す事もできます。
 すごい勢いで逃げ回りますよ。こいつら。

 また、青白デッキになりますから、中央エリアに来た敵軍ユニットを、【マインド・コントロール(I-1)】で自軍エリアにいる【影を狩る獅子(I-2)】や【焔を狩る獅子(I-2)】に無理矢理ぶつけるのもなかなかに楽しい戦術。
 【パラドクス・ストーム(I-1)】で入れ替えて、自軍エリアに引っ張ってきた敵ユニットを【狩る獅子】で横移動して踏み潰したりという戦術も、相手の目が点になって愉快です。
 むろん、【パラドクス・ストーム】で敵エリアに行った獅子は、都合が悪ければ【商店街】で自軍エリアに帰らせればオーケーです。



 青のカードをもう1枚。
 



(イラストはクリックで大きくなります)

【無限海溝(むげんかいこう)】

種別:ベース
タイミング:クイック
使用コスト:青2無3

効果:
[このカードを持ち主の手札に加える] 《ノーマル》 あなたは、このカードと同じラインのスクエアにある対象の自分のユニットを1枚選び、このカードと同じラインの相手のユニットのある自分のユニットのないバトルスペースの対象のスクエアに、リリース状態で置く。

 

 
 これは、重要なレアカードですよ。 
 【水底の歌劇場(I-1)】と同じく、ユニットをいきなり敵軍エリアまで送り込めるカードですが、実はまったく仕事が違います。
 【歌劇場】が「相手のユニットのいないスクエア」にユニットをプレイするのに対して、【無限海溝】は「相手のユニットのいるスクエア」にユニットを送り込みます。
 つまり、【戦虎タイガーアイ(I-2)】などの巨大ユニットで、相手のユニットを押しつぶして破壊しながら、トドメの致命的なスマッシュを叩き込む事ができるわけですね。

 また一度能力を使うと手札に戻ってしまいますが、これが必ずしもデメリットでないあたりもポイント。
 一度設置したラインから動かせない【歌劇場】に対して、相手ユニットのいるラインに設置しなおせるというメリットがあるのです!

 もちろん【歌劇場】と同じく、【秋の風スムレラ(I-2)】などのコロボックルとのコンボも健在。

 相手がユニットでスクエアを埋めてくるなら、【歌劇場】よりも強いかもしれませんね。
 新弾を買って引き当てたら、いきなりトレードに出したりせず、とりあえず使ってみる事をお勧めします。
 
 



(イラストはクリックで大きくなります)

【暗殺組合バット・ガイ(あんさつくみあいバット・ガイ)】

種別:ユニット
種族:バードマン
タイミング:クイック
召喚コスト:黒2無5
移動コスト:黒1無2
パワー:6000
スマッシュ:2

効果:
バトルスペースのスクエアにあるすべての種族「バードマン」のあなたのユニットに以下の能力を与える。
『[黒1、このカードを廃棄する] 《クイック》 あなたはこのカードと同じラインのスクエアにある対象のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを−6000する。』

 

 
 バードマン・・・コウモリだけど、バードマン。
 「おまえ鳥じゃないだろ?」ってな訳で黒のユニット。どっちつかずの寓話を思い出す、ひねった設定です。
 
 能力を見てとりあえず思うのは、もちろん、【玩具商人ペンギン・ポー(I-1)】や【宝石商人ファルコン・ケン(I-1)】といった『墓地に置かれたら1枚ドロー』能力を持ったバードマンたちと組み合わせて使うことでしょう。
 7コストは確かに重いと思いますが、いったん場に出てしまえば、パワーマイナス6000に耐えられるユニットはそうはいませんから、【ペンギン】たちが「相手を破壊して1ドロー」というトンでも能力を手に入れたのと変わりない状態に!
 しかも、【黄泉返りの呪法(I-1)】なんかで【ペンギン】たちを墓地から回収して・・・

 積極的にスマッシュしに行くことも可能ですし、敵軍エリアのユニットを退治することもできますから、コントロールデッキ好きにはたまらない、青黒バードマンデッキが組めそうですね。
 
 

【イビルアイ・ベイビー】

種別:ユニット
種族:ゴルゴン
タイミング:クイック
召喚コスト:黒1無1
移動コスト:黒1
パワー:1000
スマッシュ:0

効果:
このカードが使用コスト6以上のユニットにバトルでダメージを与えた時、そのバトル終了時に、そのユニットを持ち主の墓地に置く。

ゴルゴンは迫害され続けてきた。だから、新しい時代を求めてメビウスの下に集まった。

 

 
 馬鹿でかいユニットに泣かされていた人に朗報! たった2コストで相打ちです。
 プランゾーンから使いやすく、いざと言う時の除去カードとして、メタゲーム次第では大活躍してくれそうです。
 
 気になるのがフレーバーテキスト。
 すでに一部で人気沸騰の、【永遠の少年メビウス】に関するストーリーがうかがえます。
 彼は、【大公爵ラインハルト(I-1)】の手下ではない黒の大陸の新勢力として、そのカリスマを高めて行く事になるのでしょうか?!
 
 マキリ達の冒険も気になりますが、メビウスの行く末も気になります。ぜひ、エキスパンション2のカードを集めて、そのストーリーを解き明かして見て下さい。
 かっこ良過ぎですよ、コイツ。
 

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■06/05/16 君は見たか! ムラナコさんのD0漫画

 みなさん、アレは見ましたか。各カードショップに配られているフリーペーパー、“月間ディメンション・ゼロ”を!!

 



(画像はクリックで大きくなります)

 
 作者のムラナコさんは、ちゃんとD0のルールを理解し、自分でデッキを作ってプレイしているプレイヤーさん。
 
「例えば、【小さな刃マキリ(I-1)】が【グレン・リベット(I-1)】をなぎ倒すシーンとかは書かないですよね?」
と僕が訊くと、 
「もちろん! 例えばドラゴンなら、【バーニングスケイル・ドラゴン(I-1)】が一歩歩いて【ロマネ・コンティ(I-1)】と相打ちですよね」 
と返すナイス・ガイ。
 
 オマケに画力も十分。なんと、ものすごく精密な戦艦大和のイラストを、見本なしでスラスラ書ける、ホンマモンの絵描きスキルの持ち主です。
 
 ムラナコさんのホームページ

 
 メカが書けて、ドラゴンが書けて、そして、さらに、萌え絵が書ける!
 まさにD0にうってつけのイラストレーターさんと言えましょう。
 どうですか皆さん。いい感じですか。
 これが萌え絵しか書けない人だと、「何だかな」って感じですが、「一番好きなものは戦艦大和!!」と言い切る男の絵なら、なんだか萌え絵でも硬派に見えてきませんか。
 もしそう思っていただけるなら・・・ひとつ、このプレゼントを受け取っていただきたい!!
 ムラナコ先生作、ディメンション・ゼロエクスパンションU、“仲間達の絆”、期待のヒロイン、【細い葉の柳シュシュ】イラスト、公開!!
 
 



(イラストはクリックで大きくなります)

【細い葉の柳シュシュ(ほそいはのやなぎシュシュ)】

種別:ユニット
種族:コロボックル
タイミング:クイック
召喚コスト:緑1無2
移動コスト:緑2
パワー:4000
スマッシュ:1

効果:
バトルスペースのスクエアにあるこのカード以外の種族「コロボックル」のあなたのユニットに、以下の2つの能力を与える。
『加速(このカードは、第1バトルステップでダメージを与える。その後、第1バトルステップにダメージを与えていないユニットが、第2バトルステップでダメージを与える。)』
『このカードがスクエアから墓地に置かれる時、かわりに持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。』

 

 
(豆知識・今回登場する緑のコロボックルは、もともと緑の大陸に住んでいるという設定だそうです。だから木で出来た武器を持ってたりするんですね)
 
 安心しろ。コモンカードだ。
 ふう。コイツがレアだったら、どうなっていた事やら。カードショップで血で血を洗う抗争が。危ない危ない。
 
 何といってもディメンション・ゼロは、大人の人も趣味として楽しめるように作られた、硬派なカードゲーム。あんまりかわいらしい女の子のカードが多いと、「ああ、やっぱりそっちか」と見られてしまいます。
 だからあんまり、「あざとい」レベルの、いわゆる「萌え絵」はNGだと思うのですが、少しばかりの潤いとなる女の子の絵は、作品全体の「幅」を広げる結果となって、プラスなのではないでしょうか。
 “華”あってこその勝負の世界、とも言えるかもしれません。
 個人的には、【レディ・ハートブレイク(I-1)】や【ジャッジメント・エンジェル(I-1)】ぐらいの落ち着きが、好きなんですけどね。
 
 そんな訳で、女の子キャラで人気ナンバーワンの【魔を払う者ホリプパ(I-1)】なんかも、缶ジュースのイラストに使われたりして益々人気に。(オレンジジュースで色合いもばっちり)

 



(画像はクリックで大きくなります)

 
 このジュースはブロッコリーのイベント会場などで配られています。
 今度も、様々なイベントにて配られる予定のようです。
 飲んだ後は、ぜひレアな缶としてとっておきたいクオリティですね。
 


 さて、オフィシャルにて能力が公開された緑のカードは、【シュシュ】以外にもう1枚。
 【ジャイアント・スイング】。 
 



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【ジャイアント・スイング】

種別:ストラテジー
タイミング:クイック
使用コスト:緑2無4

効果:
あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のパワー6000以上のユニットを1枚選び、持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。あなたはこのカードを持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。
エネルギーゾーン効果(このカードがエネルギーゾーンにある場合、以下のテキストが有効になる。)
このカードがエネルギーゾーンから墓地に置かれる時、かわりに持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。

 

 
 このカードの注目すべき点は、「使った後、エネルギーゾーンに置かれる」という能力と、「エネルギーゾーンから墓地に置かれる場合、エネルギーゾーンに戻ってくる」という能力!
(もちろん無理に1つ目の能力を使わなくとも、普通にエネルギーとしてセットしただけで、エネルギーゾーン効果は発動します)

 特に2つ目のは、【大巨人コスモクエイク(I-1)】などで破壊されても平気なのはもちろん、【飛行戦鬼紅蓮朱雀(I-1)】や【突撃戦鬼雷神丸(I-1)】などで破壊されるエネルギーも、コイツにすれば問題なし!という、すさまじく“使える”能力!

 そもそも、パワー6000以上の強烈なユニットを除去できるカードなのですから、【戦虎タイガーアイ(I-2)】などへの対策にもなり、普通にデッキに積んでいてオーケーなところが素晴らしいですぞ。


 この「使った後エネルギーに置かれる」「破壊されてもエネルギーゾーンに帰ってくる」という、エネルギー破壊対策となるカード、実は他にあります。
 特に、赤のカードは【紅蓮朱雀】などともばっちりコンボするので使い勝手バツグン!
 もうすぐ公開される事になると思いますので、ぜひオフィシャルホームページや“カードキングダムラジオ”をチェックしてくださいね。



 そんな訳で、発売に向けて盛り上がってまいりましたエキスパンション2“仲間達の絆”!
 最近、じわじわとプレイヤーが増えている事実から(地域によるでしょうが、調査の結果D0プレイヤーはじわじわ増えています)、やはり確実に手に入れるため、地元のお店にきっちりと“予約”を入れておいた方が良いかもしれません。マジで。
 売り切れてしまってから嘆いても仕方ないですよ!



→ディメンションゼロ研究所

→当店大会結果

→通信販売
 

 



■06/05/15 白の大陸はクリスマス! 衝撃の“ツリー”を見よ!

 オフィシャルホームページにて、ついにエキスパンション2のカードが公開され始めました。
 カウントダウン方式で、毎日2枚ずつ(土日のぞく)公開されていきます。
 本日15日に公開されたカードは・・・
 
 



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【聖母宮の魔女(せいぼきゅうのまじょ)】

種別:ユニット
種族:セイレーン
タイミング:クイック
召喚コスト:白1無6
移動コスト:白1無2
パワー:6500
スマッシュ:2

効果:種族「セイレーン」のあなたのユニットが手札かプランゾーンからスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+4000する。
 
「嘘! お母様が私をデリートしようとするなんて…」
ホリプパとタンネピコロは、呆然と立ち尽くすピースキーパーを同時に射線から突き飛ばした。

 

 
 青の大陸から、白の大陸に来ているセイレーン。彼女達は、青の大陸有数の財団、“ロック・フューラー財閥”と白の大陸の業務提携により、「魔法を使ったサポート係」として派遣されて来ているそうです。
 転送魔法なんかが、重宝されてるらしいですな。

 
 能力ですが、これは自分自身がスクエアに置かれたときも(セイレーンがスクエアに置かれたので)発動するスグレモノ。
 自分のほかのユニットをパワーアップしてもよいのですが、自分自身をパワーアップすることもできるので、こんなことも。

 たとえば、相手の【戦虎タイガーアイ(I−2)】が自軍エリアまで前進してきたら、それにスタックして【聖母宮の魔女】をプレイします。

 すると、

○「聖母宮の魔女」のプレイ解決 → 「+4000効果」がスタックに乗る。

○「+4000効果」解決 → 【聖母宮の魔女】が10500にパワーアップ!

○【タイガーアイ】移動解決 → 8500がなんぼのもんじゃい! 返り討ちじゃー!


  となるわけですね。
 
 ただしこの効果、中央エリアにいる相手ユニットにぶつけた時は、

○「聖母宮の魔女」のプレイ解決 → ルールエフェクトによりバトル発生 & 「+4000効果」が予約される
 
○「タイガーアイ」とバトル! 残念ながら6500では勝てません・・・
 
○バトル後、「+4000効果」を発動! えーと誰をパワーアップさせましょう?


ということになるので、自分自身以外にユニットがいないと意味がありません。

 
 「クイックタイミングでユニット強化!」が好きなプレイヤーさんは、青白セイレーン&ゴーレムデッキなんか、良さそうですね。
 
 
 



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【クリスタル・パラダイス】

種別:ベース
タイミング:クイック
召喚コスト:白2無2

効果:[このカードを持ち主の手札に加える] 《クイック》 あなたは、このカードと同じラインのスクエアにある対象のユニットを1枚選び、以下の能力を与える。『このカードは対象にならない。』
 
白の聖王に関する予言が報告されて以降、マザー・パレスは天使たちに警戒の目を向け始めた。

 

 
 なんと、手札に戻す事で効果を発動させるベースです!
 
 「手札に戻す? どうやって使うの?」と思われるかも知れませんが、けっこう汎用性が高くて面白いですよ。
 例えば、ヒマな時に、「とりあえず」出しておく事が出来ます。
 効果発動後には、また別のベースを張ることもできます。
 手札の枚数によって発動する様々な効果(例えば【スカルティラノス(I−2)】とか)を狂わせたり、何より置いておくと「いつ使わせるか」と、相当のプレッシャーになります。
 
 この【クリスタル・パラダイス】は、簡単に言えば、置いておける【選ばし勇者(I−1)】。
 【選ばれし勇者】を使うためには、白2無色1のコストをキープしておかなければなりませんが、【クリスタル・パラダイス】なら、貼ってさえおけば、いつでも残りコストを気にせず使用する事が出来ます。
 
 “ドール”や除去カードが良く使われる環境で、サイドボードや、場合によってメインから使われる事になる、人気のカードになるかもしれません。
 


 さて、何だか全体的にカラフルな、今回の白の大陸の絵を見て頂いて、なにか感じませんでしたか?
 白の大陸は、何かのお祭りなんだろうか?とか。

 そう! 白の大陸は今、クリスマスなのです!
 
 赤と緑の大陸で激戦が繰り広げられ、青・黒の大陸で様々な暗躍がなされている今、何と白の大陸ではクリスマス! 
 平和ですねぇ。
 
 さらに、緑の大陸と白の大陸の同盟の結果、緑の大陸から“シードマン”が平和の使徒として送られ、白の大陸ではガーデニングがブームに。
 シードマンもクリスマス用に改造され、こんなんなっちゃいました。
 



【クリスマス・ツリー】
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 すげえ!
 クリスマス・ツリーがこんなにカッコ良く書かれたのって、初めてのことじゃないでしょうか。
 しかしそれでも、なにげに武装されているところが、“マザー・パレス”の狂気を表しているようで、怖いですね。

 



■06/05/12 エキスパンションU“仲間達の絆”編連載開始!! 第1回 「仲間達の絆」とは?!

 お待たせしました。毎日ディメンションゼロ記事連載、ついにエキスパンションU編に突入いたします。
 実際のカードの数値データなどは、例によってオフィシャルが先行。
 その後、そのカードの具体的な使い方などはこちらでご紹介。
 それとは別に、イラストの画像などはこちらで、どんどん公開していきます。

 第1回となる今回は、「“仲間達の絆”はどうやって作られたか? どんなテーマがあるのか?」をご説明したいと思います。

 



エキスパンションIIのカード
【弾幕を張るロザンナ(だんまくをはるロザンナ)】

(イラストはクリックで大きくなります)

 【弾幕を張るロザンナ】は赤の大陸のユニットで、種族がドール。
 赤の大陸で“ドール”が大暴れ!? 大陸を越えた、種族の活躍が新たなデッキのシナジーを生む!


○エキスパンションIIからが、真のディメンション・ゼロだ!
 当ホームページを細かくチェックしている方には、もうとっくにお読みいただけたでしょう。エキスパンションII通販予約受付のコーナー に、なにげにスゴい事が書かれています。

 エキスパンション2からが、真のディメンション・ゼロである理由。

 「お客様の声に答えて作りました」という商品が、他業界にはたくさんあるのに、なんでカードゲームではそーゆーのが無かったのか。僕 にはそれが、ずっと不満でした。
 だからディメンション・ゼロでは、ユーザーと作り手の距離を、可能な限り縮めたいと考えて、僕なりに活動してきました。
 メーカーのトップである木谷会長までもが、延々とガンスリンガーを続け、ユーザーと直接ふれあい、一緒に遊ぶ中で様々な発見、意見交 換を繰り返し、それが商品開発に生かせるようになってきたのが、この、エキスパンションU“仲間達の絆”からなのです。

 それ以前のセットは、ディメンション・ゼロ発売前に作っていたのですから、皆さんの意見を取り入れる事は、物理的に不可能でした。
 が、これでようやく、ここからやっと、「ディメンション・ゼロは、ユーザーの意見を取り入れて作ったゲーム」と言えるようになったの です。
 詳しくは、こちらの記事(エキスパンションII通販予約受付のコーナー)をお読み下さい。
 【蕗の葉の豪邸】 の画像も見れますよ。


○で、具体的にはどんなセット?
 相当インパクトがあるセットです。
 単純に強い、と言うより、「ユーザーの意見」を取り入れて作った物なのですから、「こんなカードが欲しい!」と思われていた、まさにそのモノなカードや、現環境を大きく変える事が間違いないカード、新システムカードが大盛りです。

 まず、皆さんのご希望により、赤が激しく強化。
 単純に強いわけでなく、新システム、新能力によって、黒や緑に対して突き刺さる戦術が取れるようになった、という感じです。つまり、相性が少し出た、という事ですか。

 白のユニットは、除去カードへの耐性を手に入れ、一筋縄では倒されないやっかいなやつらが多数出現。

 黒も緑も新たな力となるカードを確実に手に入れています。

 そして青・・・ユニットの移動はスクエア上のみにとどまらず、さらにユニットの移動場所を増やし、あちこちを行ったり来たりすることでしょう。
 盤面の戦局を読む事に血煙を上げる、濃いD0プレイヤーはお楽しみに。


○世界設定は?
 上記で触れるべき事だったかもしれませんが、“仲間達の絆”はそのタイトル通り、「種族同士の同盟によるパワーアップ」を示しています。
 ストーリー的に言うならば、
「彼らは同じ大陸同士と言うよりも・・信じあう(または利用できる)、仲間達と共に戦う道を選んだ」
というお話。

 具体的なパワーアップ内容や、種族ごとのストーリーについては、今後、各色ごとにご紹介していきたいと思います。

 戦いを止めるために旅立ち、青の大陸に降り立ったマキリ達(ホリプパ、スムレラ、タンネピコロ、ピースキーパーエンジェル他)の運命は?
 (どうしてスムレラがいるのか? それはまたあらためて)
 オウル・カーンに追い詰められた一行を助けるのは、“あのお方”?!
 ラインハルトとオウル・カーンって、ちゃんとした同盟なのかしら?!
 黒の大陸から緑の大陸へ、新たな勢力が・・彼らは今後、どう動くのか!
 そして緑の大陸で野球ブーム到来。白の大陸はクリスマス?!

 続報、お楽しみに!!

 



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