TOPヴァイスシュヴァルツ研究所第84回(2013.9.24)

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□『ラブライブ! 《音ノ木坂学院3年生 にこ》デッキ』

 前回(→(『アクセルワールド《黒雪姫》(ブラック・ロータス)デッキ』))に引き続き、レベル1帯での動きが重要なデッキをご紹介します。


 今回は大人気の「ラブライブ!」から、「にこ」を中心としたデッキです。
 レベル1帯でレベル2のキャラを出す事ができるため、早い段階から高パワーのキャラを出す事ができます。

 レベル1に上がった直後からパワー10000以上を簡単に出す事ができるため、作品ファンだけでなく、「とにかく高パワーでアタックしたい!」という方にもオススメです。
  

 
 では、デッキレシピはこちら!


■《音ノ木坂学院3年生 にこ》デッキ

  
 
Lv0 キャラ
Lv1 キャラ
LL/W24
Lv2 キャラ
Lv3 キャラ
CX
このデッキは2013年9月時点のルールとカードで作成されております。

LL/W24 = ブースターパック ラブライブ!

 

 
◆使い方ポイント

 「ラブライブ!」は多くの「チェンジ」持ちが存在します。
 このタイトルのチェンジタイミングは「クライマックスフェイズ」であり、入れ替わったターンすぐアタックできるのが大きな強みです。


 しかし「チェンジ」するにあたり、ちょっと問題となるのが、そのチェンジ用コスト。
 早出しという強力なギミックであるため、コストを多く消費してしまうわけです。


 そこで重要となるのが、「チェンジ」に必要なコストを代わりに払える能力を持ったカード。
 序盤から無理なアタックをせずにチェンジできるため、有用です。



  

音ノ木坂学院3年生 にこ
 Lv0 コスト0 トリガー0
 パワー2000 ソウル1 音楽・オタク
■【永】 あなたが自分のキャラの『チェンジ』のコストを払う時、このカードの下のマーカーを、ストック1枚のかわりに控え室に置いてよい。
■【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を、このカードの下にマーカーとして置く。
■【自】 このカードがアタックした時、あなたは自分の《音楽》のキャラを2枚まで選び、そのターン中、パワーを+500。



 舞台に出た時、山札上1枚をマーカーにできます。
 これをチェンジコストとして使用できるため、比較的お手軽に「チェンジ」が可能になります。


 効果はそれだけではなく、アタック時、「音楽」2枚まで+500できます。

 「他の」とは書かれていませんので、自分自身も強化することができるのもポイントです。
 2500は決して大きいとは言えませんが、他のキャラを強化しつつ、自身の強化も可能なのは案外使いやすかったりします。





 で、肝心なレベル1帯での「チェンジ」元と先はこれらのカード。


     

“僕らのLIVE 君とのLIFE”矢澤 にこ
 Lv2 コスト2 トリガー1
 パワー8000 ソウル1 音楽
■【自】 他のあなたの《音楽》のキャラがアタックした時、そのターン中、このカードのパワーを+1000。
■【自】 アンコール [あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く]
 (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠に【レスト】して置く)



密かな企み にこ
 Lv1 コスト0 トリガー0
 パワー4500 ソウル1 音楽・オタク
■【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは他の自分の《音楽》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
■【自】 チェンジ [(3) このカードをクロック置場に置く]
 あなたのクライマックスフェイズの始めに、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の控え室の「“僕らのLIVE 君とのLIFE”矢澤 にこ」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。



 パワー8000のクロックアンコール持ちなので、バトルに負けても復帰がわりと簡単。


 しかも他の「音楽」アタック時に+1000されるため、

 他の「音楽」アタック
 →2枚目の、他の「音楽」アタック
 →《“僕らのLIVE 君とのLIFE”矢澤 にこ》アタック、合計+2000で、パワー10000!


 最後にアタックするだけでパワー10000に!


 ↑でも触れましたが、クライマックスフェイズに入れ替わるのですぐにアタックができます。
 相手に強力なカードが出てもこれで倒せますし、もし「助太刀」で返り討ちにあってもクロックアンコールでお手軽復帰!



 その代わり3コストというかなり重いチェンジコストが問題ですが、そこを《音ノ木坂学院3年生 にこ》でカバーしてやりましょう。

 



 チェンジ元である《密かな企み にこ》も、登場時に他の「音楽」に+1000できるので他のカードの突破力にも貢献できます。
(他のチェンジ元を強化しても、チェンジすると別のカードになるので無意味な点は注意しましょう)

 単なるチェンジ元ではなく、優秀な効果を持っているので終盤まで使っていけることでしょう。

 






◆レベル2帯でも「チェンジ」!

 レベル2になったら、次はレベル3カードへの「チェンジ」狙いましょう!



      

μ'sの牽引役 穂乃果
 Lv2 コスト1 トリガー1
 パワー7500 ソウル1 音楽・お菓子
■【自】 チェンジ [このカードをクロック置場に置く]
 あなたのクライマックスフェイズの始めに、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の控え室の「高坂 穂乃果」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。
■【自】 チェンジ [(2) このカードをクロック置場に置く]
 あなたのクライマックスフェイズの始めに、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたは自分の控え室の「“僕らは今のなかで”μ's」を1枚選び、このカードがいた枠に置く。



“僕らは今のなかで”μ's
 Lv3 コスト2 トリガー1
 パワー10000 ソウル2 音楽
■【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時か『チェンジ』で舞台に置かれた時、
 あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
■【自】 このカードがアタックした時、クライマックス置場に「きっと青春が聞こえる」があるなら、
 あなたのキャラすべてに、そのターン中、パワーを+3000。



 レベル3の回復効果持ちに「チェンジ」できます。

 とかいいつつ、「ラブライブ!」の「チェンジ」はチェンジ元がクロック送りになるため、「チェンジ」で出しても回復して、実質クロック数は変わりません。


 これも当然「チェンジ」なので、《音ノ木坂学院3年生 にこ》でチェンジコストを肩代わりできます。

 



 また、このカードも自ターン中のパワーに特化しています。

  

 《きっと青春が聞こえる》がある状態でアタックすれば、自分キャラ全てが+3000!
(クライマックスの全体+1000&ソウル+1があるので、実質さらに+1000)
 効果発動に他のコストは必要ないため、2枚並べば全体+6000!!(実質+7000)

 かなりの高パワーを出すので、盤面の制圧でも大きく貢献してくれるでしょう。
 


 しかし、相手ターン中はただのパワー10000。
 最近はレベル2帯のパワーラインが大きく上昇しているので、ちょっと心もとない数値です。

 「チェンジ」で出しても実質クロック回復はありませんし、基本的には「どうしても倒したい相手キャラがいる」「このタイミングで相手の盤面を崩したい」時に「チェンジ」するにしましょう。



 とはいえ、相手ターンのフォローができないわけではありません。
 定番のレベル応援でカバーしてみるといいでしょう。


  

音ノ木坂学院3年生 絵里
 Lv2 コスト1 トリガー1
 パワー5000 ソウル1 音楽・生徒会
■【永】 応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+X。
 Xはそのキャラのレベル×500に等しい。
■【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、他のあなたの《音楽》のキャラが4枚以上なら、
 あなたは自分の山札の上から1枚を、ストック置場に置いてよい。



 ようするに「舞台の5枚目として出す事で、ストックが1枚増える」です。
 条件を満たせば、実質0コストで登場とも考えられますね。



 舞台が埋まっているタイミングでストックが増えても普通あまり旨みがありませんが、このデッキは「チェンジ」を多用します。
 ストック数はいくらあっても困らない上、増えたストックをすぐ消費し、「ストックに埋まったカードがクライマックスかも?」という心配を消すことができます。

 「チェンジ」できない場合で埋まったカードを処理したい場合、「集中」等で掘り出してやるといいでしょう。


 これもうまく使ってストックを計画的に運用しましょう。




◆最後も「にこ」!

 ゲームも大詰め、ここで最後の詰め、トドメ用カードの出番です!


  

アイドルオタク にこ
 Lv3 コスト2 トリガー1
 パワー10000 ソウル2 音楽・オタク
■【永】 このカードの正面のキャラのソウルを−1。
■【自】[(2) 手札を1枚控え室に置く]
 このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたはコストを払ってよい。
 そうしたら、あなたはそのキャラをクロック置場に置く。



 バトル相手を倒した時、手札1枚と2コストを払うことで、そのキャラをクロック送りにできます。

 コストは重めですが、バトルで倒すことが確実に相手のクロックを増やす(≒ダメージを与える)ことになるため、強力な詰め能力となります。
 


 しかも、「自分のターン中」とかは書かれていないので、なんと相手ターンでも効果を使うことができます!

 相手がバトルで負け覚悟の捨て駒アタックをしてくれば、それをクロック送りにできるのです。
 手札とストック数が許せば、「助太刀」で返り討ち→クロック送り、という可能性もあるため、相手も気軽にバトルを挑むことができない事でしょう。


 また「正面にソウル−1」能力もあるため、あらゆる所から厄介な存在です。
 
 
 レベル3としては平凡なパワーなのでサポートは必須ですが、うまく使いこなして勝利を掴みましょう!








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