□新型ナイトデッキ“オールナイト”
なんだか、ここのところ毎回、新弾が出るたんびに新型のナイトデッキを紹介してる気がするぞ(笑)
→□発売前なのにいきなり最強種族説?! ナイトデッキを手に入れろ!! 『騎士降臨』
→□スーパーデッキ“アルカディアス・ナイツ”を完全攻略!
→□30弾でナイトデッキを強化しよう!“よくばらナイト・謙虚な騎士”
まあ、毎回強化されるから当たり前なんだけどね。
とはいえナイトも、「これが正解っ!」というのがなくって、いろんなタイプのナイトデッキが見られるようになってきた。
特に今弾は、火文明や自然にもナイトが入って、まったく新しい形のナイトデッキが生まれつつあるようだ。
そういったタイプは今後紹介するとして(良いものが出来れば)、今回は、比較的オーソドックスで、作りやすいナイトデッキを紹介しよう。
「普通の、ナイトデッキ」だ。しかし・・・地味でも、マジで強いぞ。
■今夜はフィーバー。踊ろうダンシング“オールナイト” |
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クリーチャー 17枚 |
4x 魔光ドラム・トレボール |
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4x 魔光騎聖ブラッディ・シャドウ(Gゼロ) | |
4x 天雷の導士アヴァラルド公 |
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3x 魔光王機デ・バウラ伯 |
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1x 魔光死聖グレゴリアス | |
1x 邪眼皇ロマノフI世 |
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進化4枚 |
4x 幽騎士ブリュンヒルデ |
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呪文15枚 |
2x 魔弾ソウル・キャッチャー |
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4x 魔弾グローリー・ゲート |
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4x 魔弾バレット・バイス |
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3x 魔弾デュアル・ザンジバル |
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1x 魔天降臨(S・トリガー)
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1x デーモン・ハンド(S・トリガー) |
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クロスギア4枚 |
4x 至宝オールイエス |
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(このデッキは2009年4月時点のルールと、31弾までのカードで作られています)
■光の騎士《ブリュンヒルデ》と踊ろう!
実は、このデッキの主役はこいつ!
幽騎士ブリュンヒルデ
2コスト レインボー・ファントム/ナイト 5000
■進化−自分のナイト・クリーチャー1体の上に置く。
■自分が呪文を唱えた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
呪文を使うたびに相手をタップ。このデッキではもちろん、ほぼ毎ターン呪文を使いまくる事になる。
出てくる相手を毎回すぐにタップし、《幽騎士プリュンヒルデ》で攻撃して破壊・・・と、完全制圧していけるのだ。
んが、しかし今までは、肝心の《幽騎士ブリュンヒルデ》の攻撃力が5000しかない、という致命的な弱点があった。
これではせいぜい、序盤に出てくる《青銅の鎧(CDP3)》や《クウリャン(27弾)》、《解体人形ジェニー(CDP3)》等の「出た時に仕事が終わるクリーチャー」しか相手にできない。
ドラゴン・デッキに対して《コッコ・ルピア(DMC47)》を破壊し、ドラゴンが出てくる足を引っ張る事が出来ても、どうせすぐにでっかいドラゴンが出てきて、「タップ&破壊作戦」も、通用しなくなってしまう。
《光器ペトローパ(CDP2)》で強化するという手もあったにはあったが・・・正直もうひとつ、だった。
というわけで30弾まででは、なかなか活躍の場を与えにくかった《幽騎士プリュンヒルデ》だったが・・・31弾において、超!強力な武器を手に入れたのだ!
その名は! 《至宝オール・イエス》!!
至宝オール・イエス
2コスト クロスギア:サムライ
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■これをクロスしたクリーチャーのパワーは+4000され、「ブロッカー」を得る。
■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、相手の手札を見ないで1枚選び、捨てさせる。
見よ! この脅威のスペック!
はっきり言って俺は、初めてこのカードを見た時、目をこすったね。
「花粉症のおかげで、眼がかすんできたのかな・・・?!」とマジ思った。
たった2マナで、パワー4000プラス、アンド、ブロッカー能力付与。
オマケの能力がまたヒドい!! タダで《ゴースト・タッチ(18弾)》が撃てるって書いてるよ!!
と、言う事は・・・・・
《プリュンヒルデ》にクロスしておけば、常にパワー9000以下のクリーチャーを破壊しまくる事ができ、そのたんびに相手の手札をランダムに破壊出来るということ!
相手は、クリーチャーを出すと破壊されるわ、持ってると《バレット・バイス》で捨てさせられるわという、どーしよーもない状況に追い込まれるわけだ!
今引きで《デーモン・ハンド(HCP)》などを使い、《ブリュンヒルデ》を除去しても一時的なもの。《ソウル・キャッチャー》を使うまでもなく、《グローリ・ゲート》などですぐに次の《ブリュンヒルデ》が出現する。
パワー9000を超える、でかいクリーチャーが出てきても、《デュアル・ザンジバル》と合わせればパワー13000までも破壊可能!!
そもそも、そんなでっかい進化クリーチャーやゴッドを出そうとしても、進化元やゴッドの片方が出た時点で《ブリュンヒルデ》が押しつぶしている。ぶっちゃけほとんど脱出不可能だ!!
《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー(28弾)》? タップされてシールドフォースを割られるとタダの人っすよ!
■実は、様々なデッキと闘えるオールラウンダー!
クリーチャーを出してこない、たとえばマナ破壊デッキやコンボデッキ、除去デッキなんかに対してもかなり強い。
《ドラム・トレボール》からの最速3ターン目《バレット・バイス》で相手の手札はズタズタ。《デ・バウラ伯》で回収して連打してやれば、相手は「今引き」で闘うしかなくなる。
そもそも、3マナあれば動き続けるデッキだから、マナ破壊はほとんど意味をなさない。
相手の手札が無くなって、自分の手札がある程度増えた所で《魔天降臨》を撃てば、「相手はマナが0枚。こっちはある程度マナがある」という状況になり、そのままポカポカ殴って終わらせることができる。トリガーを踏んでも気にしない。相手はどうせ、動けないんだから。
魔天降臨
6コスト 呪文
■S・トリガー
■各プレイヤーは自分自身のマナゾーンにあるカードをすべてそれぞれの手札に戻し、同時に、自分自身の手札をすべてタップしてそれぞれのマナゾーンに置く。
速攻デッキ対しては、毎度おなじみ《ブラッディ・シャドウ》ががっちりガード!
《ソウル・キャッチャー》を引けば、ぶっちゃけ負ける要素は見当たらない!
■唯一の弱点は・・・・・
・・とまあ、実際弱点らしい弱点が見当たらない強力デッキ!のように見えるのだが、実はわりと深刻な弱点がある。
・・・・《オール・イエス》をなかなか引けないのだ。
気付いていると思うが実は、《オール・イエス》はナイトではなく“サムライ”!
しかもクロスギアなので、《アヴァラルド侯》でも《グローリーゲート》でも手札に加えることができない!!
いや実際、ものすごい勢いで、何枚も何枚もデッキの下に埋め込まれていくことになってしまうのだ!
ふつーに、ふつーのドローで運よく手に入れるしか、ないのだ。
(ゲーム開始時の初手にあった場合、絶対にマナに埋めてはいけない! マジで!)
水文明を入れて、普通に《魔弾オープン・ブレイン(28弾)》などを使うと簡単に手札に入ってくるのだが、ジェネレートにもクロスにも「光・闇」が必要なカードなので、3色にすると明らかに使い勝手が悪くなる。
これはもう、自分の引きの強さ、「人間力」を信じるしかないね。
■看板に偽りあり?!
「オールナイトっていうから、デッキの全部のカードがナイトだと思ったのに。ウソつき!」
・・・と思った人・・・多分いるでしょう。
うん。正直言うと僕も最初は、「すべてのカードがナイトカードで作られたデッキを作り、“オールナイト”と名付けよう! やべぇマジかっけぇええ!!」と思って作り始めたのだが・・・・《至宝オールイエス》のあまりの強さに、もう、どうしても必要だと・・・。
しかし悩んだのはホンの30秒ほどだった。
だって、《至宝オールイエス》に「オール」って入ってるじゃん。
「《オールイエス》を使うナイトデッキだから、『オールナイト』。よし! 解決! やっほー!」
いえーい。
ところでどこかに、「サタデー」とか、「ジャパン」って書いてるカード、無いかしら。いや、特に意味はないけど。
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